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ヘラブナという呼ばれる魚はゲンゴロウブナを母体に採肉量の多い 体高の高い個体を飼育繁殖された結果に誕生した種である。そのため「ヘラブナ」は、硬骨魚類・コイ目・コイ科・フナ属に分類されているキンブナ、ギンブナ、ゲンゴロウブナ、ニゴロブナ、ナガブナと同じように属さず、ゲンゴロウブナの地方名という事になっている。その「ヘラブナ」は、現在日本国内で北海道から沖縄までの全国各地に分布するが、大阪の河内、泉州が発祥の地で、実際には昭和17年に現在の大阪府淡水漁業共同組合によって「カワチブナ」と命名されている。従来の養魚ギンブナよりも成長が早く、生産量も多いことから大阪府下で急速に広まり飼育され、また、釣れにくいと言われていたこの魚を釣る方法を開発したことがヘラブナ釣りの始まりで、その後、しだいに関東に広がり、現在では全国にいたるまで、その繊細な「ヘラブナ釣り」は発展を遂げている。 |
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上頭部 |
/他のフナより発達 していて、盛上がっ ているのが特徴。 |
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目 |
/近眼であるが視野 は広い。広角レンズ のよう。 |
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頭 |
/小さい。頭から上 頭部、背ビレにかけ ての隆起が「ヘラ」 を連想させる。 |
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鼻 |
/臭覚は敏感で、エ サなども嗅ぎ分け る。 |
背ビレ |
/他のフナに比べて、ヘラブナの背ビレ は長くて大きいのが特徴。およそ16本 ある。 |
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口 |
/上アゴより下アゴ の方が長く、受け口 物の固さを感じ取る。 |
側線 |
/水圧、水温を敏感に感じ取り近視である 欠点を補い、音にも反応する。 |
| ヘラブナの特徴では、やはり上頭部の盛上がりで体高が高いことだろう。そして体幅が細く、これらが他のフナとの決定的違いである。色に関しては、生息場所によって変化するが、腹にかけての銀光した色素の少ない部分と、背中の黒ずんだ部分とがヘラブナ独特の奇麗な色をしている。 | |||
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ヘラブナの稚魚は動物性プランクトンが主食になるが、成魚になると植物性プランクトンが主食のなります。それは腸の長さにも関係しており、植物性プランクトンを主食にする頃に腸も長くなります。胃のないヘラブナは直接腸で消化する為に長くなり、体内に食物を取り入れる器官も細かく、植物性プランクトンを主食にする魚の構造になります。生息条件にも異なるが、アカムシ、ミジンコなどの動物性プランクトンや有機物を食べることもあります。 回遊魚であるヘラブナは群れる習性を持っています。その為に適水温やエサのある場所へ移動しているので、天候、気圧の関係により生息域が変化していきます。 一般的に養魚池で育つものと自然の中で育ったものでは、警戒心に差が出ると言うが、やはり生存率が低い野性のヘラブナの方が全てに関して敏感であるのは言うまでもない。また、養魚が人間の手によってエサを与えてもらっている為に、エサ慣れしていて釣りやすいというのも納得できる。 |
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