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「川崎市保育事業基礎調査報告書」(抜粋)
(川崎市保育計画検討プロジェクト会議、平成12年3月)

報告書は全体で図表入りで83ページになりますので、抜粋して徐々にアップしていきます。以下の目次からリンクされているのが、現在アップした情報です。(HPスタッフ)



1. 調査の実施概要
1. 調査の目的

 この調査は、保育内容や保育サービスについて保護者の意識等を把握し、今後の保育
施策を進めていくうえでの基礎資料とするものである。

2. 調査の種類

 調査の目的を踏まえ、以下の2種類の調査を実施した。
 ○ 保育サービス基礎調査@
 ○ 保育サービス基礎調査A(通勤経路等調査)

3. 調査の設計

 この調査は次のように設計した。

 (1) 調査区域:川崎市全域
 (2) 調査対象:市内の公立認可保育所、私立認可保育所、地域保育園(認可外保育所)利用者
 (3) 標本数 :2,160
         公立認可保育所        1,579
         私立認可保育所         393
         地域保育園(認可外保育所)   188
 (4) 抽出方法:無作為抽出法
 (5) 調査方法:公立認可保育所、私立認可保育所利用者は、各保育所を通じて配布・回収
        (認可外保育所)利用者は、郵送配布・郵送回収
 (6) 調査時期:平成12年2月7日〜2月18日

4. 回収結果

(省略)
5. 調査結果の見方

(省略)

4. 調査結果のまとめ
4. 調査結果のまとめ

 以上の調査結果から、今後の保育サービスについて分析すると、次の諸点があげられる。

 1.低年齢児保育への高いニーズ
  子どもが保育所に通い始めた年齢は、「0歳」「1歳」と回答した人が公立認可保育所で
 67.3%、私立認可保育所で74.2%、地域保育園で81.5%と約7割〜8割強を占めている。
  一方、平成11年 4月 1日現在における待機児童数は1,409人を数え、このうち、0歳、1歳
 は586人で全体の41.6%をほぼ半数を占めている。
  このことは、保育をとりまく環境が大きく変化してきているなかで、時代の流れとして
 低年齢児保育のニーズの高さをあらわしている。
  また、子どもを0祭事に保育所に預けた理由としては、認可保育所においては「4月に」
 職場復帰したほうが、保育所に入りやすいと思ったから」と回答した人が最も多く、4月
 入所に合わせて、育児休業を調整していることが伺える。

 2.保育所選びの理由
  子どもを預けている保育所を選んだ理由として、公立認可保育所、私立認可保育所では、
 「家の近くにあったから」「通勤する上で便利だから」と回答した人が多く、利便性を保育所
 選定の理由に挙げている。これに対して、地域保育園では「認可保育所に申し込んだが、
 空きがなかったから」に加えて、「保育内容がいいと思ったから」と回答した人も多く、
 地域保育園に子どもを預けている保護者は保育内容を保育所選定の理由の一つにあげている。
  また、これから子どもを保育所に預ける場合、どのような基準で保育所を選ぶのかの質問
 に対しては、公立認可保育所、私立認可保育所、地域保育園とも「保育内容の充実」「延長
 保育の実施」「送迎の利便性」と回答した人が多い。
  このように、公立・私立認可保育所と地域保育園では現在と今後の保育所の選定基準が
 異なっているが、少なくとも保育所には保育内容が充実していること、延長保育を実施し
 ていること、送迎の利便性が高いことなどが求められている。

 3.求められる保育サービスの内容
  子どもを預けている保育所の良いところとして、公立認可保育所では「保育内容の充実」
 「屋外環境整備の充実」と回答した人が多いのに対して、私立認可保育所では、「保育内
 容の充実」に加えて、「延長保育の実施」と回答した人が多い。また、地域保育園では「保
 育内容の充実」「延長保育の実施」に加えて、「臨機応変にみてくれる」と回答した人が多
 く、延長保育を実施していること、保育所の柔軟な対応なども保育所の評価基準となっている。
  このことは、保育所の改善すべき点にもあらわれている。公立認可保育所では「延長保育
 の実施」「急用時に柔軟な対応」が上位を占めているのに対して、私立認可保育所では
 「急用時の柔軟な対応」に加えて、「夜間・休日保育の実施」を望む人が多いことからも、
 そのことが読み取れる。

 4.保育内容や保育サービスの満足度
  保育内容や保育サービスについて、総合的な満足度は公立認可保育所、私立認可保育所、
 地域保育園ともほぼ同じ水準であったが、ここの保育内容や保育サービスの満足度につい
 ては、認可保育所と地域保育園に違いがみられる。保育室や園庭の広さなどのハード面に
 ついては、認可保育所の満足度指数が高い反面、保育時間や急な残業時の対応などソフト
 面については、地域保育園の満足度指数が高い。
  また、公立保育所と認可保育所を比較すると、個々の満足度については、若干の差があ
 るものの、相対的には、同じような水準を示している。

 5.望まれる保育所の立地条件
  子どもの送迎時間については、通常の通勤時間と比べて片道約20分〜40分多くかかると
 回答した人が全体の6割強を占めている。
  これまで保育所は、地域需要を中心に考え、整備してきているが、通勤経路という面か
 ら考慮すると、必ずしも利便性が良いところに立地しているとは限らない場合がある。
  また、今後新たに保育所を建設する場合、どのようなところに整備すればよいかとの質
 問に対しては、「子どもが歩いていける距離に公園がある」「自動車交通量が少ない道路に
 面している」という回答のほか、「通勤に便利な駅周辺」と回答した人が3割強以上おり、
 駅型保育所のニーズが伺える。

アンケート結果一覧

保育サービス基礎調査@

【お子さんについておうかがいします】
問1 お子さんの性は。
1.男(51.9)
2.女(47.2)
        NA=0.9 N=1782

問2 お子さんの年齢は,平成12年1月1日現在何歳ですか。
1.0歳(   )ヶ月(2.1)
2.1歳(12.5)
3.2歳(15.7)
4.3歳(16.9)
5.4歳(19.2)
6.5歳(19.2)
7.6歳(13.8)
        NA=0.5 N=1782

問3 お子さんの保育はどこで行っていますか。
1.公立認可保育所 (75.3)
2.私立認可保育所 (16.3)
3.地域保育園(認可外保育所) ( 6.7)
        NA=1.8 N=1782

問4 お子さんが通っている保育所では,午後6時以降の延長保育を実施していますか。
1.実施している (63.4)
2.実施していない (35.1)
        NA=1.5 N=1782

問5 お子さんは,午後6時以降の延長保育を受けていますか。
1.受けている (19.8)
2.受けていない (78.9)
        NA=1.3 N=1782

問6 お子さんが通っている保育所では,保護者の希望に合った保育は行われていますか。
1.行われている (73.0)
2.行われていない ( 7.0)
3.分からない (18.5) 
        NA=1.6 N=1782
【お子さんが公立認可保育所・私立認可保育所に通っている方におうかがいします】

問7 お子さんが公立・私立認可保育所に通い始めたのは何歳からですか。
1.0歳(   )ヶ月 (40.8)
2.1歳 (27.8)
3.2歳 (13.6)
4.3歳 (11.8)
5.4歳 ( 4.2)
6.5歳以上 ( 0.8)
        NA=1.0 N=1631

《問7で「1」と回答した方におうかがいします。問7で「1」以外に回答した方は,問8へ
  進んでください。》

問7−1 お子さんを0歳児から保育所に預けた理由を,次の中から「1つ(倍角太字下線)」
         選んで〇をつけてください。
1.育児休業制度がなかったから (13.7)
2.育児休業制度はあったが,取得しづらかったから ( 6.2)
3.4月に職場復帰したほうが,保育所に入りやすいと思ったから (38.5)
4.経済的な理由で,取得できなかったから ( 8.3)
5.仕事の都合などで,1年間取得できなかったから (15.0)
6.その他(具体的に:            ) (17.3)
        NA=1.1 N=665

問8 あなたは,お子さんを預けている保育所をどのような理由で選びましたか。
     次の中から「2つ(倍角太字下線)」選んで〇つけてください。
1.家の近くにあったから (70.7)
2.通勤する上で便利だから (44.0)
3.保育内容がいいと思ったから (19.6)
4.冷暖房など室内環境設備が充実しているから ( 2.0)
5.園庭など屋外環境設備が充実しているから (16.1)
6.勤務時間帯や曜日が合っているから ( 8.0)
7.その他(具体的に:            ) (22.6)
        NA=1.3 N=1631

問9 あなたは,お子さんを預けている保育所の良いところはどのような点にあると
     お考えですか。次の中から「2つ(倍角太字下線)」選んで〇つけてください。
1.保育内容が充実している (63.7)
2.延長保育を実施している (21.8)
3.産休明けやゼロ歳児を受け入れている (19.7)
4.急な残業が生じた時など臨機応変にみてくれる (16.7)
5.冷暖房など室内環境設備が充実している (14.7)
6.園庭など屋外環境設備が充実している (36.4)
7.その他(具体的に:             ) (17.8)
        NA=2.1 N=1631

問10 それでは,お子さんを預けている保育所の改善すべき点はどのような所に
       あるとお考えですか。次の中から「2つ(倍角太字下線)」選んで
       〇つけてください。
1.延長保育を充実する (28.1)
2.保育所の特徴を明確化する (19.3)
3.急な残業が生じた時など柔軟な対応を行う (38.5)
4.子育て相談を実施するなど,保育所の機能を充実する (13.2)
5.異年齢児や高齢者との交流機会を拡充する (12.0)
6.保護者が交流できるような行事を企画する ( 8.7)
7.夜間・休日の保育を実施する (24.5)
8.その他(具体的に:             )(30.3)
        NA=6.2 N=1631

※次は,問15に進んでください。

【お子さんが地域保育園(認可外保育所)に通っている方におうかがいします】
問11 お子さんが地域保育園に通い始めたのは何歳からですか。
1.0歳(   )ヶ月 (59.7)
2.1歳 (21.8)
3.2歳 ( 5.0)
4.3歳 ( 8.4)
5.4歳 ( 0.8)
6.5歳以上 ( 0.8)
        NA=3.4 N=119
        
《問11で「1」と回答した方におうかがいします。問7で「1」以外に回答した方は,
  問12へ進んでください。》

問11−1 お子さんを0歳児から保育所に預けた理由を,次の中から「1つ(倍角太字下線)」
         選んで〇をつけてください。
1.育児休業制度がなかったから ( 9.9)
2.育児休業制度はあったが,取得しづらかったから (12.7)
3.4月に職場復帰したほうが,保育所に入りやすいと思ったから (11.3)
4.経済的な理由で,取得できなかったから (11.3)
5.仕事の都合などで,1年間取得できなかったから (22.5)
6.その他(具体的に:            ) (32.4)
        NA=0 N=71

問12 あなたは,お子さんを預けている地域保育園をどのような理由で選びましたか。
     次の中から「2つ(倍角太字下線)」選んで〇つけてください。
1.家の近くにあったから (30.3)
2.通勤する上で便利だから (25.2)
3.通っている地域保育園の保育内容がいいと思ったから (37.8)
4.産休明けを受け入れているから (13.4)
5.勤務時間帯や曜日が合っているから (20.2)
6.冷暖房など室内環境設備が充実しているから ( 0.8)
7.園庭など屋外環境設備が充実しているから ( 2.5)
8.認可保育所に申し込んだが,空きがなかったから (35.3)
9.その他(具体的に:            ) (17.6)
        NA=4.2 N=119

問13 あなたは,お子さんを預けている地域保育園の良いところはどのような点にあると
     お考えですか。次の中から「2つ(倍角太字下線)」選んで〇つけてください。
1.保育内容が充実している (43.7)
2.延長保育を実施している (43.7)
3.産休明けやゼロ歳児を受け入れている (22.7)
4.急な残業が生じた時など臨機応変にみてくれる (42.9)
5.冷暖房など室内環境設備が充実している ( 5.9)
6.園庭など屋外環境設備が充実している (5.0)
7.夜間・休日の保育を実施している (-)
8.その他(具体的に:             ) (21.8)
        NA=4.2 N=119

問14 それでは,お子さんを預けている地域保育園の改善すべき点はどのような所に
       あるとお考えですか。次の中から「2つ(倍角太字下線)」選んで
       〇つけてください。
1.延長保育を充実する (18.5)
2.急な残業が生じた時など柔軟な対応を行う (11.8)
3.子育て相談を実施するなど,保育所の機能を充実する (14.3)
4.異年齢児や高齢者との交流機会を拡充する ( 5.9)
5.冷暖房など室内環境設備を充実する ( 9.2)
6.職員配置を充実する (19.3)
7.保育室を広くする (50.4)
8.その他(具体的に:             )(43.7)
        NA=5.9 N=119

※次は,問15に進んでください。

【保育内容や保育サービスについておうかがいします】
問15 あなたは,お子さんが通っている保育所の保育内容や保育サービスについて,
       日ごろどのように感じていますか。次の1〜26の項目について該当する番号を
       「1つずつ(倍角太字下線)」選んで〇つけてください。

***以下の項目について次の5段階評価をする形式です***
*** 1.満足している
*** 2.どちらかといえば満足している
*** 3.どちらかといえば不満である
*** 4.不満である
*** 5.わからない
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−        1   2   3  4  5  NA 
1.保育時間について                                                (40.5)(39.7)(12.2)( 5.8)( 1.2) 0.6
2.急な残業が生じた時など臨機応変に対応してくれる                    (24.1)(28.3)(14.6)(14.0)(18.5) 0.6
3.クラスの園児数と比較した保育士(保母・保父)の数                  (23.2)(39.3)(20.8)(12.2)( 3.9) 0.6
4.保育室の広さ                                                    (17.5)(34.6)(27.2)(18.8)( 1.5) 0.4
5.園庭の広さ                                                      (26.0)(30.0)(20.7)(20.9)( 1.8) 0.6
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
6.遊具が充実している                                              (24.9)(48.0)(14.2)( 5.2)( 702) 0.5
7.保育士がやさしく対応してくれる                                   (48.5)(39.1)( 5.8)( 2.5)( 3.5) 0.6
8.保育所内における異年齢児とのつながりが持てる保育が行われている     (41.9)(44.3)( 4.3)( 0.8)( 8.4) 0.3
9.保育所の立地場所について                                         (41.2)(37.6)(12.7)( 6.1)( 2.0) 0.3
10.保護者に配慮された行事日程となっている                          (25.5)(43.9)(17.3)( 7.2)( 5.4) 0.6
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
11.給食の献立表が配られている                                     (86.2)(10.3)( 1.1)( 1.2)( 0.6) 0.7
12.連絡帳などにより保育所と保護者の意志疎通が図られている           (52.5)(30.9)(10.3)( 4.3)( 1.7) 0.3
13.運動会を開催する                                               (65.0)(23.0)( 3.8)( 2.1)( 5.5) 0.7
14.自然や動物とのふれあい,近接の幼稚園児や小学生・高齢者           (43.0)(36.8)( 8.1)( 2.3)( 9.2) 0.6
      などとの交流機会がある                                        
15.送り迎えの際,保育士(保母・保父)と話せる                       (35.7)(40.5)(15.6)( 6.1)( 1.7) 0.3
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
16.子どもがケガをした時など保護者への連絡体制が整っている            (50.1)(34.3)( 5.2)( 1.7)( 8.3) 0.3
17.定期的に避難訓練や交通安全指導などが行われている                 (61.9)(26.9)( 1.5)( 0.7)( 8.6) 0.3
18.おやつや給食のメニューについて                                  (62.2)(29.5)( 4.7)( 2.4)( 1.0) 0.3
19.衛生管理について                                               (47.1)(36.8)( 6.7)( 2.0)( 7.0) 0.3
20.多様な遊びが取り入れられた保育が行われている                     (48.5)(38.1)( 4.1)( 1.8)( 7.0) 0.4
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
21.雨の日などを除いて毎日散歩してくれる                             (21.5)(41.5)(13.0)( 5.8)(17.7) 0.4
22.保育士が子育て相談に応じてくれる                                (34.5)(42.0)( 9.0)( 2.8)(11.1) 0.5
23.保育所で子育てに関する講演会などの機会が確保されている            (14.3)(30.6)(18.7)( 7.9)(27.6) 0.8
24.保育所と保護者との間の風通しがよい                              (27.0)(44.8)(12.7)( 4.2)( 10.9) 0.4
25.毎年保育方針などの説明会が行われている                           (39.3)(36.4)( 7.4)( 2.8)(13.6) 0.5
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
26.総合的にみると                                                 (34.9)(55.0)( 6.2)( 1.6)( 1.5) 0.8

【保護者が参加する各種行事についておうかがいします】

問16 あなたは,お子さんが通っている保育所主催の保護者が参加する以下の行事について,
       日ごろどのように感じていますか。次の1〜5の項目について該当する番号を
       「1つずつ(倍角太字下線)」選んで〇つけてください。

***以下の項目について次の3段階評価をする形式です***
*** 1.やってほしい
*** 2.やる必要がない
*** 3.わからない

1.運動会        1=92.7 2=2.5 3=3.3 NA=1.6
2.成長発表会    1=85.0 2=4.8 3=8.6 NA=1.6
3.保護者懇談会   1=83.4 2=5.2 3=9.8 NA=1.5
4.納涼会        1=78.3 2=8.3 3=11.7 NA=1.6
5.卒園式        1=94.9 2=1.5 3=2.0 NA=1.5
        N=1782

問17 お子さんの送迎時間は,片道どのくらいかかりますか。徒歩に換算してお答え下さい。
1.約5分 (20.7)
2.約10分 (23.6)
3.約15分 (16.8)
4.約20分 (15.4)
5.約30分 ( 9.5)
6.約40分 ( 5.4)
7.約50分 ( 2.7)
8.約1時間 ( 2.1)
9.1時間以上 ( 2.6)
        NA=1.2 N=1782

問18 お子さんを送迎した場合,通常の通勤時間と比べて片道どれだけ多くかかりますか。
1.通勤していない ( 5.2)
2.約5分 ( 6.5)
3.約10分 (15.3)
4.約15分 (20.1)
5.約20分 (20.7)
6.約30分 (21.7)
7.約40分 ( 5.9)
8.約50分 ( 1.3)
9.50分以上 ( 2.6)
        NA=1.7 N=1782

問19 あなたは,これからお子さんを保育所に預ける場合,どのような基準で保育所を選びますか。
       次の中から「1位と2位倍角太字下線)」の順位をつけてください。
1.保育内容が充実している 1=40.2 2=28.6
2.延長保育を実施している 1=13.8 2=15.5
3.冷暖房など室内環境が充実している 1=1.8 2=7.2
4.園庭など屋外環境が充実している 1=3.5 2=15.5
5.送迎の利便性 1=35.6 2=26.6
6.その他(具体的に:             ) 1=3.3 2=4.3
        1NA=1.8 2NA=2.3 N=1782
        
問20 今後,新たに保育所を新設する場合,どのようなところに整備すればよいとお考えですか。
       あなたのお考えにもっとも近いものを「2つ(倍角太字下線)」選んで〇をつけてください。
1.子供が歩いていける距離に公園があるところ (65.5)
2.自動車交通量が少ない道路に面しているところ (63.7)
3.多少遠くても通勤途上にあるところ ( 8.4)
4.通勤に便利な駅周辺 (33.2)
5.近くに小学校や高齢者施設があるところ (14.7)
6.その他(具体的に:             ) ( 9.9)
        NA=0.8 N=1782

※引き続き保育サービス基礎調査A(通勤経路等調査)もお答え下さい。

保育サービス基礎調査A(通勤経路等調査)

【朝,お子さんを主に保育所へ送っている保護者の方におうかがいします】
問21 あなたの性別は。
1.男 (20.1)
2.女 (79.4)
        NA=0.6 N=1780

問22 あなたがお住まいの住所を郵便番号でお答え下さい。

問23 お子さんは,平日(月曜日から金曜日)保育所に毎日通っていますか。
1.毎日通っている (94.4)
2.週何日か通っている → 週(    )日 ( 4.3)
        NA=1.2 N=1780

問24 お子さんは,平日(月曜日から金曜日)の登園時間・降園時間(帰る時間)はそれぞれ何時
       ごろですか。
(1)登園時間
1.午前7時30分以前 ( 3.3)
2.午前7時30分〜8時30分 (49.9)
3.午前8時30分〜9時30分 (44.9)
4.午前9時30分以降 ( 1.5)
        NA=0.3 N=1780
(2)降園時間
1.午後4時以前 ( 2.4)
2.午後4時〜5時 (24.8)
3.午後5時〜6時 (55.2)
4.午後6時以降 (16.8)
        NA=0.7 N=1780

問25 あなたの職業は。
1.自営業 (10.1)
2.会社員 (58.4)
3.公務員 (13.8)
4.自由業 ( 3.9)
5.学生 ( 0.4)
6.無職 ( 2.5)
7.その他(具体的に:           )( 9.8)
        NA=1.2 N=1780
***回答が1〜4の方は問26〜29に進む
***回答が5〜7の方は調査はここで終了いたします

《問25で「1」〜「4」と回答した方におうかがいします。》

問26 勤務形態は,次のどれにあてはまりますか。
1.常勤 (74.8)
2.パート (24.1)
        NA=1.1 N=1534

問27 通勤時間はどれくらいかかりますか。
1.通勤していない ( 5.0)
2.15分未満 (16.0)
3.15分〜30分未満 (22.4)
4.30分〜45分未満 (16.6)
5.45分〜1時間未満 (20.3)
6.1時間〜1時間30分未満 (17.5)
7.1時間30分〜2時間 ( 1.5)
8.2時間以上 (0.2)
        NA=0.6 N=1534

問28 通勤先はどちらですか。
1.川崎区 (14.1)
2.幸区 ( 6.5)
3.中原区 (11.3)
4.高津区 (10.2)
5.宮前区 ( 6.0)
6.多摩区 ( 5.9)
7.麻生区 ( 4.1)
8.横浜市 ( 8.1)
9.その他の神奈川県 ( 1.2)
10.東京都 (28.6)
11.他県 (0.3)
        NA=3.5 N1534

問29 主な通勤の手段は,次のどれにあてはまりますか。
1.徒歩 ( 8.0)
2.自転車 (24.2)
3.自家用車 (19.7)
4.バス(バスの乗り継ぎを含む)( 3.8)
5.鉄道 (27.4)
6.バス(自転車)と鉄道の乗り継ぎ (11.7)
        NA=5.2 N=1534
***回答が1〜4の方は調査はここで終了いたします
***回答が5〜6の方は問29−1に進む

《問25で「5」又は「6」と回答した方におうかがいします。》

問29−1 通勤の際,自宅からもっとも近い最寄り駅はどこですか。次の駅名から利用している
           駅を選んで□の中に番号をお書きください。
           (注)市外の駅を利用している方は,【市外の駅】の番号「50」を□の中にお書きください。
【ア行】
1.生田 ( 2.3)
2.稲田堤 ( 3.5)
【イ行】
3.柿生 ( 2.3)
4.鹿島田 ( 1.7)
5.梶ヶ谷 ( 3.8)
6.川崎(JR)( 8.3)
7.川崎新町 ( 0.2)
8.川崎大師 ( 0.7)
9.久地 ( 3.3)
10.栗平 ( 0.5)
11.黒川 ( 0.2)
12.京王稲田堤 ( 3.0)
13.京王よみうりランド (-)
14.京急川崎 ( 1.8)
15.小島新田 ( 0.2)
【サ行】
16.五月台 (0.5)
17.鷺沼 ( 4.7)
18.産業道路 (-)
19.尻手 ( 0.5)
20.宿河原 ( 1.0)
21.新川崎 ( 3.2)
22.新丸子 ( 1.8)
23.新百合ヶ丘 ( 2.3)
24.鈴木町 (-)
【タ行】
25.高津 ( 2.7)
26.津田沼 (0.7)
27.鶴川 (0.5)
【ナ行】
28.中野島 ( 2.0)
29.登戸 ( 2.5)
【ハ行】
30.八丁畷 ( 0.5)
31.浜川崎 (-)
32.東門前 ( 0.2)
33.平間 ( 2.7)
34.二子新地 ( 1.7)
【マ行】
35.港町 (-)
36.溝の口(田園都市線)( 2.7)
37.宮崎台 ( 4..5)
38.宮前平 ( 4.2)
39.向河原 ( 0.5)
40.向ヶ丘遊園 ( 2.5)
41.武蔵小杉 ( 4.0)
42.武蔵新城 ( 2.7)
43.武蔵中原 (3.8)
44.武蔵溝ノ口(JR)( 1.3)
45.元住吉 ( 5.2)
【ヤ行】
46.矢向 ( 3.2)
47.百合ヶ丘 ( 1.5)
48.読売ランド前 ( 2.7)
【ワ行】
49.若葉台 (-)
【市外駅】
50.市外の駅 ( 2.0)
        NA=0.2 N=600

調査にご協力いただき大変ありがとうございました。記入もれがないかどうかもう一度お確か
めください。

2.幼稚園経営者・民間企業調査

1.幼稚園経営者

  現在、保育所をとりまく環境は大きく変化しつつあるが、同じように就学前児童を預かる幼
 稚園についても、少子化の進展などにより、厳しい経営状況あるといわれている。
  そこで、市内に立地する幼稚園の中から無作為に5園を抽出し、ヒアリング調査を実施した。

(1)A幼稚園

  ・A幼稚園は宮前区に立地し、現在の園次数は500人を数える。
  ・保育者は98%が核家族世帯であり、幼稚園教育の大事さに賛同してもらえる
   ことを条件に入園してもらう。不況の影響もあり、一般に親の生活は楽では
   なく、3人目がほしいが経済的に無理と思っている保護者が多い。
  ・現在バス4台で送迎を行っている。
  ・現在の少子化対策は親の立場で考えられ、親を楽にすることに重点が置かれ
   ている。子どもの立場で考えられていない。したがって、いくら費用を投じ
   ても子どもが増えることにはつながらない。
  ・保育行政は子どもの立場にたった対策が大切である。子どもの犠牲や負担の
   上に成り立ってはいけない。
  ・子育てが楽しく生きがいのあるものだというイメージづくりが大切である。
  ・しつけや親子の絆の国際比較では、日本が欧米に比べて劣っており、国際的
   順位も低い。最近の残虐な事件の背景には子育ての問題がある。
  ・幼稚園は、人間(人格)教育の基礎である。
  ・幼稚園教育は、実体験を通じて忍耐力やいたわり、協調性を身につけること
   である。
  ・給食だけだと登園拒否をする児童がでる。親の愛情は家庭での食事であり、
   教職はしていない。
  ・公園や遊び場が不足し、核家族によって子どもの育て方を知らない親が増え
   ているので、幼稚園が地域の幼児教育センター的役割を担う必要がある。
  ・マスコミの論調から働く女性や母親が支持され、親を働きやすくする保育行
   政に予算がつき、人間形成の基礎である幼稚園教育への予算が少ない。
  ・保育事業への参入は、今のところ考えてはいない。

(2)B幼稚園

  ・B幼稚園は玉国立地し、現在の定員は480人(40人×3学年×4クラス)、
   児童数は335人を数える。
  ・B幼稚園の設立は昭和40年代であり、昭和30年代は保育園を運営していた。
   その後、自宅の敷地の一部に幼稚園を作り(当初は木造園舎)、その後児童
   数の増加に伴ってRC造りの園舎を2棟建てた。
  ・給食はやっていない。かつて3か月間テストケースでやってみた。アンケー
   トをとった結果、お弁当の方がよいとの答えが出たのでやめた。
  ・満3歳児については、年間の入園者の予測がつきにくく、対応(教論の確保
   など)に苦慮している。
  ・預かり保育は行っていない。ただし、水・木・金は課外教室(サッカー教室
   など)を行っている。
  ・保育への参入は、経営上課題はあるが幼稚園児の募集には役立つ。
  ・複数の幼稚園が共同して保育園を持つ方法も考えられるが、送迎が二度手間
   になる。
  ・かつて保育園を運営してみた経緯もあり、学校法人も保育所を経営できるの
   であれば、今後検討してみたい。

(3)C幼稚園

  ・C幼稚園は麻生区に立地し、定員は170人、現在の児童数は130人を数える。
  ・児童数については、開園当時の昭和38年には157名。ピーク時の昭和44年には
   250名であったが、近くの住宅団地の立て替えによって一戸建てが増え、少子
   化傾向とともに児童数が減ってきた。
  ・園児の母親は専業主婦が多い。
  ・駐車場は10台。バス通園は行っていないが、保護者から要望は多い。
  ・かつては木造L型園舎だったが、RC2階建てI型園舎に立て替えた。
  ・保護者はかつては音楽教育などの教養的な要望が強かったが、今は泥んこに
   なって遊んだり、その後シャワーを浴びるような体験を望んでいる。今は遊
   び場がなく石ころも転がって泣く石を拾う体験すら貴重となっている。
  ・保護者は、外国人の子どもとの交流など多様な体験機会を望んでいる。
  ・専門家による体操指導を月1〜2回行い、体力づくりと感性を高めることに配
   慮している。
  ・預かり保育を行っている。定員は20名で13人前後を数える。
  ・月決めと単発があり、年齢に関係なく一つの教室で自由に遊ばせている。安
   全性を確保するため、フリーの職員が一人ついている。
  ・早朝や夏休み・春休みの預かり保育の需要も強いが、補助がなく現体制では
   できない。パートでは信頼性に不安が残る。
  ・近くの小学校の校長先生の配慮で学校主催の行事、幼稚園児と保育園時の交
   流の機会がもたれ、好評を得ている。
  ・幼稚園児と中学校・高校の連携を部活動やサークル活動を通じて行っており、
   高校生のお兄さんを怖がっている点が多少緩和されている。
  ・保育所併設は職員に保育士の資格を持っている者もおり、可能とは思うが、
   敷地の余裕がなく、空き教室出来た場合には考えられる。

(4)D幼稚園

  ・D幼稚園は幸区に立地し、開設40年を迎える。
  ・定員は385人、現在の園児数は350人。
  (年少20人/クラス×3クラス、年中22〜23人/クラス×6クラス、年長28人
   /クラス×4クラス)
  ・現在バス2台で送迎を行っているが、少子化の進展などにより地域の子ども
   は減少しており、特に0歳児の減少がで顕著ある。
  ・3年前から午後5時まで預かり保育を実施しており、おおむね10人〜12・13
   人の園児が利用している。毎日預かり保育を利用している子どもは数人であ
   る。
  ・預かり保育を実施することで、保護者には安心感が高まり、子どもは異年齢
   で遊べるので、子どもの方から行きたがる傾向がある。
  ・早朝や休み中の預かり保育の要望は少ない。ただ、家族全員が夜型になって
   おり、早朝「ぼーっと」している子どもが増えてきていることから、早朝の
   預かり保育を実施するには問題がある。
  ・預かり保育は、特別なプログラムを用意していないが、ベテランの教論が担
   当しており、自由に遊ばせている。
  ・D幼稚園としては、今後、預かり保育を充実していくことを考えている。

(5)E幼稚園

  ・E幼稚園は川崎区に立地し、定員は120人、現在の園児数は104人。
  ・施設は、平成10年に改築した。
  ・E幼稚園では、幼稚園の開放、講演会の開催など子育て支援事業を実施して
   いる。
  ・子どもの立場からみると、母親は働かないことを望んでいると思う。
  ・子育て放棄が子どもの心の育ちを低下させている。
  ・2年前から預かり保育を実施している。預かり保育の時間は午後2時〜午後
   5時までの3時間。水・土曜日は実施していない。
  ・預かり保育を利用している子どもの数は3〜4人。1日800円の負担がある。
  ・E幼稚園周辺では、子どもの遊び場が少ないという社会教育的な理由で預か
   り保育を利用する子どもが多い。
  ・少子化の進展により、幼稚園経営がますます厳しくなっていることから、人
   的・物的援助が必要。
  ・前橋市では、3人目の幼稚園就園費を無料にしているので、川崎市でも、こ
   のような施策に取り組んでほしい。
  ・今後のビジョンとして、社会の動きに適応してE幼稚園の保育園化を進めて
   いかざるをえないだろうと考えている。

2.民間企業調査

 現在、国においては社会福祉基礎構造改革の検討が行われており、保育所の設置主体につい
ても、その見直しが検討されている。
 そこで、この1〜2年の間に保育所経営に参入した民間企業4社を対象にヒアリング調査を
実施した。

(1)A社

  ・女性の社会参加が進み、そのことが保育需要をより一層増大し、滞在ニーズの掘り
   起こしが可能と考えている。しかも、子ども数の増加が、鉄道事業者として利用者
   の増加につながる。
  ・保育所経営に参入することで、国の少子化対策にも貢献することができる。
  ・地域住民の駅方保育所整備の要望が強く、また、駅前に保育所を整備することで、
   駅のさまざまなサービスとの相乗効果が期待できると判断して、平成8年5月に初
   めての駅型保育所を開設した。
  ・駅型保育所の開設にあたっては、A社に運営のノウハウが蓄積されていないことか
   ら、埼玉県T市の社会福祉法人に運営を委託している。
  ・厚生省のモデル事業「駅型保育所」に指定され、運営費の一部はこども未来団体か
   ら助成を受けている。
  ・駅型保育所は、東京都K市駅前のホテルの1・2階にあり、総床面積は486m2であ
   る。
  ・保育時間は通常保育の場合、平日は午前7時〜午後8時、土曜日は午前8時〜午後
   7時、日曜日は午前9時〜午後6時である。ナイトサービス(延長保育)の場合、
   平日のみ午後8時〜9時、土・日曜日は実施していない。
  ・保育だービスは、パーソナルフリープラン(通園型・月極)、ポイントサービス(
   一時預かり)、ビジターズサービス(一時預かり)の3タイプがある。パーソナル
   フリープラン、ポイントサービスは、3か月から就学前までの子どもが対象で、こ
   のうちポイントサービスは会員制となっている。ビジターズサービスは、1歳以上
   の離乳が完了した子どもが対象である。
  ・保育料は、入園料等として79,000円〜110,000円、保育料(基本料金)として
   49,000円〜70,000円を要し、そのほか追加料金が別途設定されている。ナイトサービ
   ス(延長保育)料金は、1時間あたり1,300円〜1,800円である。
  ・A社では、首都圏で100ヵ所の保育所の設置を目標としており、Y市保育所設置の報
   道後も埼玉県からの問合せがあり、すでに何回か協議している。
  ・A社では、自社の路線・駅での参入を考えているが、川崎市内では活用できる空間
   が少ない。
  ・保育所経営に参入して間もないA社であるが、将来は保育所の運営に参入すること
   も検討事項となっている。ただ、現段階では白紙の状態。

(2)B社

  ・助成の社会参加が進み、少子化の進展とも相まって保育需要の大幅な増大は期待で
   きないものの、一時保育等スポット的な保育需要は今後一層伸びる。
  ・これまでB社を含むグループ全体では、利益追求を目指していたが、グループ全体
   のサービス機能の充実に方針が変わった。B社は鉄道関連事業者として、駅施設の
   スペース利用、遊休施設の活用等を進めることで、地域住民のサービスの強化・還
   元ができると考え、保育所経営に参入することになった。
  ・平成11年2月にオープンした保育ルームは、東京都K市の駅高架下に55坪の広さ
   を持つ。
  ・保育ルームでは、生後15日〜学童までの子どもを預り、早朝から深夜(7:00〜23
   :00)、日曜・祝日(年中無休)開園をセールスポイントにしている。また、保育
   ルームでは、保育園・幼稚園入園前の子どもの集団生活やあそびのステップアップ
   を図るコースも用意している。
  ・保育ルームは、会員制・予約制である。会員制については、月極会員(1か月50時
   間以上)、月極会員(週1回又は2回の定期的な利用)の2種類があり、年会費1
   万円を要する。また、一時預り(1時間から)は随時受け付けているが、定員いっ
   ぱいの場合には会員が優先される。
  ・会員になると、保育ルームの利用に加えて、保育園や幼稚園への送迎サービス、保
   育ルームで預れない場合の訪問サービス、入浴サービス、買物代行サービスの各サ
   ービスを別途料金で利用できる。
  ・予約制については、B社が保育所経営のノウハウを有しておらず、ベビーシッター
   派遣会社の保育士を確保するために制度化している。
  ・保育料は、1か月50時間以下の月極会員は45,000円〜(900円/時間)、1か月150
   時間以上の月極会員は67,500〜(450円/時間)、週1回又は2回利用の定期的な月
   極会員は16,000円〜(1,000円/時間)である。
   一時保育は、7時〜9時が1,440円/時間(ビジターは1,800円/時間)、9時〜18
   時が1,200円/時間(ビジターは1,500円/時間)、18時〜23時が1,440円/時間(ビ
   ジターは1,800円/時間)である。
  ・平成12年度の収入目標7千万円、その後2〜3年で2億円の収入を目指している。
  ・当該保育ルームの経営状況を見極めた上で、新規展開を考えている。そのためにも、
   当該保育ルームを成功させなければならないと考えている。
  ・また、規制緩和だけでなく、保育所認可基準の緩和による最低基準の見直しの動向
   を踏まえながら、認可保育所参入の可能性についても検討する。

  (3)C社

  ・C社の保育園の運営状況は企業内託児センターを含めて首都圏を中心に7市で10か
   所を運営しており、園児数は約400人、保育士などのスタッフ数は約150名である。
  ・施設のタイプは駅前テナント方式が4か所、賃貸マンション方式が3か所、幼稚園
   一体型が1か所、一戸建てが1か所、事業所内が1か所となっている。
  ・対象は生後9週間〜小学校就学前まで開園日は月曜日〜金曜日、開園時間は7:30〜
   20:00である。
  ・年間の行事は、入園会、遠足、クラス懇談会、クリスマス会、保護者向け講演会、
   卒園式などである。
  ・保育士は国の基準に準じている。ただし、0歳時については国の基準を守るのは大
   変である。
  ・家賃は賃貸マンションではオーナー持ちが多く、駅ビルなどテナントの場合は事業
   主負担の場合が多いが、入居するときの条件や需給関係によって異なる。内装・改
   装費等の分担はオーナー持ちかテナント持ちかは状況によって異なる。
  ・I駅とA駅はY市保育室として計画を進めていたが、1事業1か所という制限のた
   め、駅だけとなった。I駅はこども未来財団の駅型保育園の補助を受けている。ま
   た、本社内あるスタッフのための企業内託児センターは労働省の補助を受けている。
  ・保育園の理念は教育保育であり大学の先生や専門家と共同し、教育保育の観点から
   新しいノウハウやシステムを確立していく。
  ・顧客である利用者の満足度を高める。利用者アンケートを定期的に行い、分析し、
   改善因子の抽出と改善策を立ている。
  ・立地と時間について、利便性を高める方法について検討している。長時間保育はコ
   ストがかかる。基本時間と時間外は分けて考える必要があり、時間外は受益者負担
   の考え方をとるべきである。
  ・スタッフの処遇は金銭的対価だけでなく、マンネリに陥らず、常に向上できる環境
   づくりを通じた能力向上のチャンスも処遇の一つと考えている。スタッフは毎年契
   約を更新し、契約後は各人の目標をたて、年2回の面接を通し目標管理を行ってい
   る。園長も契約制で正職員ではない。
  ・社会福祉法人などでは、お金を余らすことができず使いきってしまうことにな必ず
   しも保育の質を上げることに使われていない。
  ・公立の払い下げや公設民営方式については、大賛成である。
  ・初期投資があったりや高い敷金・家賃があっては質のよい保育ができない。運営費
   大半(8〜9割)が人件費である。スペース代の負担がなければ、保育士の数を増
   やし、質の高い保育のために費用を回すことができる。
    保育の質を測るためには、利用者の主観評価だけではなく、大学の先生や専門家
   を混じえ、客観的評価を検討している。たとえば年齢別に育児の適正な運動量を出
   して測りプログラムに反映させるなど。
    週日数、1日の時間など保育需要は多様化する。従来型の雇用形態だけではなく、
   柔軟に対応できるシステムが必要である。
    時間内の基礎的保育と時間外の選択的保育に分け、前者の福祉、後者はサービス
   と位置付け、利用者負担や公的補助の範囲を区分すべきである。

(4)D社

  ・難聴者向け映像の字幕作りの仕事を通じて「ゆったりした心」に歓心を持った。19
   93年、ホリスティック今日お行くの研究をはじめ、1994年にはイメージトレーニン
   グによる新安産法の開発・販売を行った。1995年、厚生省が駅型保育モデル事業を
   開始したときに、東京都M市に開設した。
  ・資本金:1000万円
  ・地域の選定:東京圏の中で保育需要の高い地域をマーケティングし、M市に絞った。
  ・ビルの選定:駅に近く周辺に公園があるなどの環境がよく、ビルの中や近くに風俗
   営業んど子どもに悪影響のないオフィスビルで低階層が空いているビルを選んだ。
  ・フロアーの選定:外階段で直接入れる(改造を含む)中2階、中3階とし、事務室
   は半地階にした。
  ・内装・設備:階段の新設など初期投資約3000万円をかけた。
  ・児童数:定員は60名、現在(H12.3.1現在)70名。

    0歳児(H11.4.2以降に生まれた子ども)   6名
    1歳児(H10.4.2以降に生まれた子ども)   13名
    2歳児(H9.4.2以降に生まれた子ども)   15名
    3歳児(H8.4.2以降に生まれた子ども)   13名
    4歳児(H7.4.2以降に生まれた子ども)   11名
    5歳児(H6.4.2以降に生まれた子ども)   10名
    6歳児(H5.4.2以降に生まれた子ども)   2名
   ――――――――――――――――――――――――――
       計                 70名
  
  ・時間:7:00〜21:00
  ・明晰:113坪(377m×m)、児童一人あたり約5.4m2
  ・保育料:週5日  5時間コース  0〜2歳  44,000円/月
                    3歳以上  37,000円/月
       週5日  10時間コース  0歳    74,000円/月
                    1歳    65,000円/月
                    2歳    62,000円/月
                    3歳    53,000円/月
       延長保育               12,000円/時間・月

  ・保育士:国の基準を満たす配置を行っている。
  ・初期投資分を除けば、こども未来財団からの助成金により、家賃を支払っても赤字
   を出さない状況となっている。ただし、保育士さんの給与はあまり高くない。
  ・公設民営方式は賛成である。家賃がなければ経営は楽になり、保育内容を充実でき
   る。
  ・保育理念が大事。確固なる人間観に基づく保育が必要。
  ・人間は楽をしたがり、そのため既得権をたてに保身にはしり、結果として無駄な非
   効率が生じる。無駄を生じない仕組みが必要。
  ・保育は量だけではなくいつが重要となる。保育異の質の向上が大切である。全社協
   のチェックリストも役に立つ。
  ・当園のほか、2000年4月からJR京浜東北線T駅での駅型保育園の運営を受託する。
  ・規制緩和により、株式会社が認可保育所を経営でいるようになるが、措置費の中か
   ら家賃も捻出するとなると経営は難しい。何らかの自治体の助成がないと無理と思
   っている。

3.川崎市における認可保育所運営の現状

 川崎市の保育行政の現状については、平成11年3月に川崎市保育事業検討プロジェクトに
おける「皮妻子の保育行政について(報告書)」で整理しているため、ここにおいては、
認可保育所の運営について、焦点を当て整理した。

1. 職員配置基準について
 @ 公立、私立保育所とも、国基準を上回る職員の配置を行っている。(資料1−1)
 A 公立保育所と私立保育所の配置基準の主な相違は、次のとおりである。
  ○児童に対する職員配置基準は、公立保育所の場合、各年齢区分毎に小数点が生じ
   た場合は、切り上げているが、私立保育所の場合は、通分方式により、最終的に
   小数点が生じた場合に切り上げている。これにより、同じ定員数で比較した場合、
   保育士(看護婦を含む)は、公立保育所の方が1名程多い配置となっている。
  ○保育士(看護婦を含む)以外の職員については、90名定員(0歳児定員あり)で
   比較した場合、公立保育所が調理員1名、栄養士1名、用務員2名で計4名に対
   して、私立保育所では、調理員、栄養士、用務員を含めて2名の配置となっている。
   また、120名定員(0歳児定員あり)で比較した場合、公立保育所が調理員2名、
   栄養士1名、用務員2名で計5名に対して、私立保育所では、調理員、栄養士、
   用務員を含めて3名の配置となっている。
  ○産休明け保育を実施している保育所については、公立保育所では、産休明け対象
   児童2名に対して保育士1名、及び看護婦を別枠で配置している。私立保育所に
   ついては、臨時職員1名の半年分の雇用費を補助金として交付している。
  ○私立保育所は、処置費及び市補助金で保育所を運営しており、各保育所毎の状況
   によって、運営費の範囲において、基準以外に職員を配置している場合もある。
 B 保育士の配置を他都市の公立保育所と比較した場合、公立、私立保育所ともかな
   り多い配置基準となっている。(資料1−2)

2. 職員勤務体制について
 @ 公立保育所においては、どの時間帯においても、必ず正規職員が保育にあたるこ
  とを原則としているため、出退勤時間をずらした7段階のローテーションを組んで
  いる。また朝夕は、世紀職員の不足を補うため、臨時職員を採用している。(資料2−1)
   各保育所の状況によって、7段階のローテーションを簡素化している場合もある。
 A 私立保育所においても、基本的にローテーションによる勤務体制を組んでいるが、
  各保育所の状況により、その体制はまちまちである。
 B 横浜市の公立保育所(120名定員)では、朝(7時30分〜8時30分)と(17時〜
  18時30分)は、それぞれ正規職員が1名と時間外託児福祉員(非常勤及び臨時職員)
  10名で保育を行っている。それ以外の正規職員は、8時30分〜17時mでの平常勤務で
  ある。時間外託児福祉員の勤務時間は、朝2時間、夕3時間で、この時間帯に用
  務業務も時間外託児福祉員が行っている。(資料2−2)
 C 千葉市の公立保育所は、朝(7時〜9時)、朝(16時30分〜19時)を社会福祉協議
  会に保育士の派遣を委託している。正規職員(保育士)は、8時と8時30分出勤が
  それぞれ1〜2名で、それ以外の職員(保育士)は9時から17時30分の勤務である。
  従って、朝7時〜8時、夕17時30分〜19時は派遣の保育士だけで、保育にあたって
  いる。(資料2−3)
 D 川崎市では、臨時職員の長期雇用問題が生じたときに、非常勤職員での対応策も
  検討されたが、臨時職員で対応してきている経過がある。


資料1-1 保育所職員配置基準

職種 区分 国に基準 公立保育所 私立保育所







0歳児 児童3人につき
保育士1人
児童3人につき
保育士1人

〔産休明け保育〕
児童2人につき
保育士1人
(看護婦別枠で1人)
児童3人につき
保育士又は看護婦1人

〔産休明け保育〕
1人の臨職加算
(年間1,245千円の
雇用費交付)
1・2歳児 児童6人につき
保育士1人
児童6人につき
保育士1人
児童6人につき
保育士1人
3歳児 児童20人につき
保育士1人
児童20人につき
保育士1人
児童20人につき
保育士1人
4・5歳児 児童30人につき
保育士1人
児童30人につき
保育士1人
児童30人につき
保育士1人
年休代替要員
(予備保育士)
保育士1人につき
年間16日のパート
1施設に1人配置 1施設に1人配置
休憩休息要員
(充実保育士)
90人以下定員
保育士1人

91人以上定員
6時間×月25日

8時間×月1日のパート
保育士4人につき
保育士1人加算
保育士4人につき
保育士1人加算
調



調理員 45人定員以下  1人

46人定員以上  2人
60〜95人定員 1人

120人定員  2人

210人定員  3人
90名未満定員  2人

90名以上定員  3人
用務員
35〜120人定員  1人

0歳児定員を持つ
90〜210人定員  2名
年休代替要員 年間16日パート/1人



栄養士
0歳児定員施設 1人
事務職 非常勤 年間156日

※保育士等の配置数算定式
 (1)公立保育所:各年齢区分ごとに、小数点が生じた場合には、切り上げる。
 (2)私立保育所:通分方式により、最終的に小数点が生じた場合には切り上げる。


資料1-2 市立保育所の実態に関する調べ(平成11年6月1日現在)
市名 市立保育所の保母の配置基準
川崎市保母の配置基準モデルケースの保母の配置数
基準独自の基準 ※保母は保育士に読み替る
区分配置基準保母配置数の決定方法
0歳児3:1 ・産明け保育2:1(看護婦別枠で1人)
・年休代替要員(予備保母)1施設に1人配置
・休憩休息要員(充実保母)保母4人につきほぼ1人加算
1歳児6:1
2歳児6:1
3歳児20:1
4歳児30:1
5歳児30:1
児童数保母数
0歳児11 4
1歳児16 3
2歳児15 3
3歳児23 2
4歳児30 1
5歳児25 1
12014
14人+予備1+充実4=19人別枠(施設長1人、栄養士1人、調理員2人、用務員2人)
基準以外の職員
正規職員非常勤職員
区分配置目的配置人員報酬月額
・所長(保母職)1人・フリー保母(5<予+充>+5<栄養士以下>)25人 臨時(パート)
臨時(パート)
週休代替保母(月、金、土曜日)
特例保育・時差勤務補助
5〜8人
特例5〜10人
時差2人
※児童数による
有資格 1050円
無資格 920円
〃 (別途通勤 360 400 500 の3段階)
札幌市保母の配置基準モデルケースの保母の配置数
基準国の基準どおり
区分配置基準保母配置数の決定方法
0歳児3:1 各年齢ごとに小数点第1位まで算出(小数点第2位以下切り捨て)、合計数の小数点第1位を四捨五入
1歳児6:1
2歳児6:1
3歳児20:1
4歳児30:1
5歳児30:1
児童数保母数
0歳児11 3.6
1歳児16 2.6
2歳児15 2.5
3歳児23 1.1
4歳児30 1
5歳児25 0.8
12011.6
基準以外の職員
正規職員非常勤職員
区分配置目的配置人員報酬月額
園長(主に保育士職) 週2日勤務(1日7時間45分勤務) 週休2日制の代替
〃 (乳幼児併設園)
各園1人
各園2人
日額 8260円
  〃
仙台市保母の配置基準モデルケースの保母の配置数
基準独自の基準
区分配置基準保母配置数の決定方法
0歳児3:1 3歳未満児・3歳以上児区分で各年齢ごとに小数点第2位まで求め、区分ごとに足し上げた上で0.1未満切り捨て、0.1以上は切り上げる
1歳児6:1
2歳児6:1
3歳児20:1
4歳児25:1
5歳児30:1
児童数保母数
0歳児11 9
1歳児16
2歳児15
3歳児23 4
4歳児30
5歳児25
12013
※障害児は別枠3:1基準により配置(小数点切り上げ)
基準以外の職員
正規職員非常勤職員
区分配置目的配置人員報酬月額
・所長(保育士職、栄養士職) 51人
・フリー保母(栄養士、技師および非常勤嘱託を含めた職員数に連動) 104人
3h 嘱託
4h 〃
6h 〃
早朝および延長保育 109人
25人
26人
週20h 91300円
95600円
週30h 141300円
千葉市保母の配置基準モデルケースの保母の配置数
基準独自の基準
区分配置基準保母配置数の決定方法
0歳児3:1 0歳児保育士数+1・2歳児保育士数=3歳未満児保育士数(それぞれにおいて小数点第2位を四捨五入し両方を加算して小数点第1位を三捨四入)
※3歳以上児保育士数(小数点第1位を一捨二入)
1歳児5:1
2歳児5:1
3歳児25:1
4歳児25:1
5歳児25:1
児童数保母数
0歳児11 10
1歳児16
2歳児15
3歳児23 3
4歳児30
5歳児25
12013
基準以外の職員
正規職員非常勤職員
区分配置目的配置人員報酬月額
・所長(保育士59、看護婦1、栄養士1) 61人
・フリー保母(主任保育士) 61人
年休・週休代替
休憩代替
所長を除く職員の年休週休代替
保育士・看護婦の休憩代替
163人
89人
時給 960円(有資格)
   860円(無資格)
時給 960円(有資格)
   860円(無資格)
横浜市保母の配置基準モデルケースの保母の配置数
基準国の基準どおり
区分配置基準保母配置数の決定方法
0歳児3:1 4月1日入所予定の児童数により決定
1歳児6:1
2歳児6:1
3歳児20:1
4歳児30:1
5歳児30:1
児童数保母数
0歳児11 4
1歳児16 5
2歳児15
3歳児23 1
4歳児30 1
5歳児25 1
12012
基準以外の職員
正規職員非常勤職員
区分配置目的配置人員報酬月額
所長 125人
フリー 217人
5H嘱託
週30H嘱託
時差出勤のための嘱託
時間外保育対応
育児支援対応
659人
18人
69人
122900円
168700円
168700円
名古屋市保母の配置基準モデルケースの保母の配置数
基準独自の基準
区分配置基準保母配置数の決定方法
0歳児3:1 歳児区分の定員に対し小数点第1位を切り上げ
1歳児6:1
2歳児6:1
3歳児20:1
4歳児30:1
5歳児30:1
児童数保母数
0歳児11 4
1歳児16 3
2歳児15 3
3歳児23 2
4歳児30 1
5歳児25 1
12014
基準以外の職員
正規職員非常勤職員
区分配置目的配置人員報酬月額
所長(保育職) 125人
フリー保母(保育職) 125人
その他正規職員(保育職) 149人
1〜5時間嘱託
時差出勤のための嘱託
乳児をはじめ長時間および障害児保育のため 437人
59人
時給 900円〜1060円
時給 900円〜1060円
京都市保母の配置基準モデルケースの保母の配置数
基準独自の基準
区分配置基準保母配置数の決定方法
0歳児3:1 実児童数に過去3年間の途中入所児数(4〜12月)の平均を加え(乳児は0歳、幼児は3歳に)、歳児区分ごとに小数点第2位切り捨ての後、他の加配とあわせて、四捨五入する
1歳児5:1
2歳児6:1
3歳児15:1
4歳児20:1
5歳児25:1
児童数保母数
0歳児11 3.6
1歳児16 3.2
2歳児15 2.5
3歳児23 1.5
4歳児30 1.5
5歳児25 1
12013.3
基準以外の職員
正規職員非常勤職員
区分配置目的配置人員報酬月額
所長(保育士職)
フリー保母(副所長含む) 171人
延長等嘱託員
延長等嘱託員
開所時間延長促進事業対応(7:00〜9:00)
延長保育事業対応(15:15〜19:15)
※10人
※10人
※朝夕同一人物で雇用している
41250円
79500円
大阪市保母の配置基準モデルケースの保母の配置数
基準独自の基準
区分配置基準保母配置数の決定方法
0歳児3:1 歳児区分ごとに小数点以下切り上げ
1歳児4:1
2歳児6:1
3歳児15:1
4歳児30:1
5歳児30:1
児童数保母数
0歳児11 4
1歳児16 4
2歳児15 3
3歳児23 2
4歳児30 1
5歳児25 1
12015
基準以外の職員
正規職員非常勤職員
区分配置目的配置人員報酬月額
所長(保育士職) 140人
フリー保母(予備保育士等) 175人
神戸市保母の配置基準モデルケースの保母の配置数
基準国の基準どおり
区分配置基準保母配置数の決定方法
0歳児3:1 基準を超えれば1名配置
1歳児6:1
2歳児6:1
3歳児20:1
4歳児30:1
5歳児30:1
児童数保母数
0歳児9 3
1歳児30 5
2歳児
3歳児20 1
4歳児61 2
5歳児
12011
基準以外の職員
正規職員非常勤職員
区分配置目的配置人員報酬月額
所長(保育士職) 62人
フリー保母(主任、フリー保育士) 171人
非常勤嘱託
特例パート
土曜パート
時差出勤のためのパート
所長
朝・夕30分延長した特例保育時間をカバー
土曜日の職員の手薄をカバー
23人

784人
(標準) 261200円 時給1030円
広島市保母の配置基準モデルケースの保母の配置数
基準独自の基準
区分配置基準保母配置数の決定方法
0歳児3:1 ・3歳児以上は小数点第2位を四捨五入する・0歳児、1・2歳児の合計と、3歳以上児の合計をそれぞれ小数点第1位で切り上げて合算する
1歳児6:1
2歳児6:1
3歳児20:1
4歳児30:1
5歳児30:1
児童数保母数
0歳児11 9
1歳児16
2歳児15
3歳児23 3
4歳児30
5歳児25
12012
基準以外の職員
正規職員非常勤職員
区分配置目的配置人員報酬月額
所長(保育士職) 87人
加配保母等(休憩代替22人、大規模7人、家庭支援推進14人、延長保育32人、応援27人)
6時間嘱託 休憩、年休・研修等、週休日対応の要員 138人 146000円
福岡市保母の配置基準モデルケースの保母の配置数
基準国の基準どおり
区分配置基準保母配置数の決定方法
0歳児
1歳児
2歳児
3歳児
4歳児
5歳児
児童数保母数
0歳児11 3.6
1歳児16 5.1
2歳児15
3歳児23 1.1
4歳児30 1.8
5歳児25
12011.6
基準以外の職員
正規職員非常勤職員
区分配置目的配置人員報酬月額
所長(保育士職、事務職) 22人
フリー保育士
充実保育士
障害児加配
非常勤保育士

21カ所
2カ所2名
年休代替保育士
8週14休制度代替保育士、
休憩保育士等必要保育士
21ヶ所
日額 7524円(交通費込み)
北九州市保母の配置基準モデルケースの保母の配置数
基準国の基準どおり
区分配置基準保母配置数の決定方法
0歳児3:1 配置基準は国基準どおりであるが、端数処理は通分方式により、小数点第1位は四捨五入
1歳児6:1
2歳児6:1
3歳児20:1
4歳児30:1
5歳児30:1
児童数保母数
0歳児11 12
1歳児16
2歳児15
3歳児23
4歳児30
5歳児25
12012
基準以外の職員
正規職員非常勤職員
区分配置目的配置人員報酬月額
所長(保育士職) 36人
フリー保母(予備保母<週休加配>) 36人
5時間嘱託 休憩時間確保のため定員91人以上の所に配置 17人 時給 1201円
(参考)就学前児童数及び保育を希望する児童数の将来推計

1 子ども数及び保育を希望する児童数推計の全体フロー

 1990年から1999年の人口(各年10月1日)をもとに、図−4に示す手順に従い、男
女1歳階級別にセンサス変化率法によって2003年(平成15年)、2008年(平成20年)、
2013年(平成25年)、2018年(平成30年)の子ども数を推計し、子ども数と保育
需要率を基に保育児童数を推計した。

2 推計の方法

 推計の方法としてはセンサス変化率法を採用した。人口動態は出生や志望という自然増減を規
定する要因の他にも、社会増減という形で社会・経済的状況あるいは地域固有の要因、さらには
行政の施策などによる様々な影響を受ける。地域固有の要因とは、例えばその地域の住宅事情、
住む人々の価値観・ライフスタイル、交通機関や開発動向など都市・まちづくりに関するものな
どの様々なミクロ的要因であるが、これらはそれぞれの地域で変化に富んでいる。
 センサス変化率法の大きなメリットは、年齢別純移動率を用いて、コーホート人口の変化を自
然増減と社会増減に分離せずに総合的に考察できる点にある。

3 推計の条件と手順

 推計は以下の条件と手順により行った。

 @ 推計の基になる数値については、1990年から1999年人口(各年10月1日)をも
   とに1歳階層別に10年間のセンサス変化率の推移を分析した結果を用いる。
 A この10年間のうちバブルの影響を強く受けた前半とバブルの影響が弱まった後半では変
   化率に大きな違いがあるので将来のセンサス変化率の設定にあたっては両者を考慮して設
   定する。
 B 0歳時の出生率に関しては、25〜34歳の女性人口と0歳人口の比率(女性こども比)
   を求めて算出した。なお、女性こども比については、厚生省の合計特殊出生率の予測値を
   基準に川崎市の過去及び現状から補正を行った。
 C 予測年次は2003年(平成15年)、2008年(平成20年)、2013年(平成2
   5年)、2018年(平成30年)と長期の推計を行った。
 D 保育需要に関しては過去10年間の保育を希望する児童数と子ども人口との比(保育需要
   率)の推移から将来の保育需要率を設定し、これに将来の子ども人口を乗じて算出した。

4 推計の結果

  (1)子ども人口
     川崎市の今後の0歳から5歳児童人口数は少子化傾向及び若い夫婦世代の転出
    入等の社会移動を反映し2001年(平成13年)の74,250人をピークに
    長期減少傾向を示している。2003年(平成15年)の児童数は73,150
    人と1999年(平成11年)に比べて約900人の減少になっている。その後
    も減少傾向が続き、2013年(平成20年)には60,050人、2018年
    (平成25年)には57,850人と予測された。

表−1 子ども人口予測 (単位:人)

1990199519992003200820132018
0歳12,94612,89413,23612,25010,90010,3009,900
1歳12,67612,25912,80212,35010,85010,0509,800
2歳12,85011,61312,46212,30010,8509,9509,650
3歳12,64211,56212,15412,05010,9509,9009,550
4歳12,47711,17411,87712,25011,0509,9009,550
5歳12,69310,90911,53811,95011,2009,9509,400
76,28470,41174,06973,15065,80060,05057,850



  (2)保育を希望する児童数
     子どもを持つ母親の仕事を続ける意欲の高まり等によって、子ども人口の減少に
    もかかわらず保育を希望する児童数は2003年(平成15年)まで増加し、その
    後は減少傾向で推移していくことが見込まれる。1999年(平成11年)の認可
    保育を希望する児童数は11,359人であるものが2003年(平成15年)に
    は現在より約450人多い11,800人になるものと予測される。平成15年を
    ピークにして、その後は微減傾向をとどり、2008年(平成20年)には11,
    250人になるものと予測される。
     なお、現在(平成11年)の子ども人口に対する保育児童数の割合(保育需要率)
    は15.3%であるが、将来の保育需要率は2003年(平成15年)で16.1
    %、2008年(平成20年)で17.1%と予測され、平成20年以降も緩やか
    に上昇することが見込まれる。

表−2 保育を希望する児童数の予測 (単位:人)

1990199519992003200820132018
保育を希望する
児童数
10,12510,58611,35911,80011,25010,85011,000
(注)保育を希望する児童数には、人か保育所に入所した人で、
  休職中、産休・育休中など保育入所要件に欠ける児童を含んでいる。




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