たぶん月報




2005年7月号(2005/07/26発行)
真夏の青空の下、緑の山々を見渡す緩やかなワインディング。
見晴台にバイクを止めて、少し見とれていると、遠くから、エンジン音が聞こえてきます。
もしかしたら、あなたでしょうか?
今月のトピックス
1.居眠り運転
2.桶川貸し切りHMS

3.ビーマーのおっちゃん、大型二種免許合格!
4.降ったら読書
1. 居眠り運転(2005/07/04)

どうしても断れない事情があり、ペーパードライバーだというのに、土砂降りの中、関越自動車道を通り、高崎市内まで行かなければならなくなってしまいました。
しかも、運転するのは、借り物のスズキワゴンR。
ブレーキがうまくできなくて後輪ロックして?滑ったり、怖い思いをしながら何とか辿り着き、所用を済ませた帰り道、危ないところでした。
関越で、居眠り運転しそうになったのです。
すごく疲れていたのですが、高坂SAに入らず、とりあえず三芳まで行こうと思ったのが間違いでした。
居眠り運転って、眠ってしまうのではなくて、目の前の光景が見えていても、何の判断も感情もなく、そのまますーっと側壁に吸い付けられていく感じでした。
路肩の白線を左前タイヤが超えたショック?で、はっと我に返り…ぞっとしました。
三芳で休憩して、ついでに運転は相方に代わってもらい(体調が悪いと言っていたのですが、私の動転ぶりを見て交替してくれました)、ドキドキしながら帰って来ました。
やはり、所詮ペーパードライバー、長時間の運転はムリだったようです。
本当に、危ないところでした。

UP!

2. 桶川貸し切りHMS(2005/07/21)

2月にHMS(バランスファースト)で知り合った女性のご好意で、その方の所属するクラブの貸し切りHMSに参加させていただきました。
時折うっすらと曇る程度の、最高のお天気の下、総勢17名にインストラクターさんが2名、なごやかな雰囲気です。
練習課題は、目標制動、パイロンスラローム(「並べられるだけ並べてみました…何本あるかわかりません」インストラクター談)、コーススラロームでした。
私としては、「丁寧なアクセルワーク」をテーマに臨んだのですが、アドバイスされたのは「肩の力は半分に、振り向く角度は3倍に」等、姿勢や視線に関することばかりでした。
「遠くを見るのは進む方向、近くを見るのはバンク角」のためだという説明に感心してみたり。
この日はCB400SFを借りたのですが、さすが日本が誇る優等生バイク、「下半身でコントロールする」ことがよくわかって、Uターンやコーススラロームも上手くできちゃったりして、もしかして、私、上手くなってきたの!?という気にさせられそうでした。
というわけで、この日のつるばら的に大きな収穫は「目線は先に」と「下半身でのコントロール」の二つでした。
誘ってくださったAさん、他、クラブのみなさん、ありがとうございました!
楽しかったです!!

UP!

3. ビーマーのおっちゃん、大型二種免許合格!(2005/07/25)

結婚記念日は卒業検定!?
長引いていた夫の大型二種教習ですが、半年近くかかって、ようやく卒検まで辿り着きました。
でも、卒検の予約が取れず、みきわめ2週間後の7月24日に受けることになりました。
予約後、キャンセルが出たらしく、教習所から「16日に変更しませんか?」という電話があったのですが、16日は二俣川の二輪車安全運転講習会の日だったので、もったいなかったけどお断りしたのです。
そして、その卒検日は、私たちの十?回目の結婚記念日でした。
卒検当日、大型二種は路上、所内(坂道、鋭角、方向変換または縦列駐車)の順に行われました。
路上は6キロと聞いていたので、私は教習所のある河川敷に面した土手に座って検定バスが戻ってくるのを待っていたのですが、なかなか戻ってきません。
どうしたの?誰かと思っちゃった、と以前お世話になった女性指導員に声をかけられて、自分が不審者だと気付くアホな私…。
やっと戻ってきた検定バス、所内の課題で夫の順番は、2名中の2番手でした。
方向変換で脱輪しないかとヒヤヒヤしながら見ていましたが、ゆっくりとクリア。
後方寄せもポールに触ることなくこなします。
その後、坂道と鋭角のある方へ移動するので、私もバスを追って土手を走りました(相変わらず行動が不審です)。
コースでは、坂道を下ると優先道路に出るのですが、そこにはなんと、「気配りの先生」が乗る教習車が!
鉢合わせして立ちすくむ?夫に、お先にどうぞ、と先生がクラクションを鳴らします。
鋭角も特に問題はなく、結局卒検は、85点で合格できたのでした。
因みに主な減点は、「指定停止位置での歩道縁石タイヤ接触」だそうです。

検定バス

二俣川での学科試験
卒検の翌日の月曜日、さっそく二俣川の運転免許試験場に向かいました。
教習所で効果測定に合格してるのに、何で試験場で試験すんねん?と夫は納得行かない様子ですが、本番試験のために効果測定を受けたとは考えないのでしょうか?
試験は開始までの手続きに結構時間がかかり、実際の試験の時には、既に疲れて50分間体力が保たなかったという夫、さっさと回答して退場してきました。
変な問題あった?と聞いてみると、
「『夏の暑い日に、家の前の道路に水をまいた。○か×か?』どっちやろ?」と夫。
…道路交通法で、打ち水を禁止しているとは思えないので、たぶん○でしょう。
この後、発表の電光掲示が大幅に遅れたり、何故か試験場で逮捕されて写真を撮られている人を見たり、タクシー会社の人が二種免許合格者をスカウトしていたりといろいろありましたが、無事、夫は「大二」の免許を手にしたのでした。
ふだんはクールな夫も、この時ばかりはうれしそうでした。

発表は遅延

ビーマーのおっちゃんから美人女性教習指導員への感謝の言葉
先生の熱のこもった学科教習のおかげで、1回の受験で合格することができました。
これもひとえに、私の努力と先生のご指導のたまものです。
特に授業中、アンダーラインを引けと言われたところがそのまま試験に出て、先生のその、神業的な指導力に感心するばかりです。
これからも私のような、一発合格する生徒をどんどん作り出して下さい。

お守りにサインする

UP!

4. 降ったら読書

晴耕雨読、というワケではありませんが、今月はよく読みました。
その中から、バイク関連のものをご紹介!です。
その1:絶景を走る 日本百名道(須藤英一著 大泉書店 2005年4月初版 税抜き\1,300-)
「全国各地の美しい道をベストシーズンに楽しむ」というサブタイトルの通り、美しい写真で全国のドライブ(とツーリング)して爽快な100の道路が紹介されています。
写真中心で、地図としては機能しません。
二輪車通行禁止についての記述もありません。
でも、眺めていて、穏やかな気持ちになれる1冊です。
ああ、いつか長い休暇をとって、モンスターに荷物を載っけて(あまり載らないけど)…なんて空想してみたりして。
因みにこの本、夫の教習が終わるのを待っている間に、教習所近くの書店で、1冊だけあったのをゲットしました。
何人の教習生が、免許を取ってツーリングに行く日を夢見てこの本を手に取ったんだろう、なんて思いながら。
その2:チームマリのビューティーバイクレッスン(チームマリ著 九天社 2005年7月初版 税抜き\1,200-)
「井形マリやあああああ!」と夫が驚喜した?1冊。
元国際A級ライダーの井形マリさんと、妹で元世界GPライダーの井形ともさんが運営する女性向けのライディングスクールで培われたノウハウをまとめた1冊。
初心者向けのコツ(ガソリンスタンドの利用や高速の料金所通過など)から、いつまでも苦手な人が多いアレ(公道での実践的Uターンなど)まで、気楽に読めて役に立ちます。
まだ自分のバイクになれていない方、リターンライダーの方、日本一情けない方(笑)にお勧めです。
面白いのは、バイクのタイプ紹介。
「ネイキッド」「スポーツ」「アメリカン」「トラッカー」…マリさん、流行のスクーターなどは眼中にないようです。
おまけ:自動二輪運転教本(2005年6月改訂版第1版)
AT二輪に関する記述が追加されたということなので、夫に教習所で買ってきてもらいました。
読んでいて、意外に楽しめてしまうのは、講習会の成果でしょうか。
ところで、この教本、教習所で買うと税込み\1,575-だったのですが、二俣川の試験場の売店では\500-(たぶん税別)で販売されていました。
おそらく、県とか警察とかの補助がついているのでしょう。
…ちょっと悔しかったです。

\500!?

UP!

それでは8月も、無事故無違反でいきましょう!
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