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相手の立場を思いやることで、よりよい保育園との関係を
(ままとんきっず2002年版保育特集掲載 byりくパパ)
川崎保育のつどいホームページ管理者 りくパパ
 

ままとんきっず2002年版保育特集に投稿した文章を了解いただいて転記しました。

安心して子どもを保育園に預けるためには、保育者、特に担任の先生を信頼できることが不可欠だと思います。なかなか入れない川崎の保育園ですが、入れれば信頼関係もそれなりに良好で安心して預けているという方が多いように思います。

しかし。「川崎保育のつどい」のホームページには、しばしばお母さんたちから保育園の対応に対する不満や疑問などの声が寄せられてきます。これらは一部だと思いますが、年々増えているような気もしないではありません。保育園との良好なおつきあいを作るための方法を、いただいた投稿を参考にしながら考えてみたいと思います。

● お迎え時間に遅刻したら

“保育園にお迎えが少し遅れてしまうことを連絡すると、先生がすごく冷たい“、”自分が事故して遅れたわけでもないのに、「今度から気を付けてくださいね」と言われる“、などお迎え時間に遅刻した場合の対応への不満の声があります。保育園の側からは保育体制や保育者の帰宅とも関係する切実な問題。他方、親の側からは仕事の事情や交通事情で遅れる場合がないとも限りません。延長保育が進み、体制が苦しい中ですが、保育園側は親の状況をできるだけ考慮しようと努力しています。しかし、親がこれに甘えて遅刻の常習犯になってはいけませんので、お互いが相手を思いやること、「人間関係のマナー」がなにより重要。

● かみつき、かみつかれ

“保育園でお友達に噛み付かれたが、先生に何をどうお願いすればいいの?”、“噛んだ子の親にきちんとしらせて親から謝りの言葉があるべき”などの声も1,2歳クラスあたりでは必ず起こる問題です。保育者はちゃんと見ていてくれたのだろうか、対応してくれているんだろうか“というところが疑問点でしょうね。

親としては、自分の子のその瞬間しか見えなくなるし、泣かれると悲しくなりますので、その気持ちを理解して対応してほしいところです。

お互い様でということですませることができる関係だったらトラブルにもならないでしょうし、親同士が仲良くなることでトラブルを乗り越えた例もあります。

● 準備物

入園にあたっての準備物の負担も当事者にとっては深刻です。入園時期になるとどうすればいいのか、という問い合わせが多数きます。入園してみると、もっと手を抜けたんだと分かったりして少々疑問が残ったりしますし、入園前の不安な親の問い合わせに対するちょっとした保育園側の対応に傷つくケースもあるようです。

以上例をあげた問題は、状況がそれぞれケースバイケースですし、難しいので私も答えを持っているわけではありませんが、必要に応じてその都度考えたり、調べたり、保育者に意見を聞いてみたりして、少しでもお役に立てればと思っています。そのなかで大切だと感じることを以下にまとめてみました。

【親として】

  • 何より保育者と話すこと。疑問、要求をそのままぶつけるのではなく、そう思った背景を丁寧に説明すること。
  • クラスの人などいろんな人の意見を聞いて、人それぞれ感じ方が違うんだ、ということを悟ること。
  • 日ごろから自分自身のこと、子どものことを分かってもらう努力をすること。
  • 担任以外の先生と話せるようにして、いろんな先生に意見が聞けるようにすること。必要に応じて園長先生にも意見がきける関係を作ること。
  • 保育園にも事情があります。日頃の保育園の実態を理解する努力をすること。

【保育園側に理解して欲しいこと】

  • 親の理解を得る努力を惜しまないこと。強引な運営はつつしむこと。
  • 親の就労環境などはどんどん変わっていきますので、関心をもって、いろんな親から社会の断片を吸収して、広い視野をもつこと。

    保育園の役割として、子育て支援も位置づけられる中で、親への対応は改善されてきているように思います。しかし、逆に公立保育園では、行政からの親への規制強化の動きも見られ、その影響が表れている面も感じられます。納涼会(夏まつり)における花火中止やO157事件による飲食の禁止などが顕著な例ですが、多くの私立認可保育園では実施しているものができないのはどういうことなのか、はなはだ疑問です。良い保育には、父母と保育者の自由なコミュニケーション、自由な取り組みの保障が不可欠だと川崎市にも認識していただいてバックアップしてほしいと思います。

    またホームぺージの運営主体である「川崎保育のつどい」は、保育者と父母が対等の立場で1つのイベントを作り上げるもので、親と保育者が狭い関係を離れてつきあうことでお互いの理解が進む貴重な場です。昨年の分科会でも、保育者と父母のコミュニケーションについて語り合い、「連絡帳を積極的に活用しよう」「行事に積極的に出よう」などの提案が出されました。ホームページと合わせて、多くの関係者に活用していただいて、よりより保育園生活を送るヒントになればと思っています。



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