ヤマハ 90H3-CD再生記

 ポンコツに目覚めた時から!?欲しかった1台のトレール 90H3-CDを手に入れる事ができました。
このモデルは、実用車である90H-3をトレール”ふう”に仕上げたモデルで、私の車両はH-3Cの後期型
になります。後期型は、メーターが別体になっている他は一緒です。

 ちなみに、写真写りは”かなり”良いです(笑)。状態としては、マズマズと言った感じでしょうか。
全体的に見て、サビはありますが雨ざらしで保管されていた形跡はありません。パーツ類の欠品は無しです。

それでは、ぼちぼち復活させてあげましょう

ラスペネ(業務用)は、効きます!

 早く動かしたい気持ちは誰にでもあると思いますが、
ポンコツに焦りは禁物です。まずは、これから外すで
あろう、ネジというネジすべてに油を差していきます。
おそらく、錆び付いて固着しているのと、不用意に外して
ねじ山をナメるのを防ぐためです。時間のある時にでも
吹いておけば良いと思います。

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おそらく実走行でしょう。

 メーター内の走行距離は、当時物ヨコハマタイヤが
そのまま・スプロケットの摩耗具合・車体の状態から
いって実走行距離だと思います。書類によると、1978年
までは実働だった形跡があるので、その後28年間は
不動でした。しかし、なぜ不動のまま放置されていたか
何故、不動になってしまったかをレストア中に紐解いて
行くのもおもしろいと思います。

スポーツモデルなんですか!?

 当時のヤマハ・小排気量のスポーツモデルには、サイドカバーにチェッカー
フラッグと排気量を表したデカールが貼ってあります。でもH3-CDは、確か
スクランブラーモデルでは・・・。

専用シリンダーです。

 H3-CDは、当時あったH3の派生モデルですが、このモデルだけ
専用のシリンダーが使われています。スペック的にみても、一番
パワーが出ている仕様になっています。

これは、すごく便利です。

 メインスタンド+サイドスタンドは、すごく便利です。
特にメンテナンスする時は、メインスタンドの恩恵が
多大です。構造的には、FS・YB系と一緒なので流用
できるでしょう。