くにこの県庁見聞録 No.1

発行・編集 自民党神奈川第九選挙区支部事務所 
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くにこの県庁見聞録「本会議に出席して・・・」


(本紙) 久仁子さん、今回の地方選で、高津区初の女性県会議員としてのご当選おめでとうございます。議員になっても、「くにこさん」でよろしいですか。

(くにこ) 本当にありがとうございました。神奈川県内の自民党47名の県議の中で、唯一の女性議員を選んで頂いた高津区の皆様の高い社会意識と期待を重く感じております。期待を裏切らないように働いて行きたいと思います。
名前の件ですが、ほかの方々も「くにチャン」とか「くにこさん」と、以前と変わらない呼びかけをして下さってますよ。今までどおりにお願いします。

(本紙)それでは遠慮なくくにこさん、47名の自民党県会議員中唯一の女性議員として、感じる事をいくつかお話し下さい。

(くにこ)4月30日に初登庁して、議員章を頂いたのですが、男性の背広の襟には、記章用に穴がついていますが、女性にはそれがありません。そのため、バッヂ式・ネクタイピン式の記章を使うのですが、それが男性用の記章に比べると貧弱なんですね。女は損だなとここで感じました。また、5月臨時県会での初の本会議出席が5月18日だったのですが、本会議場に入場しようとしたら、ハンドバツグは持参禁止と先輩議員から注意して頂き「エ〜 ど〜して〜」と大驚き。議員規則により、外套・帽子の類(要するに室内では持って歩かない物)は持ち込み禁止なのだそうですが、バツグは女性の必需品ですからね。規則を先輩議員と検討して、結局ハンカチとか筆記用具は小さい袋に入れて議場に持参することにしました。男性なら全部上着にしまえるのでしょうが、女性のスーツには大きいポケットがないのです。こんな些細な事からも、議会の制度・規則が全て男性対象にできていると分かりますよね。私は神奈川県議会第一党の自民党所属の女性議員として、慣例化している男女差別にスポットを当てて、皆さんに問題意識を持って頂くように努力したいと思っています。

(本紙)女性のためにも、そして男性のためにも、是非がんばって下さい。

(くにこ)ありがとうございます。これからも時々、皆様に体験記をご報告したいと思いますので、よろしくお願い致します。


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