※FAQ。 CAUTION: このコーナーにはネタバレが多く含まれていますのでご注意下さい。 ・「なぜLFをやめたの?」 最も聞かれることの多い質問ですが、最も答えにくい質問でもあります。 諸説あってリスナー間での統一見解は出ていませんし、いずれにしても当時の状況を知らないと理解できない話になってしまいます。また、聞かれたから親切で教えてあげようとしているのに、「教えるな」と怒る人もいますので、面倒さ倍増です。でも、これを何度もを繰り返すのにはいい加減疲れたので、これから先「ここを読め」で済ませられるように、わかる範囲の話を総合しておきます。これが全てではありませんが、大きく外してもいないはずです。 Dに怒鳴りつけられてばかりの*ANNが過ぎ、*Oh! デカに最も勢いがあった日々。伊集院は自由に番組をやっていました。リスナーには好評でしたがスタッフには不評でした。CDメーカの営業は「フリートークが長引いて曲がカットされる」と嘆き、構成作家は「俺の本なんか無視して普通だもんな」と不満を募らせ、制作は「局を挙げてのキャンペーンなんだから協力しようよ」と泣き、スポンサーは「金を出してるのに悪口かよ」とご立腹。そんな状況を編成が黙って見ているはずもなく、幾度となく話し合いが持たれていたようです。そのたびに衝突は激しさを増し、ついに*宮本局長と決定的な喧嘩別れをし、局を二分する争いになります。しかし局内は局長につけば利益があるが伊集院についても利益のない人ばかり。結局、伊集院はLFを追い出される形でやめることになります。そこでもひと悶着あり、3月いっぱいのつもりで*ホリプロがその時間帯に仕事を入れたところ、後番組のパーソナリティの調整がつかなかったため1ヶ月延長となり、かぶる時間帯は録音でしのぐ事態が発生しました。Oh! デカ打ち切り後、TBSとTOKYO FMがオファーを出し、伊集院はTBSでラジオに復帰しました。 当時、伊集院は「この局のこの時間は、誰がやってもそこそこの数字はとれる」と言っていました。LF上層部もそう認識していたようです。しかし5年たった今では、それが誤りであったことは明白です。伊集院はすっかりTBSラジオの顔となりました。*深夜のバカ力は勿論、*日曜大将軍でも驚異的な聴取率を叩き出し、上層部も伊集院におまかせ状態、改編のたびにテレビレギュラーまでもらっています。かたやLFは伊集院の抜けた穴を埋められませんでした。後番組は半年しかもたず、その次の番組はモノでリスナーを釣るようになり、LFでは禁じ手のはずだったアニラジに手を染め、ANNのネームバリューにすがってそれを汚すありさまです。当然の報いでしょうけどね。 生まれた局を出よう 今日から嫌いになろう a kidsstation 未練はあるけど