雑誌「ちいさいなかま」2000年5月号に掲載された記事

 
 
父母・保育者の協力、充実した企画で「川崎保育のつどい」を開催!
川崎保育のつどい実行委員会事務局長 佐藤有紀子


「語り合おう子どもたちの明日を。拡げよう子育ての輪を。」をスローガンに、公立保育園の保護者会、職員組合を中心に実行委員会を作り、年1回開催している「川崎保育のつどい」。99年12月12日に、史上最高の600名以上の参加者で盛大に開催された22回目の取り組みについて紹介します。

1.知恵を出し合って作った企画

企画立案は、多くの実行委員の知恵を出し合って作ることが特徴です。例年、午前中は講演会を中心とした全体会、午後は5つ程度の分科会と遊びのコーナーを企画。分科会の1つ「保育園はこれからどうなるの?」では、公立保育園の民営化問題など最近の動きについて学び、幼稚園関係者や民営化に賛成する父母も含め、いろんな立場から活発な議論が交わされました。

さらに、今年初めて実施した企画の1つが、「保育園に入りたいママ・パパの交流会」。育児休業中、産休中、認可外保育園の父母ら30名が参加し、園長・先輩父母らが、参加者の質問にていねいに答えました。

 また、深刻な社会問題である「学級崩壊」をテーマにした企画を実現するとともに、その点をアピールすることで、朝日新聞で紹介されるなど関心が広がり、実行委員会に加わっていない保育園、幼稚園関係者など広い層からの参加に結びつきました。

2.インターネットの活用

 実行委員会組織は、父母と保育者がいっしょになって、全市・区・各園単位で作っています。しかし、近年父母の就労環境が悪化し、「負担が重い」という声もあり、できるだけ合理的な運営のため、工夫を凝らしてきました。

そのなかで、インターネットの徹底活用が威力を発揮。ホームページ「子育ての輪at川崎」(http://www.kinet.or.jp/hoiku/)は、父母らに有益な情報を積極的に掲載することで、年間18000ものアクセスをいただき、広く活用されています。そこで、読者とのつながりを広げ、深め、宣伝効果に威力を発揮するとともに、実行委員の確保・活躍にもつながっています。

これらの努力が、充実した企画をになう組織と参加者の広がりに結びつきました。

3.神奈川”合研”、そして次回に向けて

 毎年開催することで、定着し、「育児を離れてこのような機会に参加することは大変意義があることと感じました。今後とも続けてほしい」という感想も寄せられました。今回の成果を市民・全国のみなさんに広げるため、報告集の発行を行っていきます。

また、8月は地元神奈川で開催される”合研”(全国保育団体合同研究集会)に、関係者が積極的に参加することで貢献し、その成功の上に次回の「川崎保育のつどい」をさらに輪を広げて開催したいと考えています。

 
 

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