アトラ語録

あいかわらず主観のかたまりです。ので、出資の参考にはなさらないように(笑)。
走らなくても責任を負えません。
自分の相馬眼が正しいかどうか、数年後に検証するためでもあります。


第15回 シルクツアー2004旅行記 (2004.7.10〜11)

1日目(7月10日)

●嵐の1日目
今年のツアーは、初っ端からいろいろ起こりすぎた。
飛行機で北海道上空にまで来たまではよかったが、霧のため着陸待ちに。約40分上空を旋回していたが、飛行機の燃料が残り少なくなったため、なんと旭川空港に連れて行かれるはめに。
旭川空港からは、バス→特急→快速→バスを乗り継ぎ、静内に着いたのは16:30のこと。
結局、初日はまったく馬を見ることができず、パーティのみの参加。

一緒に行った友人は、30分ほど遅い飛行機に乗ったのだが、こちらは霧が晴れて新千歳空港に着陸、無事1日目の行程を楽しんだ模様。なんとも不公平だが、天候には逆らえまい。

2日目(7月12日)

●ヤナガワ牧場
2日目はあいにくの雨。テントの下で馬を見ることになった。
まずは、昨日見られなかった1歳馬の一部を見せてもらえることに。
ステイゴールドの産駒は、どれも父に似て胴長の体型。距離が延びて良さそうだが、短距離のレースでは苦労しそう。
反対に、マーベラスサンデーの産駒は、どれも似ていない。母系の良さを出すタイプの種牡馬なのかもしれない。
次に個別の馬の感想を。
まず期待していた3-30(母エンスラーリング)。パンフレット同様、トモの発達はすばらしい。なんでも、門別の品評会で最優秀賞だったとか。トモに比べて前が弱い気がしたものの、これほど好みの馬体の馬にはなかなか巡り合えない。ということで出資を決めた。
3-40(母シルクフェニックス)もよく見えた馬。気にかかったのは、なぜ昨年当歳募集されなかったかということだったが、どうも早田牧場関係のゴタゴタに巻き込まれ、所有権などでいろいろあったようだ。
馬体はすばらしいが、この兄弟は馬体をよく見せるものの、まだ結果は出ていない。
藤沢則調教師が「ぜひやらせてほしい」ということで、この厩舎に決まったようだが、白井調教師が見限ったともとれ、取捨は難しいと感じた。
他には3-44(母レインボーファスト)もよく見えた1頭。こういうムキムキの馬体好きなんだよなあ。たぶん、私が好きな馬体なんで、ダート馬になってしまうだろうけど(笑)。

その後、昨年の当歳募集馬でヤナガワ牧場にいる馬を見せてもらう。
私の出資馬では3-1(母キャシーズラブ)。当歳のときも堂々とした馬体だったが、1歳になってもその堂々とした馬っぷりは変わらず。「肉が詰まっている」といった感じで、いい方向に成長しているのがわかり満足する。このまま成長してほしい。


3-30

3-40

3-44

3-1

続いて当歳の展示に移る。
関東当歳牡馬で気になった馬は、4-1(母アナボタフォゴ)4-4(母スーパードレス)4-5(母トロピカルシルキー)あたり。
4-1はいつもよく見せるアナボタフォゴ産駒。クロフネっぽさはなく、「アナボタフォゴ」だなという印象。
4-4は、4-18といっしょに展示された。どちらも同じ父キャプテンスティーヴだが、馬体だけならこちらのほうが断然上。こっちには出資しなかったが、これが結果としてどう出るのか?
4-5は、関東馬の中でも一番よく見えた。トロピーっ仔はそれなりに結果も出ているので、様子をみながら出資の機会をうかがってみようと思う。
他では4-3(母グラスファッション)は、昨年より募集価格は安くなったが、馬はこっちのほうが良いかなという印象。


4-1

4-3

4-4

4-5

関西当歳牡馬では、4-11(母カッティングウェイ)が断然。ただ、母もだいぶ歳をとったし、値段設定もかなり強気なので、少し様子見を決める。とはいえ、上2頭も出資しているので、余裕があったら出資を検討しようと思う(中村均厩舎っていうのは個人的に…だが)。
4-13(母グラスオードリー)は、馬体に悪いところがなく、何よりキビキビ歩く姿に好感を持った。値段も手ごろ、厩舎も良い、母馬も若く、グラスワンダー産駒も買ってみたかったので、急遽出資を決めた。
4-18(母レディステラ)は馬体はそれなりに好みだったが、同時に展示された4-4よりは若干落ちる感じ。ただ、厩舎が大好きな池江厩舎だし、今後シルクでこの厩舎の馬が出ることはないかもしれないと思い、出資を決めた。


4-11

4-13

4-18

当歳牝馬は、あまり好みの馬にめぐりあえず。4-10(母ラクレジア)は、父アグネスタキオンということで少しは期待していたが、特に良くも悪くもなし。4-19(母シルクフェニックス)も、今までの兄は当歳時にかなりよく見せていたが、今回はいまいちピンと来ない。これは、クロフネの影響なのか牝馬だからか…。ただ、母の良さが出て、ダートで活躍できそうな馬体ではあるなあと感じた。


4-10

4-19

今回のツアーでは、雨などの影響もあり、いつもほどじっくり見ることはできなかった。ただ、当歳馬はパンフレットよりもよく見えた馬が多く、成長を見ながら追加出資を考えていきたいと思っている。あとは、もう少し種牡馬のバリエーションが増えてくれるといいのになあと感じている。


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