#34 富士五湖ツーリング下見編
来る2005年7月30日(土)、このサイトが首謀者となってのツーリングを企画している。
ということは、こんな私がツアーリーダーである。
これは念入りな下見(できれば)なしでは破綻してしまうだろう。
というわけで、梅雨たけなわの土曜日、つるばら一人下見旅である。
8:20 海老名SA
集合場所である海老名SAを出発。
ギリギリだったので、名物のメロンパンもお預けにして、一人颯爽と走る。
…私が颯爽と(自分で思う)スピードで、たぶんグループツーリングに最適であろう。
緊張しているのか、トイレが近くなって足柄SAで臨時ミニ休憩。
9:08 足柄SA
気を取り直してリスタート、ジャーン!である(Mac風)
結構バイクが止まっていて、中にはタンデムのカップル(と見なしていいのだろうか)も。
9:30 御殿場I.C.から御殿場富士公園線へ
東名を降りると、なんか寒かった。
御殿場富士公園線に乗るのに、絶対迷うものと思っていたのに、県道401号→県道23号とすんなり。
「ぐみ沢」という交差点を通って、無事東富士演習場へ。
って、ここが目的地ではないのだが。
この辺、陸自の車両が制限速度(40km)ぴったりで走っている。
路面にはところどころ、出自の怪しい穴が空いているが、穴には水色のペンキで○がつけてあるので、うっかりハマることはなかった。
9:55 水が塚PA
ここまで来る頃には、小雨はぱらつくし寒いしで、メッシュジャケットで来てしまったことをかなり後悔した。
とりあえず、持っていた会社でもらったタオル(「安全五原則を守る職場風土の構築」などと書いてある)を首に巻いた。
結局いつも首手拭いである。
効果てきめんなのが情けない。
10分ほど休憩して、また出発。
富士山スカイラインから、ENEOSのある交差点(篠坂)を右折して県道72号線(富士白糸公園線)に入る。

篠坂(右折後の光景)

ここまで来ると、もう寒くはないし、雨もあがっていい調子である。
途中から、県道71号線に名前が変わり、しばらく走ると「富士ミルクランド」の看板が…

ミルクランド看板

10:50 富士ミルクランド
昼食時には少し早い為か、あまり混んでいないミルクランド。
本番では、ここでの早めのお昼(11:00〜12:00)を考えている。
レストランのメニューは、前回来た時と違って、ビュッフェ(大人\1,300-)のみ。
ひとりでビュッフェもつまらないので、牛乳とチーズパフケーキ、スティックチーズを買って、山羊を見ながら昼食である。
山羊のお立ち台を眺めるのも飽きて、11:30に出発した。
ガスが無くなってきた。
ミルクランド近くに1件GSがあったが、ちょっと高い(ハイオク134円)ので先へ。

山羊のお立ち台

11:50 道の駅なるさわ
休憩場所に予定していたところだけど、ミルクランドから近い…近すぎる。
まあ、雨に降られた場合の一時休憩所に使うかもしれないので、一応立ち寄る。
この付近はGSがたくさんあって、相場もハイオク130円。
私の自宅からだけど、ここまで約156kmの道のりだった。
12:34 山中湖
国道139号(富士パノラマライン)、国道138号(旧鎌倉往還)は少し混んでいたが、渋滞というほどではない。
そういえば、富士五湖ツーといいながら、まだひとつも湖見てないんですけど…と思ってるうちに山中湖に突き当たった。
当初の予定では、ここでお茶会のはずなんだけど、ミルクランド出てからまだ1時間。
お茶にはちょっと早いよな、と動揺したためか、道志みちに出そびれてしまった。
というか、山中湖を左に見ながら走るはずが、右に見ながら走っていた…これ、県道729だったんじゃ!?
正しくは国道138号→道志みち(国道413号)である。
これでいいのか、ツアーリーダー!?
13:22 道の駅 どうし
道志みちに入ってからの休憩スポットはやっぱりここ。
やたらバイクが多いなあと思ったら、この日はスズキが「ツーリングオアシス」というイベントをやっていて、缶コーヒーをサービスしてくれた。
さらに、アンケートに答えると、タオル、日本手拭い(「鈴木組」と書いてある)、リストバンドのいずれかのおみやげがもらえる。
私は雨に濡れた時のために、タオルをいただいた。
焼きトウモロコシ(大250円、小150円)を食べてからしゅっぱーつ!と気合いを入れる。
ここからがロングアンドワインディングロード、君へと続く長い長い坂道なのである(2曲混ざってしまった)。
道志みちは、程良いワインディングに、所々きついカーブもあって、気が引き締まる。

さて、本番ツーリングでは、宮ヶ瀬経由で清川村の方へ出て、「清川村ふれあいセンター別所の湯」でお風呂解散を考えているのだが、この日はどんよりとイヤーな雲が。
一人だし、雨が降った場合の帰路も考えておく方がいいので、国道413号から412号を通って厚木I.C.を目指す。
…はっきり言って、この道はひたすら市街地を抜ける感じで(実際には町はずれも通る)、できれば本番では避けたいと思った。

スズキ ツーリングオアシス

15:30 厚木I.C.
そんなこんなで何とか厚木I.C.に到着。
時間は程々だが、実際にはもっと遅く着く事になるはず。
海老名SAで念願の?メロンパンを食べて(食べてばかりの下見…)、のんびり帰宅した。
ツーリングは何だかんだで大抵、予定より帰着が遅くなるものだから、これくらいのペースでいいんじゃないか(って、途中端折ってるんだけど)。
山中湖以降リベンジ
後日、二俣川で講習会の後、ビーマーのおっちゃんと一緒に、横浜町田I.C.から東名経由で山中湖に向かい、再び道志みちをチェックした。
「道の駅どうし」で、おっちゃんの買った豆乳かりんとうは大変美味(そんなチェック、要らないか)。
道志みちからは梶野という交差点を右折し、県道64号を宮ヶ瀬に向かう。
のが正しいのだが、また間違えてしまった。
ちょっと遠回りして宮ヶ瀬に出、そのまま清川村を通って伊勢原方面へ。
清川村の温泉でお風呂解散を考えていたが、やめることにした。
…もし、当日晴れて暑かったら、お風呂で休憩どころか体力を消耗しそうだと思ったから。
県道64号から国道246号に出ると、あとはほとんど成り行きで(!!)厚木I.C.に辿り着く。

以上、頼りないながらも、一応、下見はできた(と言っていいのかどうかホントは不明)。
が、何せこの私である。
日本一情けないツアーリーダーになる予感は拭いきれない。
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