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少子化の進行とこれからの保育施策(意見具申要約版) (川崎市児童福祉審議会、2000年10月23日) |
(1)少子化の進行状況
川崎市の合計特殊出生率は、昭和55年以来全国平均を下回り、減少しつづけており、出生率低下の直接的な要因は、結婚に対する意識の変化、育児の負担感、仕事と育児の両立の負担感等にあるといわれている。
(2)就学前児童の状況
平成13年の74,250人をピークに長期減少傾向を示し、平成25年には、57,850人と22%減を予測している。
(3)女性の就労状況
平成9年度、15歳以上の女性人口498,000人のうち251,000人が就業者であり、年齢別労働力率で見ると、20〜24歳がピーク、30〜34歳の子育て期に最低、45〜49歳の子育て終了期に二つ目のピークとなっている。
(1)児童福祉法改正と保育所の役割
@情報提供と利用者選択の保障(利用者主体の保育サービス)
A子育て支援の拡充
B保育における「利用者」の明確化
(2)少子化対策推進基本方針と新エンゼルプラン
(3)現在求められている保育サービス
(4)保育所の規制緩和の動向
@乳児保育(0〜2歳児の低年齢保育)
A延長保育・夜間保育
B乳幼児健康支援一時預かり事業
C休日保育
D多機能保育所等の整備
E在宅児も含めた子育て支援の推進
平成10年、福祉サービスの民間企業導入などが盛り込まれ、平成12年、@保育サービスの形態の多様化、A民間企業の認可保育所参入条件の見直し、保育サービスの質の確保についての3点があげられている。
(1)川崎市の保育の現状
@認可保育所
A認可外保育施設
(2)待機児童の現状と課題
@待機児童の現状
A認可外保育施設(地域保育園)入園者の増加
(3)多様な保育サービスの充実
@多様な需要に応える保育サービスの推進
A子育て支援の推進
Bその他の地域子育て支援
(4)利用しやすい保育所の整備
@利用者は子どもであると言う視点から
A必要なときに利用できる保育所受け入れ枠の整備
B保育所の立地条件
C保育サービスに関する情報提供
(5)保育所運営の現状と課題
@運営形態の問題
A川崎市の公立保育所の課題
B保育士職の公私の比率と課題
(1)多様な保育ニーズへの対応
延長保育、一時預かり、休日保育等、多様なニーズを提供できる「多機能型保育センター(仮名)」を拠点に整備する。
(2)利用しやすい保育所
子どもを預けやすく、受け取りやすい、柔軟な対応ができる保育所の設置が望まれている。
(3)幼稚園との連携
幼保連携の検討委員会を設置し積極的な展開を図る。
(4)認可外保育施設への支援と指導について
認可外保育施設に対し、子どもの保育という視点に立った手当てと指導を行える体制を検討する。
(5)公立保育所の弾力的運用と民間施設の拡充
保育需要に対応した適正な保育所の再配置を図るとともに、少子化社会における多様な保育需要に対応するため、
1 新たに保育所を設置する場合は、民間運営によるものとする。
1 弾力的な運営の手法として、公立保育所の民営化の推進を検討する。
1 公立保育所の職員を活用して、地域保育園をはじめ、民営化した園の助言・指導を行うシステムを構築する。
(6)保育所の評価システムの構築
安全で質の高い保育行政を求めるため、各保育所での自己点検、自己評価に加え、保育所の総合的な評価システムの構築が急がれている。