’99川崎保育のつどい速報!!

 
 
’99川崎保育のつどい速報!!



保育のつどいニュース最終号の内容をもとにまとめました。

  • 全体会

  • 展示 保育園・学童保育パネル紹介
    模造紙1枚で保育園・学童保育を紹介したパネルを各園で作成して展示。 保育園55枚、高津区の学童保育ホール11枚が展示されました。
  • 午後の企画

    • シンポジウム「みんなで考えよう、学級崩壊時代の子育て」

        講演会の講師:庄井良信先生をコーディネーターに、小学校の先生、学童保育の指導員、幼稚園の先生、保育園の先生、父母代表の5人をパネラーとして学級崩壊時代の子育てをテーマに討論を行いました。各パネラーから今の子どもたちの生々しい現状と、そこから発生する様々な問題に、日々取り組んでいらっしゃる様子が報告されました。本当に、ここまで学校も保育園も幼稚園も荒れているのかと、びっくりさせられる様な話もありました。

        会場のみなさんに発言していただきました。みなさん、強い関心を持っておられ、活発な意見が寄せられました。庄井先生からは、これだけ様々な立場の方々が一同に会して意見を出し合う討論会は珍しく、素晴らしい企画であるとのお褒めをいただきました。パネラーや参加された方々からは、来年も継続して行い、パネラーと会場の段差をなくして、もっとたくさんの方々が発言できる形式での開催を希望する声が出ました。

    • 分科会

        @みんなで知ろう、川崎の保育園のこと

        認可保育園や地域保育園やおなかま保育室の各保育施設の制度上の違い、高津区公立園在籍者対象に実施した「地域保育園・おなかま保育室利用状況アンケート」の結果発表。次に、利用経験者から、生の声を語っていただきました。「公立しか知らなかったが、とても参考になった」「これから保育園を考える人にも聞いて欲しかった」等、感想が出ました。特におなかま保育室については、経験者の方の具体的な発言もあり、今まで知ることができなかった実情が多く披露されました。

        A延長保育

        昨年に引き続いた分科会。延長保育実施園、未実施園へのアンケート、職員へのアンケートを実施し、発表しました。親の就労保障だけでなく、子どもへの影響、保育者の置かれている状況などについて意見を出しました。 「はじめての参加だったが、これまでほとんど意識していなかったことを少し恥ずかしく思った。アンテナをもっと広げ、子どもを取り巻く環境について考えていこうかな・・と」(感想より)

        B子どもの居場所・大人の居場所

        約40名の参加。「親もリラックスしている場所が子どもにも良いようだ」「何も言わないよりコワイ父親の方がいい」などなど、本音でいろいろな話が出来ました。終わりに京町保育園園長から「見えない“心の育ち”を大切にしたい」との話があり、今後も保育園が子育てのパートナーとして力を合わせていきましょう・・と締めくくりました。

        Cイザという時、あなたに何ができますか?

        約30名の参加。日本赤十字指導員を講師に招いて、「救急法とは?」の解説と実技。短期でマスターするのは無理だが、それでもやってみて命が救われた例もあるとのこと。「とても役に立ちました。」との感想が寄せられました。 事前に保育園でアンケートを実施し資料を作成、配布しました。

        D保育園はこれからどうなる?

        「コスト削減」「多様なニーズに応える」を柱に公立保育園民営化を行政が打ち出している八千代市のお話を紹介いただきました。 保育制度をめぐるこれまでの経過と川崎の状況を学びました。幼稚園関係者や民営化に賛成する方も含めて、活発に議論しました。

      親子で遊ぼう!!(13:30〜16:00)

         たくさんのコーナーを設け、楽しく過ごしました。 ☆手作りおもちゃ 望遠鏡・小麦粉粘土・ぶんぶんごま ☆大きなクリスマスツリーを一緒に作ろう ☆体操 手遊び・親子体操・赤ちゃんマッサージ リズム体操・パネルシアター ☆ゲーム キャラクター福笑い・魚釣り・ ボーリング・的当て

      保育園に入りたいママ・パパの交流会 (14:00〜16:00)

      育児休業中の方など、これから入りたいという方30名もの参加。保育園の制度について、川崎の保育事情、慣らし保育について、父母と保育者が報告。入所の問題、保育園の様子など次々に質問が出され、下小田中保育園園長や父母が丁寧に説明しました。参加した保育者からも「入所については何もしてあげられないが、入れれば安心して預けてもらえるよう頑張っている」と励ましの言葉があり、「待機児童の状況や入りたい方の率直な声が聞けて、ためになった」と感想が語られました。

  • 参加状況

ホームページへ戻る

「保育のつどい」メニューへ戻る


庄井先生からのメールより


    講師をしていただいた庄井先生より実行委員会事務局宛にいただいたメールの一部を抜粋して掲載します。
    600人を超える規模の学習会を成功させる底力に感銘いたしました。
    インターネット等を媒介にした人の輪づくりは、
    都市型の教育運動の新たな可能性を示唆してくれているのではないでしょうか。大会
    関係者の方々にくれぐれもよろしくお伝えください。
    ほんとうにありがとうございました。
    

実行委員長のあいさつ


    みなさま、第22回川崎保育のつどいへようこそ!!
    12月という寒くて忙しい時期に
    ご参加いただきましてありがとうございます。
    
    子供が少ない、減ってきたといわれていますが、
    悩みが無くならないのはどうしてなんでしょう。
    問題や事件が多発するのはなぜなんでしょう?
    
    人と人のつながりがうすくなってきてしまっていることが、
    とても気になります。
    隣は何をしているのかわからず、子供と話す時間も減って
    子供でさえストレスを抱えている現代のようです。
    
    子育てっていったい何人で誰がするものでしょうか?
    親、保育園、幼稚園、学校などの先生、
    ともだち、親戚、御近所の方々。
    
    本来なら、みんなで子供を見守り、
    育てていくものなのではないかと思います。
    
    でも、現実はどうでしょう?
    心や体的にもかなり厳しい状態で
    協力も仰げず、悩んで子育てしている方も
    少なくないと思います。
    
    以前は子供が間違ったことをすると、
    知らない人まで叱ってくれたものです。
    今は注意もせず、見て見ぬふりをするそうです。
    
    なぜこんなふうになってしまったのでしょう。
    どうしたらいいんでしょうか?
    
    ぜひ、保育のつどいでお友達をつくって下さい。
    そして、子育ての悩みや、楽しいこと、
    子供の発達、発見の喜びを共感できる仲間をつくって、
    みんなで子育てしてみませんか?
    一人より二人、二人より三人って感じです。
    
    多分、良い考えが浮かんだり、
    困った時はお互いさまで助け合っていけるし、
    信頼関係が生まれて、
    気持ちの整理ができると思います。
    
    保育のつどいを出逢いのチャンスと思って、
    お友達や仲間をふやして下さい。
    
    まず、それが悩みながらの子育て
    打開の一歩になることを祈っております。
    
    今日この日を迎えることができたことを
    実行委員さんをはじめ、
    先生方、つどいに携わって下さった
    すべての方々に
    心より御礼を申しあげます。
    ありがとうございました。
    
    ここ高津市民館へ会場を移して
    初めての川崎保育のつどい、
    Startです!!
    

来賓あいさつ 川崎市長(代理 池谷保育企画課長)


みなさん、おはようございます。
私、川崎市の企画課長をしております池谷と申します。本日は市長は所要がございまして、市長よりメッセージを預かってきておりますので、ご披露させていただきます。

本日ここに99年川崎保育のつどいが、実行委員会の皆様のご努力によりこのように大勢の皆様方が参加され盛大に開催されましたことにたいし、心よりお喜び申し上げます。

 さて、本年も余すところあと20日となり、西暦2000年という大きな時代の区切りを迎えようとしております。ここで保育書の歴史を振り返ってみますと、神奈川県下に2箇所の託児施設が出来たのが明示32年のことと伺っております。川崎市内で関東大震災の翌年の対象13年に市立保育所が川崎区貝塚に出来たのが始まりで、ついで戦後の復興期に児童福祉方の制定があり、その後の高度成長による川崎市の発展にともなう人口の増加や共働きの増加など時代の変化に合わせ、保育所の整備をはかっていったところでございます。

近年は都市化、核家族化の進展など、子どもと家庭を取り巻く環境が大きく変化する中で高齢化社会と並んで、少子化社会を迎えようとしておりまして、介護保険法の施行や児童福祉法の改正、さらには社会福祉の基礎構造改革の推進など、増大、多様化する社会福祉需要に対応するため国全体の福祉をとりまく諸制度も大きく変化がはかられてきているなど、来るべき21世紀に備えて社会全体が大きく変わろうとしているところでございます。

本市におきましては、町作りの基本の第一に生涯福祉都市づくりを掲げ、つみなれた地域で安心して生活できる福祉社会作りに取り組んでおりますが、昨年には子育て支援の総合的展開をはかるため、「かわさき子ども総合プラン」を策定し育つ力、育てる力を育む町川崎を目指して子どもの成長と子育てを社会全体で支援するまちづくり、子育てに楽しみや喜びが感じられる町作り、子ども達が明るくのびのびと育つ町作りを進めております。また、このたびの国からの「少子化対策臨時特別交付金」を活用し平成13年度までに市内3箇所に新に保育所を建設するほか、既存の保育所の増改築などによりまして、認可保育所の受け入れ増を図ってまいります。またそのほかに地域保育園への援護や、家庭保育福祉員、おなかま保育室などの認可保育所以外の施策につきましても充実をはかってまいります。

いずれに致しましても21世紀をになう子ども達を安心して生み、健やかに育てる環境づくりを目指しまして、川崎市も皆様方と力を合わせましてがんばってまいりたいと考えておりますので今後とも保育行政に対しまして深いご理解とご協力を賜りたいと存じます。最後になりましたが皆様方の益々のご活躍と本日の「保育のつどい」によりまして子育ての輪が大きく広がることを祈念致しましてお祝いの言葉とさせていただきます。本日はおめでとうございます。
                  平成11年12月12日 川崎市長 高橋清

来賓あいさつ 日本共産党 石田和子市会議員


みなさん おはようございます。ご紹介いただきました石田でございます。今日は懐かしい多くの方々のお顔を拝見し、故郷に帰ってきたような気がしております。本来ならば副団長の市古議員からご挨拶をとなろうかと思いますが、保育園出身ということで今日は私に華を持たせていただいております。ご紹介致します。副団長の市古議員でございます。(拍手)いつもフレッシュな石川議員です。(拍手)どうぞよろしくお願い致します。

今、少子化が日本の未来を脅かすほど大変な問題になっております。総理府が少子化対策としてやっと女性が仕事と育児が両立できる環境を作ることが大切と、保育所整備が打ち出されております。今認可保育園をたくさん作っていくことや、延長保育を充実させていくことが急務になっていると思います。しかし一方では、民間企業の参入や規制緩和が導入され、保育の現場にもコストや、効率がもちこまれ果たしてその事が本当に健やかな子どもの発達保障や、人権を守っていくことになっていくのかという、大変危惧を私は覚えております。今子どもの心の問題が、育ちが色々言われております。児童憲章の立場に照らし合わすならば、本当に人格の基礎をつくるもっとも大切な乳幼児期に大切なのは、コストやそして効率ではなくて、愛情とじっくり手をかけてやれる人間ではないかと私は思っております。人的措置を充分すること、そのことが子ども達の人格を保障していくことになるんではないかと思っております。 そしてそれをしていくことが自治体の責務ではなかろうかと思っております。子ども達は本当にみんなかわいいです。そんなかわいい子ども達、一人ひとりの個性が本当に大切にされ、そして育まれることが今、社会や地域や、家庭や保育園で大切になっているのではないかと思います。職場実態も厳しくなっている中で、子育てとそして仕事を両立していくことは本当に大変だと思います。でも子どもの成長を通して大人も成長出来る喜び、人生の中で一番子育ての時期が輝いていくときではないかと思います。

今日の「つどい」のスローガンで、「子どものこと、子育てのこと、一緒に学び、語り、遊び、手をつなぎましょうと」とあります。今日の「つどい」が本当に有意義になりますよう、期待をいたしましてご挨拶に変えさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)

来賓あいさつ 公明党 花輪孝一市会議員


みなさん おはようございます。私は公明党の花輪ということでご紹介いただきましたが、どちらかと言いますと保育課にいた花輪さんといったほうがご存知の方も多いと思うんですけど、私も21年間、市役所に奉職いたしまして、退職をしてそして市会議員ということで当選させていただきました。21年間役所にいた時代の中で、ほとんどの年数、16年間になりますか、いわゆる児童館や、あるいは社会福祉施設の建設や、あるいは保育園ではいわゆる公立保育園の維持管理や、園児の健康管理ということで仕事をさせていただきました。本当にこの川崎市内、保育所たくさんの個所数あるんですが、残念ながら先 ほど石田さんから話がありましたように、まだまだ非常に厳しいという状態が内容的 にはまだまだあると思います。

私どもも本当にこの党派とかその他その辺の壁を超え まして、とにかく少しでも健やかに小さなお子さんが安心して暮らせる、そのよう な、育ち行くことが出来るような、施設づくりに力を入れてまいりたいと思います。 今本当に少子化が叫ばれ、また高齢化が叫ばれている中で、私どもも全力を尽くし て、一生懸命がんばってまいりたいと思っております。またきょうの「つどい」で色 んなことを学びながらがんばって参りたいと思っておりますのでどうかよろしくお願 い致します。以上でございます。(拍手)

来賓あいさつ 神奈川ネットワーク運動 佐藤喜美子市会議員


皆様、おはようございます。神奈川ネットワーク運動の佐藤喜美子です。

私も子どもが大好きで、結婚してから保母資格をとって地域の公立保育園に臨時の保母として数年間勤めて参りました。子ども達が明日に向かって伸びていこうとする力のすごさは私よりみなさんのほうがご存知かと思いますけれども、私も二人の子育てを通して、またその仕事を通して子ども達のもつ力に驚かされたり、また励まされたり、私自身が人間として成長させられたり、そういう事を体験して参りました。

しかし今、子ども達の育つ環境が悪くなっています。いま、特別委員会でも色々出ておりますが、子ども達の虐待、児童虐待、件数が伸びております。またこの間悲しい事件がありましたけれども、子育てをするお母さん達も色々な悩みの中で、孤独感の中で自分がどういう風に子育てをしたらいいかわからなくなったり、そしてあのような事件に陥ったりしております。私たちは、やはり子ども達が安全で、そして自分らしく、心身ともに健康に育つ権利を守らなければならない。そして子育てに悩むお母さん達、何らかのサポートをすることが社会での責任ではないかと考えております。

私も一年生議員ですが、多くの議員の方たちと一緒にそのような社会の仕組みを変えていくように一生懸命努力して参りたいと思います。先生達も一緒にこの社会を、子ども達が本当に自分らしく伸びやかに育つ社会に変えていただきたい。私たちもそのお手伝いをしたいと思っております。これからも一緒にがんばりましょう。ありがとうございます。(拍手)


’99川崎保育のつどいアピール


      子育てをしていて不安なこと、迷うこと、困ってしまうことが
      私たちのまわりにはたくさんあります。
      子どもとふたりきりの「密室育児」に追い込まれ
      孤独感やストレスを感じている人がいます。
      マスコミで報道されている小学校の「学級崩壊」の話題は
      乳幼児期の子育てにまで不安を広げています。
      働く親と子どもたちにとって保育園はなくてはならないもの、
      それなのに
      希望する保育園に入れない子どもが川崎にはたくさんいます。
      保育料の負担も決して軽いものではありません。
      学童保育も定員いっぱいのところが多く
      希望しても必ず入室できるという保証はありません。
      国も川崎市も少子化対策の一環として
      保育園や学童保育の役割を充実させていこうとしています。
      けれどその一方で保育内容を下げるような見直しが
      進められていることも事実です。

      こんな不安な時代だけど、
      私たちの前には元気いっぱいな子どもたちの姿があります。
      保育園ではゼロ歳から5歳までの子どもたちが
      たくさんの保育者の愛情をうけ、
      集団生活の中ですくすくと成長しています。
      最近では公立保育園の約半数で、
      念願であった延長保育もはじまりました。
      多くの園で地域交流がおこなわれ
      地域の子どもたちにも開かれた「子育てセンター」としての
      保育園が認知されつつあります。
      学童保育では専任の指導員のもとで三年生までの子どもたちが
      放課後の遊びや生活をともにしています。
      そこには子ども同士ぶつかりあいながら
      たくましく成長しあう姿があります。
      また専任の指導員が子どもたちと関わり
      すばらしいこども集団をしっかりと育んでいます。
      このような川崎の保育は一世代前の時代から
      親と保育者の努力と協力によって
      現在のように築き上げられてきました。
      これからの川崎の保育と子育ての環境を
      より良いものにしていくことは
      今子育てをしている私たちの願いであり役目でもあります。

      今日私たちは今の子どもたちとこれから産まれてくる子どもたちに
      何をしてあげられるのか、みんなといっしょに考えたいと思います。
      この場で答えは出せなくても
      同じ悩み・楽しさを共感したことを大切に持ち帰り
      より深く考えてゆくきっかけにしたいと思います。
      子育ての体験を共有し協力し合うために
      あなたのまわりにもやさしいネットワークを作りませんか?
      幾重ものネットワークでつながった地域の大人たちから
      子どもたちへあたたかいまなざしを送り続けてゆきましょう。
       



川崎市学童保育連絡協議会のあいさつ


全体会での学童保育連絡協議会からのあいさつの要約を掲載します。

 保育園の保護者のみなさん、こんにちは

私たちは、学童保育にこどもたちをあずけている父母と、指導員でつくる学童保育連絡協議会です。みなさんのなかにも、いずれ学童保育を利用しようかな、と考えている方も、たくさんいるかと思います。そんな方に、ぜひお伝えしたいことがあります。

1、学童保育のいっそうの充実・発展が必要です。

 川崎市には現在、117ヶ所の学童保育施設があり、小学校1年〜3年生まで約四千人のこどもたちが通っています。しかし、まだまだ施設が足りず、希望者が定員を超える状態がすすんでいます(97年度23名、98年度76名、99年度139名)。市は来年度も280名前後の待機が生まれると予想しています。緊急避難として市は定員を超えてこどもを詰め込む「現実的対応」を実施してきました(97年度12名、98年度21名、99年度55名)。待機がごくわずかの場合は一定の意味がありますが、その分の予算が増えるわけではなく、人数が増えたしわ寄せは、指導員とこどもにかかってきます。

 私たち連絡協議会は、希望者数にみあった新設を集中的にすすめ、待機児童の根本的な解消を強く要求しています。

2、学童保育の役割を失わせる「統合」計画案に反対しましょう!

ところが最近、市は、学童保育を発展させる方向ではなく、まったく別の事業に学童保育を「統合」する計画案を検討中です。

現在、市は21世紀の青少年関連の施策の基本=『青少年プラン』(来年三月完成予定)を作成中ですが、その原案として、青少年問題協議会(会長高橋市長)が『意見具申書』を提案しました。そこには、学童保育を「小学校施設を活用しての児童の遊びを中心とした事業」に「統合」し、「幅広い、分け隔てのない子ども集団の活動の場を創造する」ことが提起されています。私たちは、そこには大きな問題があると考えています。

(l)対象児童を限定せず、定員をなくしてしまう。

学童保育は、対象児童が、放課後、保護する人がいない1年から3年までに限定され、ほとんどが定員40名です。これ以上だと、指導員が一人一人にあわせて対応することがむずかしくなります。ところが新しい事業は、対象児童を限定せず、定員がなくなります。 横浜市での同様の事業では、1ホールで登録児童が300人を超え、全員が出席すれば受け入れ不能な施設すらあります。人数が多すぎて一人一人にあわせた対応など不可能であり、安全面でもこれでは心配になります。

(2)遊び場の提供だけで、生活の場、生活指導の内容がない。

学童保育は、家庭にかわる「生活の場」であり、おやつや宿題の時間もあれば、休息できる場所もある、のびのび遊ばせるとともに必要な生活指導も実施します。しかし、検討されている新事業は、「遊びの場」の提供であり、生活指導はありません。

 市は「遊びの中で生活指導をする」と説明していますが、遊びだけで生活指導をおぎなうことは不可能です。世田谷では、「学童保育」と「定員のない事業」を同じ部屋で実施。おやつは学童保育のこどもだけがカーテンを引いて隠れるように食べ、「定員のない事業」のこどもは、食べられないそうです。

(3)行政の責任が不明確。

川崎の学童保育は、その8割が公設公営。しかし、検討中の新事業は、行政が責任主体になるといった言葉はなく、公的責任の保証が不明確です。

 もしこの計画が実行されれば、これまで学童保育が果たしていた積極的役割が果たせなくなってしまいます。私たちは、この「統合」計画案に反対し、いま宣伝活動、署名運動に取り組んでいます。ご理解とご協力をよろしくお願いします。

署名用紙は、お手数ですが以下の所にお送りください。必ず議会に届けます。    川崎市中原区新城中町8−25 八嶋ビル201

 川崎市学童保育連絡協議会 電話 751−8648



八千代市保育園保護者会連絡会会長のあいさつ


     現在の千葉県八千代市の公立保育園は、全園に看護婦・栄養士を配置し、
    障害児保育、延長保育などのさまざまな保育ニーズに対応しています。
     また公立保育園を一般に開放し、地域の子育て支援事業もおこなっています。
    八千代市の公立保育園は、私たち父母はもちろん、多くの市民から高い評価
    を受けています。
     しかしながら、98年の5月、市長は父母や職員に何の説明もなく、一方的に
    公立保育園の民営化と統廃合、現行保育の合理化施策を打ち出し、未だに具
    体的な内容を示せないまま、強行に公立保育園の民営化や合理化施策を進め、
    平成13年度のモデル園実施に向け、手続きだけが進んでいます。この問題をめぐ
    っては、多くの父母や市民から疑問や不安の声があがっています。
     全国的には、保育園に入れない待機児童の増大や、保育ニーズの多様化、国・
    地方自治体の財政難などから、公立保育園の民営化や保育事業への民間参入が
    大きな流れになりつつありますが、今の私たちにとってその流れに沿うことが本当
    によいことなのかどうかたくさんの疑問があります。
     子どもを取り巻く環境が大きく変化し、子どもや親のこころの育ちが大きな社会問
    題になっている中で、今後の保育園にあり方や役割も大きく変わってきていると思い
    ます。
     子どもにとって何が一番大切なのか、それをどのようにして私たち親や大人たちが
    守れるのか、午後の分科会で川崎市のみなさんといっしょに考えさせていただきたい
    と思います。

'99川崎保育のつどい参加状況


父母合計
職員
その他
不明
合計
川崎区 8 39 47 17 2 3 69
幸区 3 19 22 23 0 1 46
中原区 21 97 118 42 7 8 175
高津区 7 36 43 21 3 5 72
宮前区 1 14 15 17 2 1 35
多摩区 4 17 21 22 3 2 48
麻生区 2 7 9 14 0 3 26
私立園 0 4 4 5 9
おなかま 0 3 3 1 4
地域 1 4 5 3 0 8
学童保育 9 9 18 3 21
幼稚園 2 1 3 4 7
その他 0 5 5 0 13 2 20
不明 8 22 30 4 27 61
合計 66 277 343 176 30 52 601


年代
20代
30代
40代
50代
60代
不明
合計
川崎区 9 35 16 3 0 1 64
幸区 5 14 10 1 1 4 35
中原区 22 93 32 3 2 4 156
高津区 4 37 23 2 0 1 67
宮前区 7 15 6 1 0 6 35
多摩区 6 21 11 4 0 2 44
麻生区 4 13 4 2 0 0 23
その他     0 0 0 177 177
合計 57 228 102 16 3 195 601


参加回数
初めて
2回
3回
4回
5回以上
不明
合計
川崎区 25 12 2 1 15 9 64
幸区 15 3 5 1 10 1 35
中原区 82 12 19 6 29 8 156
高津区 31 16 4 3 12 1 67
宮前区 13 3 7 2 1 9 35
多摩区 27 4 6 1 2 4 44
麻生区 14 4 0 2 3 0 23
その他    0 0 0 0 177 177
合計 207 54 43 16 72 209 601

 
 

ホームページへ戻る

「保育のつどい」メニューへ戻る