たぶん月報

ひたちなかでM800


2004年10月号(2004/10/27発行)
夢見ていたのは秋晴れの空と柔らかな日差しでした。
でも、容赦のない自然の力に襲われた10月でした。
あなた自身と、あなたの走る道の無事を祈るばかりです。

今月のトピックス
1.思いたったら日光ツーリング(2004/10/02)
2.ドゥカティ試乗!?

3.二俣川の安全運転講習会(2004/10/16)
4.Monster 800S i.e.のドック入り
5.「出たとこ勝負のバイク日本一周(準備編&実践編)」(小林ゆき著)を読んだ!
1. 1. 思いたったら日光ツーリング(2004/10/02)

目が覚めたら外は快晴、「日光行かへん?」の夫の提案に、1も2もなく出発してしまいました。
紅葉はまだ始まっていませんでしたが、日光宇都宮道路に入ると、空気がひんやりとしていて、秋の深まりを感じました。
いろは坂、クルマで行くと大抵いつも酔ってしまうのですが、バイクだと格好の練習になります。
きれいなラインをきっちり描けるよう、丁寧に丁寧に運転…しようとするのですが、まだまだですね。
でも、40kmのクルマの流れ(急坂だからか、制限速度ピッタリで流れていました)にちゃんと乗れたのが、そしてその流れの中で、基本をきっちりおさらいできたのが、とてもうれしかったです。
多少は上達しているのかもしれない、と内心ほくそ笑んだツーリングでした。

UP!

2. ドゥカティ試乗!?

とある雑誌に載っていたドゥカティ試乗、なんと会場が私の通った教習所だったので、早速行ってみることにしました。
教習所の学園祭?の催しのひとつです。
何に乗っても足が地面に着かない私は、公道での試乗は怖くて出来ないので、教習所などの閉鎖空間での試乗会は、またとないチャンスなのです。
しかし当日は無情の雨、ダメもとで行ってみたところ、「(主催の販売店の方は)朝、来てたけど、すぐ帰っちゃった。」とのことでした(教習所の職員談)。
ホントに残念でした…。
もし、販売店の方で、こちらを読んで下さってる方がいらっしゃいましたら、このタイプの試乗会、ぜひぜひ増やしてして下さい。
実際、小柄な女性等、一度も試乗せずに一抹の不安を抱えたままバイクを購入している人って、多いのではないかと思うのです(私だけか?)。
私も購入し、シートを下げる等のカスタムをしてもらってから初めて自分のバイクに乗りました。
幸い、相性が良かったので、問題はなかったのですが。

UP!

3. 二俣川の安全運転講習会(2004/10/16)

再び参加してしまいました。
この日のほろ苦い出来事は「マスター オブ モンスター#21 指導員は見ていた」で書いた通りなので、こちらでは別のエピソードを紹介します。
この日も初心者の班に参加したのですが、私にとって目玉?だったのは、千鳥走行と急制動でした。
急制動、「目標位置への停止」と「目標位置からの停止」の二つでしたが、なかなか思い切った練習ができませんでした。
せっかくの機会なんだから、もっと思い切って行こう!と指導員に励まされますが、やっぱり怖いので、ヤワな急制動になってしまいます。
こういう機会にこそ、自分やMonster 800S i.e.の限界を知る訓練をしたいものです。

UP!

4. Monster 800S i.e.のドック入り

少し遅れましたが、12か月点検を受けました(走行距離は8,508km)。
点検の他、リアブレーキパッドがやはり減っていた(これは二俣川の講習会で、指導員からも指摘されていました)ので交換、スパークプラグ・エアフィルター・フューエルフィルター交換、前ブレーキとクラッチのフルード補充など全部で約3万円でした。
オイルは点検の1週間ほど前に交換したところなので、今回は交換していません。
点検が終わって帰ってきたモンスターはやっぱり快調です。
ところで、二俣川の講習会の際、「急制動の度にガスを漏らして路面に跡を残す」という粗相(笑)をしていたのですが、これは燃料タンクキャップをしっかり閉めていなかったので、満タン状態のガスがタンク内からホースを通って漏れていたため、とのこと。
しっかりキャップすれば大丈夫でした(恥)
これでこの秋は思いっきりお出かけできそうです。

UP!

5. 「出たとこ勝負のバイク日本一周(準備編&実践編)」(小林ゆき著)を読んだ!

雨で流れた試乗会の日、お世話になった指導員「班長」(たぶん日本一情けない大型二輪免許取得のお話3.3. 自分で止めるんだ参照)にイチオシされて購入しました。
モータージャーナリスト小林ゆきさんが、大学時代にカワサキCS250で日本一周をやり遂げるまでのお話が「準備編」と「実践編」としてまとめられています。
「準備編」は、著者がバイクにハマっていく青春時代を描いています。
読んでいると自分の過去を思い出して結構イタイ気分も起こさせてくれる、ちょっと不思議な持ち味の1冊。
「実践編」はいざ日本一周!のお話で、21歳の女性ライダーが、旅の中で人と出会い、自分と出会っていく、ほんのり甘酸っぱい1冊です。
…そう、ある程度トシがいっちゃってるオトナだと、既に失ってしまったような、ピュアな感性での旅の記録なんです。
雨でバイクに乗れない日の読書に最適でした。
エイ文庫版(ドカマガの"えい"出版社)です。
なお、小林ゆきさんのブログもお勧めです。
私はこちらを見て、初めて「ブログ」の意味を理解しました(笑)。

UP!

それでは11月も、無事故無違反で行きましょう。

たそがれ時のM800

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