ヤマハ:FS50 レトロノーマルクラスレーサー 04年 最終戦仕様

セパレートハンドル化

 純正ハンドルクランプを使用してVINO用ハンドルを付けてアップ
ハンドル仕様で参戦していましたが、コーナーでフロントに加重が
乗らず、不安定でした。GOOD-SPEEDさんからの助言で、不都合を
解消すべくセパレートハンドル化しました。実は、アクティビティー製の
外装キットを使う事により、シートとハンドルの位置がロングタンクを
装着しているドリーム50よりも、さらに遠いポジションになってしまい
ました。そこで、キジマ製の汎用ハンドルを使ってセパハン化しました。
 スロットル類は、YECから発売されているYB1用のハイスロットルセット
を使用しています。アクセルワイヤーは1本引きで混合仕様になります。

ハンドル部:クラッチ側

 YECキットパーツのクラッチ側です。クラッチレバーホルダーは、TZR250(3XV)用を流用しています。レバーは転倒時に
折ってしまい、再びYEC製を取ると高いのでTZR250用を使っています。ちょっと大きくてバランスが悪いですね。レバーの
すぐ付け根に付いているのは、チョークレバーです。レース中に、チョークを引いて走る事があるので手元に必要なんです。
グリップとホルダーの間にあるのは、レーサーに必要なキルスイッチです。これもレース中にエンジンを切る事があるので
手元に付けています。モノは、ドリーム50のHRCパーツから流用しました。クラッチワイヤーは、FS純正では長さが足りな
いため、RD50用を使っています。

ハンドル部:スロットル側

 YECキットパーツのスロットル側です。ブレーキレバー及びホルダーは、ドラムブレーキ仕様のTWからの流用と思われます。
スロットルワイヤーは、YECキットのキットパーツを付けようとしたのですが少し短くてFSには装着不可能でした。そこで
GOOD-SPEEDさんに現車に合わせて少し加工してもらいました。

フロントゼッケンステー

 セパレートハンドル化すると、ハンドルバーをフォークに固定する事に
なり、純正ヘッドライトステーを使用したゼッケンステーが使用できません。
そこで、汎用品のライトステーを使いました。

大森メーター製:タコメーター80Φ

 レースにタコメーターは必需品です。ですが、FSにはタコメーター用
の出力が無いので、イグニッションコイルから直接パルスを拾って作動
させています。しかし、針が振れて正確な回転数を示さないので、
あくまで目安と言った感じです。また、メーター本体の電源は12Vなので
乾電池をつないで作動させています。FSは、6Vです。

FS50レーサー仕様  5ページ

TOPページへ戻る