くにこの県庁見聞録 連載26号 2004年11月12日

夫の長期入院をのりこえて

(本紙)
くにこさんは決算特別委員に就任されたんですか?
(くにこ)
エエ。9月議会が10月中旬に終了した後、11月頭から15年度の県の決算を審査する特別委員会が開かれているので、質問準備に追われています。
(本紙)確か来年1月にも委員会が開かれると聞いています。大忙しの年末年始になるでしようから体に気をつけて下さいね。そういえぱくにこさん、痩せたんじやないですか?
(くにこ)
ハ?実は相当体重が落ちたんです。5月に夫が病気で倒れ、長期入院、手術と心配事が続いたので、それが原因だと恩います。今も自宅療養が続いているので太るヒマがないのかも。
(本紙)
あの元気なご主人が入院?大丈夫ですか?
(くにこ)
お蔭様で随分よくなつたんですよ。
(本紙)
入院先が遠いと家族が大変だとよく聞きますが、どちらに入院されたんですか?
(くにこ)
県立循環器呼吸器病センターです。横浜金沢文庫の近くですが、県議会との往復は近くて助かりました。まあ、ほとんど病院近辺に泊まつてましたけどね。
(本紙)
くにこさんはいつもニコニコしているから、そんな大変とは全然知らなかつたですよ。議会と去年までのお姑さんの介護も両立が大変だつたと思いますが、今度はご主人の看病もという事になると、くにこさんの負担が大きいですね。
(くにこ)
大丈夫ですよ。主人も快方に向かつてますし、仕事には理解があるし、同僚議員も職員も気遺つてくれますし、マイペースで議員活動を進めでいます。
(本紙)
長期入院されていたとなると、くにこさんの事だから、色々と気が付かれたのではないですか?
(くにこ)
まあ!絶好球の質問を投げて頂きました。医師や看護師の対応もさる事ながら、受付の対応や入院患者に対する体制も、一県民としてジツクリ見せてもらいました。
(本紙)県は、県立病院経営に公営企業法を全部適用して県立病院改革に来年度から本格的に着手する予定ですね。
(くにこ)
ハイ。前知事が18年度着手と路線を引いていかれたものを現知事が1年前倒ししたんですが、準備不足の感が否めない状態です。今開催中の決算特別委員会でもその点について質問が集中してます。私も病院で自ら感じた問題点を質問に織り込んでいます。
(本維)現場主義のくにこさんが、今度は県立病院の改革に物申すですね。ぜひ、県民のためにビ活躍下さい。
■小川栄一・くにこ事務所 電話865-1313 FAX888-3600


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