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1997年12月7日に川崎市中小企業婦人会館にて開催した「第20回川崎保育のつどい」は、天気にも恵まれて500人を超える参加者で、盛況でした。
午前中は、ホールにて全体会を開催、『自分が大好きといえる子に −今,子育てで本当に大切にしたいこと−』と題し、東京大学助教授の汐見稔幸氏による記念講演を行いました。ホールいっぱいの500人を前に、汐見氏自身の子育て体験を交えた熱意とユーモアあふれる講演で、大好評でした。
午後は、子どもと遊べる楽しいものや学び語り合うものなど5つの分科会に分かれて、それぞれ有意義な時間を過ごしました。
☆スケジュール
9:30 開場
10:00〜10:30 オープニング・セレモニー
@楽しい歌
A実行委員長挨拶
B川崎市長挨拶(代読)
C市議会各会派挨拶
10:30〜12:00 講演会
『自分が大好きといえる子に
−今,子育てで本当に大切にしたいこと−』
12:00〜12:30 実行委員会からのアピール「”保育のつどい”が始まるまで」
13:30〜16:00 分科会
その他の企画
☆今年の新たな試み
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1979年から始まった保育のつどいは、今回で20回目を迎えました。
毎年いちから実行委員会を組織し、創り上げてきた積み重ねが20回となりました。ここまでの道のりは子育てと同様、一生懸命手探りを繰り返してきたのではないかと思います。
私自身ここ数年保育のつどいに携わってきて、毎回お配りしているアンケートや反省会、また、準備の実行委員会の中で保育のつどいに対するさまざまなご意見を聞いています。その中には多くの不満と大きな期待があります。
「参加してよかった、またこよう」と思えるようなつどいを創ってください――とよく言われます。もちろん、常にその思いで準備を進めています。そのためにも準備・運営自体が過度の負担にならないように毎年少しずつですが改善をしています。
別のご意見として「子育てに関する問題提起をし、意識改革をしていける大切な会としてこれからも続けてほしい」というのがありました。保育者と保護者が日頃の思いを語り合い、子育てのいろいろな問題を考え、また、他の人の意見に耳を傾けることのできる場。そんなつどいの意義を力強く応援してくれる言葉だと思いました。
問題意識をもつ、意識改革をしていくというのは子育てに限らず世の中を少しでも良い方向へ進めるために不可欠だと感じます。保育のつどいが一歩でも半歩でも、そのきっかけになればと願っています。
最後に、毎月の実行委員会に参加してつどいを創りあげて下さった実行委員の皆さん、それに役割分担で準備の実務にご協力いただいた各園の保護者の方々にお礼を申し上げて、わたくしの挨拶を終わります。
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汐見 稔幸氏 東京大学教育学部 助教授
1947年大阪生まれ。著書に「地球時代の子どもと教育」(ひとなる書房)「すてきな子育てしませんか」(労働旬報社),共著に「父子手帳」(大月書店)など多数。3人のお子さんの父親でもあり,保育園父母の先輩でもあります。ご自身の経験も交えながら,楽しいお話しをしていただけると思います。TV,雑誌でも活躍中。
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第一分科会「太鼓をたたけば心は晴れる −来年の夏はあなたが主役−」(川崎区担当)みんなで思いきり太鼓をたたきましょう。ストレス解消にもってこい!太鼓の基礎を習って,園のお祭り 親子で活躍。

指導 「鼓空」の先生方場所 ホール(ステージ側)曲目 「太鼓ばやし」 |
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第二分科会「食事の大切さ − 子どもにとって食事とは −」(幸区担当)助言者 磯佳恵子先生(戸手保育園栄養士)
どうして朝食は食べなければいけないの?親が忙しいから,いつも一人で食べてるの・・・・。食事の状況はさまざまです。それぞれの食事についての状況を出し合いながら,こどもの心の栄養としての食事について深めてみませんか?

第三分科会「今、これだけは知りたい」(宮前区担当)@”延長保育,ここが知りたい!”親も子どもも安心して保育園生活を送るために
A”子どもの生活,ここが知りたい!”一人で悩まないで,みんなで考えよう

第四分科会「手作りおもちゃ −親子で作って遊ぼう−」(中原区担当)牛乳パックやトイレットペーパーの芯,フィルムケースなどを使って車や人形・楽器を作りたいと思います。遊ぶコーナーを設け,最後にはお楽しみコーナーとして,楽しいひとときを一緒に過ごしたいと思います。

第五分科会「みんなちがう、みんないっしょ、みんななかま」(多摩・麻生区担当)保育園に入って仲間が増えた。泣き虫,弱虫,きかん坊。肌の色の違い,障害のある子。いろんな子がいて,どれも個性のはず・・・・なのに。もしもそのせいで困っていたり悩んでいるなら,勇気を出して声を聞かせてほしいんだ。

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1 実行委員より開会のあいさつ
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2 パネラー紹介 |
3 パネラーより5分間程度のスピーチ
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4 司会者からの質問
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5 Gさんからの返答
何より、日本人はこちらが聞かないと、何も教えてくれない。もっと人のために積極的に何かしようという考え方があったらいいのではないか。 |
6 Tさんの返答
子どもが例えば文化的な理由で差別されるとか、子ども自らが乗り超えるには壁が高いというときには、親がある程度介入する必要があると思う。 |
7 司会
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Nさん
普通の子にくらべ、かなり発達は遅れているが、今までできなかったことができると大喜びで、その喜べるということを幸せに感じて子育てをしている。 |
9 参加者からの感想
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10 参加者から、パネラーへの質問
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11 Nさんの回答
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12 参加者からの感想の続き
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13 Nさんよりの回答
仲間作りについては、私も日本に来てから友人ができない。インドやチベットでは、たまたま隣り合わせた人でも、誰でもが友人。自分の知っていることは、たとえその人が聞いていなくても、話してあげるものだ。まず、声をかけるということからすべてが始まる。 外国人の食事の問題については、日本とチベットではかなり状況が違うようだ。しかし、衣食住はもちろん、誰でも幸せになりたいという願いは世界中同じ。それを子どもに教えれば、子どもは人のことをよく理解する力を身につけられる。親が家で人間性について教えてあげることが大事だ。 |
14 Tさんの回答
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15 実行委員よりコメント
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16 司会からのコメント
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17 実行委員からのコメント
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18 保育園職員からのコメント
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19 参加した障害児の母からのコメント
また、親が子どもの前で平気で先生の悪口を言っていたりする。親が言うことは、子どもはそのまま受け止めてしまう。 今、親が子どもの世界に介入しすぎている気がしている。少年野球だって大人たちの中で子どもがやらされているような印象がある。本当に子どもたちは自主性を育んでいっているのだろうか。 また、将来教員を目指す学生には、全員障害教育というようなものを学習する機会を受けられたらいいなと思う。実際に教師になって初めて障害児を目にするというのはどうか。それから現在、特殊学級に通うためには、在席証のようなものを書かされる。それっておやしいと思うのだが。 |
20 Nさんより回答
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21 Gさんより最後に一言
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Tさんより最後に一言
また、保育園の帰途、子どもから一日の出来事を、なるべく良いことも悪いことも丁寧に聞き出し、元気に毎日を過ごせるように、間違ったことはきちんと教えられるように努めていきたい。 |
Nさんより最後に一言
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Gさんより追加で一言
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実行委員会よりまとめ |
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分科会の話し合いによって,私自身がマイノリティと呼ばれる人達のことを過剰に意識しすぎていたことに気付きました。外国人,障害のある子だけでなく,母子家庭,老人介護,双子や三つ子の子育てをしている人,その他,誰もが何らかの重荷を背負いつつ,毎日を生きているのだと思います。それをそれぞれの『個性』という言葉でくくることは,ちょっと飛躍があるかもしれません。それよりも,お互いが”すねに傷持つ”人間同士として,お互いの痛みを理解し合えること(Gさんのお話)。生活の忙しいサイクルからちょっと距離を置いて,自分の周囲の人たちのことに少しだけ目を向けてみること(汐見先生のお話)。そして子どもを追い立てずに,じっくり考える時間をつくってあげること(Nさんのお話)。これらすべては,自分の気持ちの余裕の問題なのだと発見した気がしています。実行はなかなか難しそうですが,イライラと流れる毎日をここでストップして,今年はもうちょっと生活すること自体を楽しんでみたいと思いました。また,週末にはTさんを家に招いて,おいしいお酒でも飲みたいと思っています。 以上 |
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当日展示された全56園の保育園紹介パネルをすべて掲載します。
川崎区(9園)
幸区(10園)
中原区(11園)
高津区(13園)
宮前区(6園)
多摩区(4園)
麻生区(3園)| ページの先頭へ戻る |
当日は、保育を準備し、午前中は100人近くのお子さんが過ごしました。午後は父母といっしょに分科会に参加するお子さんが多かったため、30人程度でした。
保育体制は、保育園保母を責任者にすえて、日ごろ保育に関わっているアルバイトさんを主体とて、取り組みました。
事故もなく無事に過ごすことができましたが、特に午前中はお子さんの人数も多く、反省すべき点もあり、今後改善していこうと思っています。
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はじめての試みとして、おもちゃ屋さんの出店を行いました。木のおもちゃを創作されている「無垢工房」さんです。当日は、アイデアいっぱいのオリジナル商品を持参いただきました。
商品の面白さ、「無垢工房」さんの子ども好きの人柄など、とっても好評でした。
当日販売したおもちゃリスト|
商品名 |
御値段 |
特徴 |
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にぎりだま |
¥700 |
木曽ひのきでつくったおしゃぶり |
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迷子のお守り |
¥600 |
じどうしゃの形をした迷子札で10円玉を納めておけます。いざというときに。 |
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ならべっこ |
¥1800 |
自分流に色の玉を並べ替えるおもちゃ |
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カラコロじどうしゃ |
¥2500 |
カラフルなタイヤの押し車 |
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天使の手型 |
¥15000 |
誕生の記念にフレームから手形が外せる昔の自分と握手! |
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ぽっくり |
¥2400 |
昔懐かしい缶ポックリの木製版。素朴だけど大切な遊びです。 |
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ログ積み木 |
¥15800 |
ログハウスを作るような感覚で作る積み木です。平面から立体そしてバランス遊びへと発展していきます。 |
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おにぎりセット |
¥3000 |
なら・かば・せん・たも・くるみ・しな 6種類の材質で作った木のおにぎりです。にぎったり、重さの違いや色の違いを楽しめます。 |
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おにぎりのうたCD |
¥1000 |
木のおにぎりを更に楽しむために作りました。リズムに合わせて「おにぎりにぎにぎ」 |
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おでかけ積み木 |
¥13800 |
アタッシュケースに入ったヒノキの積み木(60ピース)外で積み木をしよう! |
リスト以外にも、ミニ臼、ダンボールのおもちゃなど、お知り合いの方の商品を御持参いただきました。
「無垢工房」さんからのメッセージ「川崎保育のつどい」に参加させていただきありがとうございました。
私は、主に創作活動を行っているので、販売が専門ではないのですが、年に3〜5回ほど各地の集会や研修会に参加させていただき販売活動を行っています。その中で、今回初めて参加させて頂きました「川崎保育のつどい」で感じたことは
以上のように私にとっては良いことづくめでした。
1点だけ気づいたのは、想像以上に子ども達が大勢いて、暇を持て余している姿が目 に付きました。そのことで保護者の方々が集中できないでいる気がしました。この点で来年以降は何かお手伝いを出来るよう検討したいと思います。
楽しいつどいに参加させていただき本当にありがとうございました。
宣伝を一言無垢工房では下記のしごとをしていますのでご興味のある方はお気軽にご一報ください。お待ちしています。
オリジナル商品の企画・製造・販売(通信販売・卸し)
オーダーメイドの木のおもちゃをつくります。
保育園用のテーブル、椅子、ロッカー、下駄箱などをご予算にあわせてつくります。
家庭用の家具全般をご要望をお聞きした上で制作します。
記念品の企画・デザイン・制作をご予算にあわせて行います。
連絡先無垢工房 野出 正和
email:muku@isnet.or.jp
tel :0429-77-1889
fax :0429-77-1998
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当日の感想より
講演会について
第1分科会「太鼓をたたけば心は晴れる」について
第2分科会「食事の大切さ」について
第3分科会「今、これだけは知りたい」について
第4分科会「手作りおもちゃ」について
第5分科会「みんなちがう、みんないっしょ、みんななかま」について
「学童保育相談コーナー」について| ページの先頭へ戻る |
第20回川崎保育のつどい経過報告第19回の反省を受けて、各区の保護者会連絡会と各保育園保護者会、市職労民生支部、学童保育連絡協議会、川崎保育問題協議会に呼びかけて、5月から全市の実行委員会をスタートさせました。
「”保育のつどい”ってなあに?」「負担が大きくて大変」という率直な声も出された第1回の実行委員会で、「つどいに参加をして悩みを話したり、ほかの保育園の事を知って元気づけられた」「大変でも作り上げるものがあることは大切」「親と職員が一緒に作り上げる場を大切にしたい」「いろんな人が参加できるようなものにしたい」ということを確認して、準備を進めてきました。
今回は、20回目という節目の年でもあり、また児童福祉法が改正されるなかで開催されるということ、さらに子どもたちを巡る状況が大きく変わり痛ましい事件も多発していることを考えて、今までの経過を振り返りながらこれからの川崎の子どもたちの明日(未来)を見つめられるようなものにしたいという思いでやってきました。
また、一人でも多くの人に講演会・分科会に参加してもらおうと、ビデオモニターを設置する、保育をアルバイトさんに頼むなどの工夫や、今年はじめて「川崎保育のつどい」のホームページを開設するなど、新たな試みもやってきました。
今年も川崎市に後援をしていただき、市長をはじめ児童部、各議会会派、記者クラブに参加要請をしました。
以下の実行委員会を経て、本日の開催に至りました。
5月31日 第1回実行委員会 エポック中原
6月27日 第2回実行委員会 中原市民館
8月28日 川崎市へ後援依頼
8月29日 第3回実行委員会 中小事業婦人会館
9月27日 第4回実行委員会 中小事業婦人会館
10月20日 第5回実行委員会 ユニオンビル
11月14日 市長、児童部、各議会会派へ参加要請、報道関係者への取材要請
11月15日 第6回実行委員会 中小事業婦人会館
11月29日 レジメ製本作業 中小事業婦人会館
1997年12月7日
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