くにこの県庁見聞録 連載22号 2004年1月


新年のご挨拶

(本紙)昨年の統一地方選後、お久し振りです。
(くにこ)そうですね。県議2期目の当選後、様々な地域事情の中で多忙を極め、御無沙汰しました。
(本紙)この間、衆院選や、くにこさんの離党など、大きな変化がありましたね。
(くにこ)ハイ。無所属で衆院達に出馬した夫、小川栄一を妻の私が応援するのは当然でした。政治家としての夫を尊敬してますから。自分自身にケジメをつける為に自民党を離党し、同時に自民県議団も離団して無所属になりました。新庁舎9階に一人部屋を構え、新たな議会活動を12月県会からスタートしたのです。
(本紙)既存の無所属の会には属せずに一人で活動されているんですよね。
(くにこ)ええ、そうなんです。今私を含めて無所属議員は16名。内11名が一つのグループを形成し、5名はそれぞれ一人会派、言うなれば一人親方なんです。
(本紙)一人会派が結構多いんですね。
(くにこ)そうですね。 一人で何でもこなさなければなりませんので、思ったより忙しいですよ。電話とりからお茶入れ、提出議案ヘの賛否決定まで、 一人で対応するわけですからね。党にいた時と違い、今度は自ら決定するのですから、緊張感がありますよ。責任も大きいですじね。
(本紙)自民党県議団唯一の女性議員だったのですから、惜しむ声が多いのではありませんか?
(くにこ)先輩や同僚議員の方々には、随分心配して頂いたり、かばって頂いたりして本当に感対しています。9階の部屋にも顔を出してくれて、 一人で寂しくないかなんて、皆さん本当に優しいんですよ。また、党派や職域を越えて多くの方から励ましを頂いていますが、皆さん異口同音に「励ます必要がない位に元気ですね」とおっしゃいます。
(本紙)その通りですね。ところで、くにこさんがつくられた一人会派名が「山百合クラブ」なんですか?
(くにこ)そうなんです。県の花が山百合だという事と、無所属の女性議員は私一人なので、女性らしさを出したかったんです。党務・団務に時間をとられない分だけ、じっくりと自分自身の県政課題や地域問題に取り組み、ご報告してゆきたいと思います。

■小川栄一・くにこ事務所

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