アトラ語録

かなり主観が入ってますので、出資の参考にはなさらないように(笑)。
走らなくても責任を負えません。




第12回 シルクツアー2002旅行記(2002.7.13〜14)

1日目(7月13日)

今年の当歳展示は、富川分場と明和分場の2カ所で展示することになった。基本的に、明和分場は早田牧場生産馬がほとんどで、富川分場は他の馬が多いようだった。
どちらの展示場でも昨年より時間が長く、じっくり見ることができた。また、今年から写真撮影の時間も設けられ、会員の声が反映されていると感じた。
今年のツアーには作田調教師が参加。会員の質問にいろいろ答えていて、「腰の高い当歳はまだまだ馬体的に成長する要素が高い」など、当歳馬の見方を説明していた。

●富川分場
富川分場では、2組に分かれて展示。
1組目は2-1、2-3、2-4、2-5、2-6、2-7、2-8、2-10
2組目は2-9、2-11、2-12、2-13、2-18、2-25、2-28

1組目でよく見えた馬は2-8(母バレリーナチュチュ)。ただ、気性はうるさそう。以前天栄に行ったときにスタッフに聞いた話だと、マーベラスサンデー産駒の特徴として、牡はうるさく牝はおとなしいということを聞いたが、まさにその通りだなあと感じた。
パンフレットで期待していた2-10(母レン)は、実馬を見る限りそれほどでもない。グラスワンダー産駒は総じて成長が遅いような気がした。反対にアドマイヤベガ産駒は良い馬が多い。

2組目では、2-13(母マローラ)が一番良かった。値段的には割高だが、牝馬の割には馬格があるし走ってもおかしくない。また、2-18(母シルクフレアー)も同様によく見える。値段や入厩先を考えれば、富川分場展示馬の中では一番いいかな?
一応チェックしていた2-9(母ピアグレイス)は良くも悪くもなし。パンフレットよりはよく見えた気がする。

2-82-8 2-102-10

2-132-13 2-182-18

2-92-9

●明和分場
続いて明和分場での展示。明和では3組に分かれて展示。
1組目は2-2、2-14、2-15、2-16、2-17
2組目は2-19、2-20、2-21、2-22
3組目は2-23、2-24、2-26、2-27

1組目は、当歳の中でも最も良い馬がそろっていた印象。特に、2-16(母シルキーグランス)は、パンフレットよりも良く見せていた。間違いなく当歳のBT産駒では一番良いなあと感じた。
良かったのが2-15(母クイーンオブタイム)。筋肉質の体は、父タバスコキャットの影響が大きいのか? しかもバランスも良い。まったくのノーマークだったが、急遽出資候補馬に加えることにした。
2-2(母ヴァイスオンアイス)はパンフレットよりはかなり良い印象。ただし、遅生まれのため、まだ成長は遅め。これからどう変わっていくのかをじっくり見てみたい1頭だ。

2組目では、断然に2-20(母シーヴィーナス)。アドマイヤベガ産駒の中でもこれが一番良く感じた。ただ、厩舎が最近信用してないところなので、出資を躊躇…。他の厩舎だったら多分出資していただろうなあ。
2-22(母トロピカルシルキー)ははっきり言ってよくわかんない。良くなりそうな気もするし、悪くなりそうな気も…。これも今後じっくり成長を見たい1頭だ。

3組目では、2-27(母ビワナタシュカ)。この兄弟は本当に良く似ている。ただ、去年もこの牝馬に出資したんで、今年は見送り。今年もBTを受胎したそうなので、牡馬が生まれてシルクで募集されることを期待したい(でもそうなったらビワに行ってしまう?)。
2-26(母シルキーパレード)は、グラスワンダー産駒では一番良く見えた。ただ、桜井氏があまりにもこの馬を押していたので、反対に穿って見てしまう(笑)。

全体として、今までの当歳募集では一番出来の良いラインナップと感じた。今までになく出資候補が多く、どの馬を削ろうかと考えたくらい。この夜は出資候補選定に時間がかかった。

2-162-16 2-152-15

2-22-2 2-202-20

2-222-222-272-27

●CBスタッド&パーティー
CBスタッドの種牡馬はほとんど入れ替えなし。というかいなくなった馬はいても新しく入った馬はゼロ。見るべきところなし。他の会員もまったく見てない人が多く、来年以降予定を考えてもいいと思う。

パーティーは、若干今年の成績がいいためか、去年ほどの悲壮感はなし。また、クイズなどもなく、プレゼント抽選と来賓による馬の見方講座が行われた。ただ、どうしてもツアーなので、馬の悪いところは一切言わない(当たり前だけど)。この辺は個人的に牧場めぐりしないと情報を得られないね。
ちなみにプレゼントでは四位ジョッキーのTシャツが当たり、ちょっと満足。

2日目(7月14日)

2日目は1歳馬の展示。今年は北海道市場のセリ会場で行われた。場所は広くて大変良く、途中でWINS静内(セリ会場の隣)との行き来もできるので、馬を見ない人は馬券も買える。ただ、去年の当歳馬が見られないことには大きな不満が残った(これが当歳に出資している楽しみなのに)。人手が足りないということだったが、これについては改善して欲しいということをクラブに伝えた。
当歳馬にいい馬が多かったので、1歳馬は一通り見ただけ。1-68(母カッティングウェイ)だけは気になっていたので、実際にじっくり見学、パンフレットと同様、品があるように見えたので出資を決めた。
他に良く見えた馬は1-30(母クィーンオブケン)1-38(母ムーンライトグラス)あたりか?
結局、2-2、2-15、2-16、1-68に出資決定。
この値段でこのレベルの募集馬が続けば、シルクもだいぶ復活しそうな印象を持った。


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