くにこの県庁見聞録 連載28号 2005年 1月1日
今年こそ良い年に!
(本紙)去年は本当にイヤな事件が多かったですね。
(くにこ)災害や犯罪が多かったですね。その中で、防犯・消防を始めとして交通安全や青少年指導、
福祉等々、町会で担当を決めて地道に活動している方々には頭が下がる思いです。でも町会
に入らない人が多くなったと言われているので町会加入率を調べてみたんですよ。災害時に
ご近所の助け合いが重要な役割を果たすということが被災地でも明確に報告されている訳で
すから加入率は大事ですよ。
(本紙)調査魔のくにこさんの事ですから、また何か探しだしたんですか?
(くにこ)まず県では町会加入数自体を、全く把握していないんですよ。市町村でも、きちっとデ−タ
を出してないところがあるので、場合によっては人口・世帯数と町会加入数を別個に調べて
計算したんです。
(本紙)よくやりましたね。
(くにこ)予想に反して横浜市の加入率が高いんでびっくりしました。全市平均が86.2%ですよ。
川崎市は68.1%。あまりにも格差があるので横浜市に聞いてみたら、各区役所で転入者
に「自治会・町内会加入のご案内」というパンフを手渡ししているらしいんですよ。
(本紙)高津区区の加入率はどのくらいなんですか?
(くにこ)68%で川崎市の平均そのものです。でも高津地区と橘地区では格差があり、橘地区は定着率
が高いからでしょうか、加入率が平均74.3%なんですよ。
(本紙)町会毎にくにこさんが計算されたんですか?
(くにこ)はい。行政は防災や防犯、子育てにも地域ぐるみの協力をとアピ−ルしてます。その基本で
ある自治会・町内会の加入率をまず把握・分析すれば、いろんなものが見えてきますよ。
(本紙)新年も楽しみなお話からはじまりましたね。今年もくにこ流のガンバリがみられるんでしょうね。
(くにこ)はい。1年間、地域の方々とともにガンバリたいと思います。
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■小川栄一・くにこ事務所 電話865-1313 FAX888-3600
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