アトラ語録
あいかわらず主観のかたまりです。ので、出資の参考にはなさらないように(笑)。
走らなくても責任を負えません。
自分の相馬眼が正しいかどうか、数年後に検証するためでもあります。

第35回 秋の北海道ツアー2012 Vol.4(雑感編) (2012.10.16)

更新はぐずぐず遅れていますが、ご容赦のほどを。
マイペースで進めていきます。
今回は、募集馬の話から離れてツアーの感想など。

北海道のツアーは3年ぶり、ノーザン&白老F主導となって初の北海道ツアーだったわけで、
参加前は募集馬見学もさることながら、その環境、施設の見学も非常に楽しみにしていました。

そして、予想以上の環境の良さに驚いたのですが、環境・施設以上に目についたのが、
人材のすばらしさでした。
それぞれのスタッフが、自分の役割をしっかり全うし、それぞれの担当馬について、しっかり頭に入れている
(いろいろと質問してもすぐに受け答えをしてくれる)。
当たり前と思われる人もいるかもしれませんが、クラブはシルクだけでなく他にもたくさんありますし、
クラブ以外の馬ももちろんたくさんいる中で、なかなかできることではないと思いました。

また、今回ツアーの食事時には、各テーブルにスタッフが座ってくださり、いろいろとお話をする機会がありました。
そこでも、いろいろと興味深い話(ドイツ系の繁殖の話や、種牡馬の話、育成の話などなど)を聞くことができ、
その造詣の深さに、すっかり魅了されてしまいました(このスタッフの方いわく「ハービンジャーはスーパーな馬」とのこと)。
シルクが日高系クラブから社台系になり、寂しさや社台系一極集中への抵抗感を持つ方もいるかもしれませんが、
間違いなく最高のスタッフに育てられた馬たちに出資できるのは、やはりよかったと思わざるを得ません。

それを実感できるのは、1歳展示のときの募集馬たちの行儀の良さからも見て取れました。
1歳馬ですし、それなりにカリカリする馬もいましたが、やはり人慣れしているというか、
小さなうちからいろいろな人の手にかけられ、しっかりとした育成をされているという印象を強く持ちます。
それに、小さなころから輸送やゲートなどの練習を兼ねた育成メニューがなされ、良い意味でシステマティックな
運営がなされているところも印象的でした。

 ノーザンFの坂路


また、そんな社台系の良さが入りながら、昔ながらのシルクの、良い意味でのゆるさというか、
アットホームな感じも残っているのもよいと感じています。
今回のツアー1日目の夜に、二次会でシルクの社長をはじめ、関係者の方ともかなり話をできましたが、
こちらが突っ込んだ内容の質問をしても、どんどん答えてくれ(社長、めちゃめちゃビール飲んでたしw)、
こっちの方が心配になるくらい(さすがに話の内容は割愛させてもらいます)。
(ちなみに、社長はキャロットのツアーに同行していたようですね。どうりで大雨だったわけで。)


とまあ、書いている内容を見るとシルク礼讃記事みたいになってますが、私はシルクのまわし者ではありませんよ。
正直ホームページの構成はどうにかならないかと思いますし、情報提供の面でもまだまだ足りないところは
多いと感じています。
ただ、今回のノーザンとの提携?は間違いなくクラブにもプラスに働いているでしょうし、
今後良くなりそうな気配を感じられたツアーとなりました。
(これ以上クラブの人気が出て、キャロのように出資したい馬に出資できない、じっくり様子見できないとなってしまうのも
困りものですが……)


次回はラスト、Vol.5(サプライズ編)に続きます(また後日)。

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