たぶん月報




2009年1月号(2009/02/06発行)
またしてもご無沙汰をしてしまいました。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます(遅すぎですね)。

公私多忙でまとまった時間が取れず、久々の月報となってしまいました。
今回は、年頭に当たり、所信を述べさせて頂きます。


昨年を振り返りますと、私としては、ライディング技術を向上させ、1098Sを乗りこなしていく年にしようとの想いでスタートしましたが、ご承知のように、二輪車安全運転神奈川県大会で3位に入賞し特練入りしたことにより、自分はバイク歴が長いにも関わらず基礎的な技術が身についていないという、たいへん厳しい現実に直面することとなりました。

私自身は、正しいフォームと安定した技術を身に付けたいと真摯に努力しましたが、結果に結びつけることができず、関係者の方々には、多大の一方ならぬご苦労ご心配をおかけしました。
また、私の上達、というよりも技術の習得が大変遅遅としていたため、一部ご指導をいただいた方に、教わっていることを実行していないとの誤解をうけてしまったことは、今思い出しても、涙が出るほど悲しい出来事でした。

こういう状況でしたが、このサイトを見てくださる方、講習会やライディングスクールで出会った方、多くの方々から応援していただいたことは、何よりも素晴らしい思い出となりました。
心より、深く感謝いたします。

さて、皆さんからも大変懸念していただいている1098Sについてですが、昨年の夏までは、二輪車安全運転大会に向けての特練を乗り切れる実力がつけば、その先には継続するライディング技術の伸びがあると期待していましたが、11月の立ちゴケに端を発した自己不信が急速に全バイクライフを覆い、ツーリング活動は立ちすくんだ状態が続いています。

このような切ない状況の中で、私としては、まず次のように進めて行きたいと考えています。

1.基礎的技術の安定
自分は平均的な方と比べて、技術の習得に時間がかかることを素直に認めた上で、基礎的技術を安定させ、身に付けたレベルは決して下げないことを目標としたいと思います。
短時間で向上したものは、短時間で元のレベルあるいはそれ以下に低下する、という説もあります。
では長時間かけて向上させたものは短時間で低下しないかというと、残念ながらそうでもないのかもしれません。
「継続は力なり」という言葉を忘れず、鍛錬を続けることで、基礎的技術の安定を図りたいと思います。

2.1098Sの特性の理解
1098Sがどのような特性を持っているか、理解を進める必要があります
1098Sの特性を理解した上で、自分の実力レベルと考え合わせ、どのような乗り方、走り方が安全かつ楽しいものになるか、すなわち、1098Sとの良好な付き合い方を模索していきたいと思います。

3.安全運転知識の更なる習得
バイクの運転は技術だけで成り立つわけではなく、交通法規や他の交通の特性などを正しく理解し、行動に反映する必要があります。
十分に理解しているつもりの基礎的なルールであっても、なぜそうするのか、その理由まで含めた知識が身に付いているといえるよう、更なる習得に励みたいと思います。


4.メンタルタフネスの強化
以上の方針を実行するには、一時の不調や失敗にくじけないメンタルタフネスが必要であると考えます。
特に私は、些細なことを気にし続ける傾向があるので、これをできる限り改善し、気持ちの切り替えや再トライを早く行えるようになりたいと思います。

着実に改善が進んでいる一方、今まで見えていなかった不安全要因も見えるようになって来ています。本質的に安全で美しいライディングを目指して、変らぬ努力を傾注したいと思います。

花の咲かない時もある、そういう時期は、深く根を張れ・・・・と言うそうです。今年はより深く、強い根を張る年にしていく覚悟です。

以上、「社長の念頭挨拶」をパロってみました。
それでは、今年も、無事故無違反で行きましょう!


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