アトラ語録
あいかわらず主観のかたまりです。ので、出資の参考にはなさらないように(笑)。
走らなくても責任を負えません。
自分の相馬眼が正しいかどうか、数年後に検証するためでもあります。

第24回 秋の天栄ツアー2008 (2008.11.4)

今年も秋の天栄ツアーに参加してきました。
3連休の頭ということもあり、高速道路はどこも渋滞、しかも事故も多く、いつもどおりの時刻に出たのに、
到着は1時間ほど遅くなってしまいました。
そのため、関東牡馬の引き馬展示は見られず。まあ、その後の集合展示を見られたので
問題はありませんでしたが。

それでは、私の主観意見を。

●関東牡馬
一組目は関東牡馬(7-1、7-2、7-3、7-12、7-13、7-16、7-17、7-18、7-22、7-23、7-24、7-61)。
この中では、7-2(母グラスファッション)7-17(母ピアルピナス)がよく見えた。
7-2は、柔軟性がありそうな馬体。馬体も平均以上に大きく、切れ味で勝負するタイプに見えた。
あとは、この厩舎がしっかり使ってくれればというところか。
7-17は、夏の北海道でもよく見えていたが、引き続きよい。父のような薄い馬ではなく、しっかりとしている印象。

他の馬は7-3(母シルクアンジェリカ)は、デカ馬好きの私でもちょっと引くくらいの大きさ(1歳秋で523kg、管囲24.5cm!)。
また乗り運動も始めておらず、動かしてからどのような評価が出てくるのか興味のあるところ。
7-16(母セレスフェアリー)、馬体は良いと思ったが、かなりうるさそう。目にもそれが出てるし。
乗り運動で先頭を走っていたところを見ると、かなり気性的に勝ったタイプなのかもしれない。
7-61(母リンカーングリーン)は馬体重415kg。思っていたよりも小さく、少々がっかり。ただ、馬体のバランスは好みなので、
これから馬体が成長してくれば。


●関東牝馬
二組目は関東牝馬(7-4、7-5、7-26、7-27、7-28、7-30、7-33、7-36、7-63、7-64)。
ここでは圧倒的に7-28(母シルクフレグランス)
7-28はザッツザプレンティということで長距離を連想するが、馬体を見ると長距離タイプという感じには見えない。
牝馬にしてはしっかりとした馬体で、母父ブライアンズタイムが出ている感じか?

他の馬では、7-4(母シルキーラグーン)は抜けて小さい(馬体重366kg)。体高も低く、デビュー時でも400kg行くかどうか心配。


●関西牡馬
三組目は関西牡馬(7-6、7-9、7-38、7-39、7-41、7-43、7-44、7-46、7-49)。
ここでは、7-9(母シルクフェニックス)7-39(母ピアグレイス)
7-9は、今回見た中でもっとも好感が持てた馬。とはいえ、前に比べてトモが薄く、まだまだバランスが良くない。
しかし、体高があり、伸びも出てきそうで、今後の成長はもっとも期待ができそう。あとは、トモが充実してくれれば。
7-39は、夏の北海道から一番変わった印象を受けた馬。右前の外向は少し気になるものの、
馬体に伸びが出てきた。あまりダート馬という印象はなく、ミデオンビットのような芝にも適性がありそう。

他の馬では、7-43(母ダークフラワー)は、キビキビとした動きに好感が持てた。馬体はコンパクトに見えるのに、
実際はしっかり体重があり(440kg)、つくところにしっかりついているというところか。
7-46(母パーソナルレター)もよく見えたほうか。重心の低い馬体が印象に残っている。


●関西牝馬
最後は関西牝馬(7-52、7-53、7-57、7-59、7-60、7-65、7-66)。7-10は熱発のため展示なし。
ここでは、7-65(母セレクトレモン)7-66(母シンプリーラヴリー)の2次募集2頭がよかった。
7-65は、今回もっともコストパフォーマンスがよさそうな馬。父に似た馬体が印象的。マンハッタン産駒は牡馬に良績が集中しているが、
これはそこそこやってくれそうな感じ。
7-66は冬毛が伸びてきていたが、バランスの良さが印象に残っている。

他の馬では、7-53(母ユウサンポリッシュ)はあいかわらず、フワフワした歩様。これをどう取るかだが、
矢野進元調教師は、かなり薦めていたので、これでよいのだろう。
7-57(母シルバーバレーガール)も、中ではよかったほうか。


昨年に比べ、時期が少し早くなったため、乗り運動を始めた馬とそうでない馬が混在していたが、
やはり乗り始めた馬のほうが見栄えがしてしまう。
今回、私がよいと思わなかった馬でも、乗り運動を始めればガラッと変わってくることも考えられる。
そのためにも、来年の春に最終確認してから、追加出資を考えたいところだ。

また、天栄の状況についても、少し社長から状況を聞いた。
公に発表していたことではないので、ここでは書かないが、
これから良くなるのか悪くなるのかは私にはわからない。
ただ、これもある程度様子をみればわかってくることだろうから、
その意味でも、この秋から来年の春までの経過は、注意深く見ていきたいと思う。

アトラ語録に戻る トップページに戻る