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なお、写真はデジタルビデオカメラの映像をキャプチャーしたものなので、
画質の方はよくないです。すみません。
第5回 北海道旅行記 その33日目 9月14日
満足のうちに「AERU」を9:00前に出発。様似あたりから先は、曲がりくねった海岸沿いの道になります。そのため、あまりスピードは出しにくいのですが、なんとか約束の10:00少し前に早田牧場えりも分場に到着。えりも農場の看板が見えたあと5分ほど進むと、右側に早田牧場の看板が見えるので、迷うことなく到着しました。
早田牧場えりも分場
5分ほど前にえりも分場に到着。ちょっと早く着いたので、牧場の方の作業が終わるまで少々休憩しました。そこで牧場の方が声をかけてくれ(後から調べてみると場長さんでした)、車で馬房の方へ移動しました。
この時間、2歳馬たちは馬房にいるとのこと。「午後にくれば、放牧中の馬を見せられたんだけどなあ」と言われました。えりも分場に見学に行かれる方は、ぜひ午後に行かれることをおすすめします。
まずは、97−3を連れてきていただきました。
97-3
「こいつは管囲が太いね。骨量が多いんで、大きくなるんじゃないかな」とおっしゃってくれました。たしかに足が太い気がしました。これならば、ビシビシ鍛えても耐えてくれそうな気がします。
性格も、顔の割には(?)素直なようで、おとなしい馬だそうです。
97-13
97-13(2)
続いて97−13。やはり97−3に比べると大きい。場長さんは「大きい大きいっていっても、抜けて大きいってわけじゃないよ。当歳のときは1頭抜けていたけどねえ。」とおっしゃってました。デビューするときには470kgくらいなんじゃないかなとも。
性格は97−3に似て、人間にはおとなしいそうです。ただ、同期の馬同士だと、大きいこともあってか、えばっているようですね。早生まれということもあり、早ければ来月にも新冠に移るようです。
ちなみに今年は、全体的に2歳の馴致にかかる時期が遅くなりそうということでした。
97−28はここにはいないということなので、私の馬はこれでおしまいになったわけですが、「他にみたい馬いるかい?」とたずねてくれました。そこでお言葉に甘えて、弟の持ち馬でもあり、私も気になっている97−14を見せてもらいました。
97-14
97-14(2)
馬房から連れ出してもらうと、まずこう思いました。「うっ、相変わらず可愛すぎる…」
そうなんです。相変わらず目がクリクリしていて、牝馬かと思うくらいでした。
「こいつはさっきのと違って、小さいんだけどヤンチャでねえ」と場長さんがおっしゃってました。
そして足元を見せてもらうと生傷がいっぱい。かなりいたずらっ子のようです。
ちなみにこの仔は、母親にあまりかわいがってもらえずに育ったということでした。どうも、母のセクシースジーズシークレットは子供をかわいがらないタイプの母親だということです。
こうして約30分の見学が終わりました。今度来るときは、放牧されている午後に来ようと思いました。
CBスタッド
えりも分場の見学が終わり、一気に北上して新冠へ。
CBスタッドの見学時間は14:30からなので、その前に優駿SSを見学。この日は、タマモクロスと同じようにオグリキャップがJRAフェスティバルのためにいませんでした。
優駿SSの見学はすぐに終わり、CBスタッドへ。14:30にナリタブライアンショップの前に集合し、馬房へ向かいます。
今回もやはりナリタブライアンは見学できませんでしたが、他の馬たちは見てくることができました。ただ、夕方頃なのかみんな馬房の中でボーッとして顔を出してくれる馬が少なかったです。唯一レオダーバンだけは、初めから終わりまで顔を出してくれましたが。他にも馬房の壁で、ず〜とお尻を掻いているポリッシュネイビーやず〜〜と馬房の中をぐるぐる回っているヴィジョンなど、なかなか見ることのできないものを見せてもらいました。
そういえば、カンパラとステートリードンはいませんでしたね。どっかに移動したと聞いた気もしましたが…
レオダーバン
ブラッシングジョン
マイシンザン
ポリッシュネイビー
マーベラスサンデー
サンシャインフォーエヴァー
以上で、今回の日程のすべてが終了しました。
これから早田牧場などに見学に行こうと考えている人は、競走馬のふるさと案内所で売っている「牧場地図」と新紀元社の「名馬 牧場めぐりガイド」を持っていくことをおすすめします。この2冊があれば、だいたいどの牧場もいけるんじゃないでしょうか?
この旅行記が皆さんの旅行の手助けになれれば幸いです。