アトラ語録
あいかわらず主観のかたまりです。ので、出資の参考にはなさらないように(笑)。
走らなくても責任を負えません。
自分の相馬眼が正しいかどうか、数年後に検証するためでもあります。

第36回 秋の北海道ツアー2012 Vol.5(サプライズ編) (2012.10.18)

今回のツアー記もこれにて完結。
ラストは、今回のツアーでも最もサプライズであった、
来年度シルクで募集を予定している当歳紹介をしたいと思います。

実は、ウェブ上で当歳を載せるのは少々迷ったのですが、
他でもちらほらと情報が上がっていること、特に情報の制限などのお願いはなかったこと、
そして何より、募集予定の当歳の血統・馬体ともすばらしかったので、載せることといたしました。
(まだ、あくまで「予定」のようですから、クラブへのお問い合わせなどはご遠慮ください)。


では、紹介に入ります。

まずは1頭目。
ディープインパクト×ベッラレイアのメス、2/4生まれの2番仔です。
母はいわずとしれた、フローラS勝ち、オークスも2着だった馬ですね。
2月生まれにしては少々小さめ。この点は父の血統でしょうか。現在募集中の半姉も小さめですし、
ベッラレイアの仔はこんな感じに出るのかもしれませんね。

 ベッラレイアの12



2頭目は、ディープインパクト×シルクユニバーサルの牡、2/2生まれの6番仔です。
ディープにPacific Princess系の配合は、現2歳のラストインパクトと同じですね。
それに、新馬戦で強い競馬を見せたキズナもですか。
父ディープに母父ブライアンズタイムはまだあまり実績を挙げてませんがどうでしょうね。
こちらも、ディープ産駒らしく、早生まれの割には少々小さめの馬体でした。ただ、馬体はけっこうしっかりしていましたね。

 シルクユニバーサルの12



3頭目は、ネオユニヴァース×ファストフレンドの牡、4/11生まれの7番仔です。
ファストフレンドといえば、東京大賞典や帝王賞を勝った砂の女王ですね。
ネオユニヴァースも最近はダートで良績を残していますし、その点では良い配合かも。
馬体は4月生まれにしてはしっかりとして、すでに離乳も終えていました。
この時期にして、いかにもネオらしさが出ているなあという印象でした。

 ファストフレンドの12



4頭目は、ネオユニヴァース×シルクプリマドンナの牡、3/1生まれの8番仔です。
フラムドグロワールに続き、プリマドンナの仔がシルクで募集されそうです。
プリマドンナ15歳時の仔ですが、個人的には今回の当歳牡馬の中では一番良かったなあと感じました。
ネオ産駒らしく若干薄めですが、馬体に伸びがあり、柔らかさも感じられました。

 シルクプリマドンナの12



5頭目は、アドマイヤムーン×ディアジーナの牡、3/17生まれの初仔です。
ディアジーナはご存知、フローラS、クイーンC勝ちですね。
個人的にはオークスで本命にしたのを覚えています。
あれ? なんでディアジーナがノーザンにいるのかなと思いましたが、これは先方より
ディアジーナを購入しないかという打診があり、それに応じたようですね。で、母を買うのに仔を離すのは
かわいそうということで、この当歳もいっしょに購入されたようです。
ちなみに、ディアジーナのお腹にはステイゴールドの仔が受胎しているとのこと。
ステイ×マックイーンの黄金配合の仔もシルクで募集されたらいいなあ……。

 ディアジーナの12



6頭目は、ハーツクライ×スーパーバレリーナの牡、4/13生まれの10番仔です。
ダービー2着のウインバリアシオンの全弟ですね。
兄も今年募集されており強気な価格設定だと思いましたが、この仔は全弟ですから、もっと高額になるでしょうか。
現在は、ちょっと馬体のバランスが崩れているような印象もありましたが、
来年の今ごろに見たら、しっかり成長してくるでしょうね。

 スーパーバレリーナの12



7頭目は、ゼンノロブロイ×シルキーラグーンの牡、5/2生まれの4番仔です。
こちらは、遅生まれでまだ母親と一緒の登場でした。
この仔も、上に引き続きの募集になりそうですね。
一つ上のゴールドアリュールよりは、母に似ている感じがしましたが、どうでしょうか。

 シルキーラグーンの12



8頭目は、キングカメハメハ×ウインドインハーヘアのメス、4/21生まれの16番仔です。
なんと、ディープの妹の登場です。16番仔だろうと、最近の母の仔は体質が弱かろうと、
やはりこの仔が1番人気になるんでしょうね。こちらもまだ離乳前でやんちゃな感じでしたが、
馬はよかったですね。
あとはブラックタイド以降で初の非サンデー系種牡馬キンカメとの相性が楽しみです。
スタッフの方は、「こういう馬は出資するしないにかかわらず、クラブの看板としてみんなで応援してほしい」と
おっしゃっていました。まさにそのとおりだなあと思います。
しかし、募集価格はいくらになるんだろうか……。

 ウインドインハーヘアの12


ちなみに、こちらが偉大な母、ウインドインハーヘアです。
この仔を産んだあとは、もう種付けはなしでこのまま余生を送ることになるようです。
ということは、ウインドインハーヘアの最後の仔という希少価値もつくわけですね。

 ウインドインハーヘア



いよいよラスト、9頭目は、ハービンジャー×クラウンピースのメス、2/22生まれの5番仔です。
こちらは、ダービー2着リーチザクラウンの半妹になります。
リーチザクラウン以降、この母は産駒を送り出していませんが、やっとできた後継馬となるでしょうか。
個人的には、今回の当歳の中ではピカイチの出来と感じました。2月生まれということを差し引いても、
オーラというか、雰囲気がすごくよかったですね。もちろん馬体や歩様も。
ハービンジャーは、本当にスーパーな種牡馬かもしれませんね。
母も私の好きな系統ですし、当歳募集があったら行っていたでしょう。これは確実に募集してほしいです。

 クラウンピースの12



これで、今回のツアー記は終了です。
最後にまさかの当歳展示があったのには驚きましたが、やはり当歳は見ているだけでもかわいいですね。
当歳展示は他のノーザン系クラブでもやってないですし、今後も続けてくれたらうれしいです。

のんびりとアップをしてきましたが、ツアー記もこれにて完結です。
皆さんにも楽しんでいただければ幸いです。

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