アトラ語録
あいかわらず主観のかたまりです。ので、出資の参考にはなさらないように(笑)。
走らなくても責任を負えません。
自分の相馬眼が正しいかどうか、数年後に検証するためでもあります。

写真は後日アップします。

第20回 シルクツアー2007旅行記1日目 (2007.7.21)

1日目(7月21日)

●社台ステーション
今年のツアーも、まずは社台スタリオンの種牡馬見学から。今回はなんと言ってもディープインパクトを見られたのが大きな収穫。
といっても、やはり小さく見栄えはしない馬ですね。
ほかにも、ハーツクライ、ゼンノロブロイ、デュランダルなど去年見ることのできなかった馬たちをたっぷり見ることができて、満足。


●1歳馬展示
1日目は例年どおり北海道市場での1歳馬展示。
霧雨のため、歩かせての展示は室内、集合展示が外という形となった。
なお、6-42と6-49は福島産のため展示はなし。6-40は右トモ外傷のため、こちらも展示はなしとのことだった。

1組目は主に関東牡馬と関西牝馬の一部(6-15、6-16、6-17、6-19、6-21、6-23、6-27、6-29、6-63、6-70、6-72、6-75、6-77)。
ここでは6-15(母グラスレインボー)6-70(母マジェスティックラニア)6-72(母シルキーグランス)
6-15はもちろんこの厩舎では行く気がないが、馬自体は伸びがあり良い感じ。6-70は重量感がある。ただ、この生産者が「これを繁殖の基礎として…」のようなことを言っていたので、繁殖用という気がしないでもない。6-72はバランスの良さが目に付いた。当歳時に藤原調教師が見て、やらせてほしいといったとか。まあ、今年も昨年と同様、牝馬に行く気はないのだが。
気になっていた6-21(母ダンサーズシューズ)は、線が細くスペシャルウィークっぽい馬体。厩舎が良いので早めの満口もあるかもしれないが、もう少し成長をみていきたい1頭。ほかに気になっていた6-63(母タイキビューティー)は、マンハッタン産駒にしては珍しく、父に似てない。こちらは馬の割りには値段が高いと感じた。


2組目は主に関東牝馬(6-4、6-36、6-5、6-38、6-30、6-67、6-31、6-32、6-60、6-33、6-39、6-41、6-74)。
ここでは断然に6-5(母トロピカルシルキー)。牝馬にしては骨量も多く、いかにもクロフネという感じ。もし、牝馬に1頭行かないといけないなら、これにすると思う。他に、6-67(母クリスタルトロフィ)は足さばきが軽く好感が持てた。6-39(母シルクフレアー)も、例年通りの好馬体。ただ、少し目つきが怖かった。


3組目は主に関西牡馬(6-56、6-9、6-43、6-44、6-47、6-65、6-50、6-55、6-64、6-52、6-53、6-57、6-62)。
ここでの筆頭は6-65(母アナーム)。なんといっても大人びた気性が印象に残る。また頸差しの角度もよく、バランスの良さが目立った。コンパクトな造りだと思ったが、それなりの大きさにはなるだろう。この値段の馬ではないと感じ、出資決定。
6-56(母エンジェルインザモーニング)は、パンフレットよりもかなりよく感じた。キビキビとした動きと父に似た馬体が印象に残る。6-50(母チェリッシュレディ)は、トモ高でまだまだ馬体は大きくなりそう。といっても、すでに大きいので、かなりの大型馬になりそう。成長はじっくり目になるのではないか?
6-57(母グレイトグレイス)は期待していたが、かなり馬体が小さく、幼い。成長の余地は残っているという見方もあるが、少々候補からは落とした。


1日目最後の4組目は主に関西牝馬(6-58、6-61、6-10、6-66、6-71、6-73、6-34、6-76)。
ここでは6-58(母シルクファビュラス)。といっても、私はフォーティナイナーの仔はすべてよく見えてしまうのかも。6-10(母シルクジュリエット)も牝馬にしては馬格があり良い。6-73(母クイーンオブタイム)は小柄だが質の良い筋肉をしており、やっとストリートに似た下が出たなと感じた。
なお、6-34(母ビワナタシュカ)は馬運車になかなか乗らなかったということで、この時間になった。室内にもなかなか入らず、少し臆病なのかなと感じた。


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