2004年2月号(2004/02/25発行) |
南風が吹きましたね。
会社の窓から見える海には、何十何百のかもめが浮かんで、まるで帯のようでした。
これも春のしるしなのでしょうか。
暖かい風の中を走る週末が待ち遠しいです。
今月のトピックス
1.湯上がりの危険な出来事(2004/01/31)
2.修行は花の東京で(2004/02/07)
3.クラクションを鳴らせ!(2004/02/14)
4.がんばれ K-75
5.コスチューム マジック
6.若葉青葉の芽吹く頃
1. 湯上がりの危険な出来事(2004/01/31)
腰が痛いので温泉に浸かりたい、という夫の要望で、鶴巻温泉にショートツーリングに行きました。
温泉では、体は温まり、心もほぐれていい気分だったのですが、帰路の国道246号線は、いつもどおりの大混雑でした。
かなり疲れていたため、早く帰りたい!という気持ちが先に立って、制限速度30km/hのブラインドカーブに入る速度が速すぎました。
!カーブの出口は詰まっていたのです。
いわゆるパニックブレーキで後輪がロック、後ろからは原付・・・。
自分をなだめすかすようにして、なんとか乗り切りました。
が、どうやったのか、よく思い出せません。
せっかく研修に行って来たのに、ダメじゃん、自分〜、とかなり凹んでしまいました。
教訓:カーブの出口は詰まっているものと思え。
2. 修行は花の東京で(2004/02/07)
鶴巻温泉ツーリングでかなりメゲたので、この日は都会で根性を鍛え直すことにしました。
というのは冗談ですが、行って来ました、八重洲→銀座→晴海!
銀座、特に4丁目交差点付近で運転するのは、大変勉強になります。
この辺りでは、二輪も四輪も、さらには歩行者も、実はこっちへ行きたい、という気持ちを小出しにしつつ(?)流れにもまれているみたいです。
そして、わずかなチャンスを逃さず、不意に我が道に突入していくようです。
こんな隙間に入って行くの!?なんて思うことはザラです。
こんな周囲の意図を推し量りながら、慎重に運転するのは良いことでしょう。
でも、都会ズレして、いろいろ深読みし過ぎた運転が身に付きそうな気もします。
3. クラクションを鳴らせ!(2004/02/14)
春一番に誘われて、横須賀の方へ出かけてみました。
前車と私の間にちょっと距離が空いた時、四輪車が脇道からバックで入ってこようとしました。
ところがそのドライバー、距離感がないのか、バイクにバックギアがついていると思っているのか、じわじわと際限なく近づいてくるのです。
ドライバーの目が私の視界に入っているのですから、私が彼の死角に入っているとは思えません。
思わずヘルメットの中で、やめて!止まって!と叫んでしまいました。
クラクションを鳴らす、ということに考えが至ったちょうどその時、四輪車は停止しました。
叫んだって、相手には伝わりません。
クラクションを鳴らして、危険を知らせることが必要だったのに、できませんでした。
まだまだ修行が足りない、と思い知らされた出来事でした。
4. がんばれ K-75
【その1】
国道1号線を走行中、夫が回転計をげんこつでガッツンガッツン叩いていました。
信号待ちの時に理由を聞いてみると、針の動きがおかしい、とのこと。
更に叩くと、針は「ぽろっ」と落ちてしまいました・・・。
【その2】
夜の高速道路でブレーキランプが切れてしまったので、夫はとりあえずテールランプの電球と交換しようとしましたが、勢い余ってねじ切ってしまいました。
リアランプ全滅、夫のバックを守って走る私・・・。
【その3】
リアランプの電球を交換したところ、ウィンカーを出すとなぜかハザードが出るようになってしまいました。
バイクショップで見てもらうと、一番下のヒューズが飛んでいたそうです。
「こういう反応は、このヒューズが切れた場合のサインなんでしょうね。」
そんなことあるかい!と思いましたが、ドイツと日本との文化の違いを考えると、ありえない話でもないのかも。
それにしても、K-75すごい。
宮崎駿のアニメか、ドリフのコントみたいです。
もしかしたら、最近火を入れてもらえないR80GSの呪いなのでしょうか?
5. コスチューム マジック
2月1日付けで異動になったことは「たぶん掲示板」に自分で(!)書き込んだ通りですが、異動先は、工場ど真ん中、かなり現業度が高いところです。
まだ糊がバリバリに効いた、真新しいブルーの作業服(いわゆるナッパ服)を着て、同じ格好(プラス保護具たくさん)の男性陣に混じっていると、なんだか気分がガテン的に盛り上がってきます。
技能職に変わったわけではないのに、海の女だ、造船所勤務!と明るく高揚してしまうのは、もしかして真新しい作業服の効果?
以前の職場でも、一応、作業服を着てはいたのですが、規則上の着用義務はありませんでした。
そういえば、モンスター800には、スニーカーやGジャンで乗ったことがありません。
いつもブーツと、プロテクタ入りのジャケットもしくは革ツナギです。
大型バイクに乗り始めてから、徐々にライダー意識が高まっているような気がするのは、もしかしてコスチュームのマジックなのでしょうか?
やはり着るもの、身につけるものは侮れないようです。
6. 若葉青葉の芽吹く頃
進路が決まった高校生や、春休みに入った大学生が多いせいか、路上教習車をよく見かけます。
私の家は、バス通りから脇道に入った所にあるのですが、このバス通りの交通量が極端に少ないため、近所の自動車教習所の教習ルートになっています(私の通った所とは違う教習所)。
たまには、この脇道に入ってきて、しばらく停車している教習車もあります。
この人たちは、間違いなく、車線を変更する前にはウィンカーを出すし、横断歩道で人が待っていれば停止するでしょう。
・・・しなくなるのは、免許を取ったらすぐ、なのでしょうか?
バイクに乗っていると、あぶなっかしい運転の四輪車に怖い思いをすることもしばしばです。
免許を取るためではなく、安全のために、注意深い運転をするようになってね、と去りゆく教習車にそっと手を合わせてみました。
(ちょっと縁起の悪いことしちゃったかな?)
(偶然再会した、新入社員時代に工場実習した船)
それでは3月も、無事故無違反で行きましょう。