アトラの一言
パンフレットの馬体を見て，一発で購入を決意しました。それほど、肩とトモに特徴があり、いかにも「外車」の雰囲気を醸し出していたのです。
ただ、購入時に心配だったのは、厩舎のこと。購入してから1年ほどたったころ、この心配は現実のものとなってしまいました。
成島厩舎はまだ新進の厩舎だったので、馬房が少なかったのです。そのため、3歳時に育成で絶好調だったときにも入厩できず、入厩準備ＯＫの状態から3カ月も待たされてしまいました。そして故障…。
なんとか入厩しデビューしたのは、未勝利戦も終わる4歳の11月でした。
もちろん絶対的な調教量が少なかったので、未勝利戦はボロ負け。
しかし、調教師はこの馬に素質を感じているのか、引退させずに未勝利の身で500万下を出走させてます。
最近のレースぶりからは、相手関係によっては500万下でも勝負になるような気配を見せ始めているので、なんとか悲願の1勝をしてほしいと思ってます。(98.7.27)