アトラ語録

とりあえず、テキストのみアップします。
後日ビデオからキャプチャーした画像をあげる予定です。お待ちください。




第8回 シルクツアー旅行記

1日目(7月15日)

ほぼ例年通りのスケジュールでシルクツアーが始まった。今年のバスは5号車。第2班では先頭のバスだったので、どこに行くにも先頭で到着して、すぐにセッティングできる。やっぱ先頭バスはいいなあ(ガイドはおばちゃんだったけどね)。

●富川分場
まず始めは、富川分場で当歳馬の展示から。去年までは1頭ずつツアー客の前を歩かせた後、自由展示だったのだが、今年は関東牡馬、関東牝馬、関西牡馬、関西牝馬ごとに入場してきての自由展示になった。自由展示が長いのはいいんだけど、1頭1頭見比べながら見られなくなったのは少し残念。
私は早田社長のそばにくっつきながら、社長のお話を伺う。
「今年は、会員募集で売り切れるような価格設定にした(ジャスティス弟の値段を聞かれて)」
「カチタガールの仔は、シルクで必ず落とすように競った。セリ前に密約があったのではという人もいるが、(セリ価格が)いきなり3500万を設定し、これであの馬は絶対にシルクが落とすという意思表示をしたため、他の人が競ってこなかったんだ。もっと安く落とせたかもしれないが、2000万位から始めたのでは他の人も競ってきて、結局高くなってしまう可能性もあったので、高めに声をかけた。この馬を競り落とさなかったら、会員さんにも怒られてしまうしね」
「出走率と勝率の低さは、ウチでも考えている。今年からはもっと天栄を活用していく」
「バウンドトゥダンスの当歳はプリマドンナが走ったので、急遽輸入した」
などなど。やっぱ早田社長は話がうまい。人を引き込む魅力がありますね。

で、実際に当歳を見た感想は…
関東牡馬では0−7(母ビワナタシュカ)がよく見えたかな(ひいき目でしょうが…)。皮膚が薄そうなところが特に好き。ただ、馬が薄そうなので、これからの成長に期待したい。あとは0−1(母サチノヒロイン)も父に似ていて好感を持てた。
関東牝馬では0−14(母ノンダムール)が最も好み。野平祐二先生は、これを含めた関東入厩BT3頭はどれも良いとおっしゃってました。
関西牡馬では、なんといっても0−21(母ユーワメルド)。パンフレットでチェックを入れていた人も多かったようだが、実際に馬を見ても写真以上の良さがこちらにも伝わってきた。皮膚の艶なども当歳とは思えない輝きだったし。0−19(母シルクフェニックス)は、ちょっと緊張気味。展示中、ずっと馬っ気出しっぱなし(笑)。
関西牝馬では、穴っぽいところで0−28(母キナスリーン)。全体的なバランスがいいなあと。売れ残りそうだから後から検討しようと考えていたんだけど、後日の情報では結構人気あるのね。どうしようかな? 0−34(母レスキュードフロムスペース)は、数日前に母が死亡したとのことで、1頭だけで登場。みんながまだ母親と一緒にいられる時期に、この仔だけ早めの仔別れをしたんだと思うと、ちょっとかわいそうになってしまった。購入はしないけど、個人的に応援したくなる1頭。

●CBスタッド
で、例年通りCBスタッドへ。今年の新顔はフジノマッケンオー(登場したときは「おっ〜」の歓声が。種牡馬になれたんだねってことでしょうか?)とシルクジャスティス。でも、いなくなった種牡馬も多いんだね。ヴィジョン、レオダーバン、カンパラ、ダハール、ステートリードン…みんな元気かあ。
それにしてもワイルドブラスター、エムアイブラン、フジノマッケンオー、サニーブライアン、シルクジャスティス、マーベラスサンデー、ビワタケヒデ…いつのまにか内国だらけなCBスタッドだった。
帰りにナリタブライアン記念館も見学。記念のゼッケンやシャドーロールなどが展示されていた。ナリタブライアンファンの方なら見学に行っても損はしないと思う。

●パーティー
夜はまたまたいつもの通りパーティ。阿部代表の挨拶の後に、早田社長の挨拶、野平元調教師の乾杯、クイズ大会、抽選会、桜井社長の〆の段取り。抽選会はまたも何も当たらず。

2日目(7月16日)

●3歳馬の調教(新冠支場)
2日目は丸一日新冠支場で見学で、まずは3歳以上の調教から。調教するのは全18頭。愛馬の98−2(母カチタガール)が先頭で出てきたので、少しいい気分。一緒に参加した仲間の持ち馬98−13(母フェアリーユキ)も登場するはずだったが、そのゼッケンをつけている馬が登場してこない。しかし、登場前に急遽ゼッケンを変更していることが判明し、ほっと一息だった。
続いては2歳馬の展示。ツアー前から目を付けていた99−34(母カチタガール)は、なかなかの雰囲気で、購入を決定!
反対に少しがっかりしたのが99−44(母クリスザレディー)。パンフレットでは筋肉の目立つ好馬体だったが、実際に見るとそれほどでもない。しかも馬体がかなり小さかったので、購入を断念する。でも、こういう馬が走ったりするんだよなあ。
他には、99−63(母アップマイスリーブ)。持ち込みらしく、あか抜けた馬体は目立っていた。ただ、少し小さいのが気になるところ。これからの成長に期待か。

展示の後は、厩舎へ愛馬に会いに行く。はっきり言ってこのためにツアーに出ているといってもいいね。
99−15(母ビトウィーンザヘッジズ)は、おとなしくて全く人見知りしない。反対に99−32(母ユーワメルド)は少し人見知りをするらしく、なかなかこちらに向いてくれない。まあ、ちょうど食事時だったんで、食べるのに忙しかったんだろうね。99−2(母オークアップル)もおとなしいほう。NB産駒は全体的におとなしいのかな?
食べるといえば98−2(母カチタガール)。こいつはホントに食べることのみに集中といった感じ。下に落ちたカイバまできれいに食べていた。カイ食いが旺盛というのは入厩後大きな武器になる。このまましっかり食えよ。98−8(母アイバーズイメージ)は休養中だったためか、おとなしかった。

昼食は例年のごとく屋外でジンギスカン。急いで食ってツアー優先で0−7と99−34を申し込む。これで2歳は4頭になってしまった(笑)。当歳は1頭だけだが、様子を見てもう1頭いくかも。ただ、今年の2歳馬くらいのラインナップなら、来年の募集にかけてもいいかな。




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