
仕事がいそがしいから。
家族のための時間を作りたいから。
いろいろな理由で、モンスターに乗れないまま、季節が過ぎていきます。
でも、もしかしたら、あなたも同じなのかもしれませんね。
そう思うと、立ち向かう勇気が湧いてきます。
今月のトピックス
1.アイドリングクラッチミート
2.みっちりと宮ヶ瀬
3.路上の花束
4.とっておきの言葉
1. アイドリングクラッチミート
相変わらず、クルマの運転はヘタです。
夫は私に、クラッチが減るからもう運転するな!とまで言います。
アイドリングクラッチミート(アイドリングスタート)と言って、クルマが動き出してからクラッチつなげ、と口うるさく言われるのですが、エンストするのがイヤで、うまくできないのですね。
エンストなんかしても構わん!と夫は言いますが…。
大型トラックの運転手さんは、クラッチを減らさないよう、このアイドリングクラッチミートをするそうです。
そうか、ポルシェって、大型トラックと同じか〜、とひとしきり感心したら、また夫はイヤな顔。
向いてない!と明言?され、でもバイクは運転してるもん、と反論したら、ポルシェは乾式クラッチで、湿式のM800とは全然違う!とのこと。
乾式クラッチだと、スパッとつながないとダメなんだね?と確認すると、今度は
「スパッとつないだらエンストするで。」
一体どうすればいいのでしょう?(あ、エンストは構わないんだったっけ)
すっかり混乱してしまいましたが、夫の意見、要は「つるばらにポルシェはムリ」ということらしい。
ええ〜、だって別に普通車じゃない、スーパーバイクに乗ろうとか、そういう身の程知らずじゃないじゃない?
「スーパーカーなんや!!」
そう言われても、小学生のころ流行った消しゴムしか思いつかない私ですが、一応確認してみました。
「じゃ、私、ファミリアなら運転できるかな?」
余裕や、と言われ、ちょっと調子に乗ります。
「じゃさ、ファミリアとこのクルマ(911-964カレラ4)って、例えるなら、CB400SFと999ぐらいの差があるの?」
「CB400とキャブの調子が悪い9R位の差がある。」
なんかもう、自分がかわいそうと言うより、面白すぎるという気がしてきました。
UP!
2. みっちりと宮ヶ瀬(2005/10/01)
10月、よくよく考えてみると、まともに?モンスターで走ったのは、宮ヶ瀬行きだけでした。
でも、というか、だからなのか、いくつもの思い出ができた1日でした。
二眼レフのローライを持った方が夫のBMW R80GS Basicを撮影し、いつかここでお会いしたら写真をお渡しします、と予言のような言葉をくださったのもこの日。
すり抜けの時はハイビームにすると良いのか?という実験をしたのもこの日でした。
結局、その後宮ヶ瀬に行っていないので、二眼レフの方と再会はしていません。
すり抜け時のハイビームがドライバーからの視認性をよくするのか、単にまぶしがらせるだけなのか、結論も出ていません。
うーん、もどかしい、じれったい、気になる〜。
…こうして人は、一つの場所にハマっていくものなのでしょうか?
また宮ヶ瀬に行きたくてたまりません。
まあ、ハイビームの件は、宮が瀬に限ったことではないのですが。
UP!
3. 路上の花束
路上に花を手向けている女性を見ました。
若い女性でした。
大切な人を、その場所で失ったのでしょうか?
バイクで通り過ぎるほんの一瞬見た光景でしたが、心に焼き付いて離れません。
…これも、宮ヶ瀬からの帰り道のことでした。
UP!
4. とっておきの言葉
「覚えておいてね。『できない』んじゃないよ。『今、できない』んだよ。」
就職して間もない頃、大学院時代の研究室の先輩が言ってくれた言葉です(韓国を代表する大手重工の研究所からの留学生でした)
その時は、自分が経験に乏しく、スキルも身に付いていないから「今、できない」という言葉を言ってもらえたのだと思いました。
でも、今、この言葉を思い出してみると、「今、できない」というのは、いろいろな状態にあてはまるのだいうことがよくわかります。
仕事や学業に忙しいから、今バイクに乗ることができない、とか。
まだ十分に、自分のバイクに慣れていないから、思うとおりに操れない、とか。
いずれにしても、状況はいつか変えられる、あるいは、環境は変わっていく、ということですね。
今月は、ホントにバイクに乗れなくて、さびしかったけど、それも「今、できない」だけのこと。
そう思うと、元気が出てきます。
それにしても、一生モノの、とっておきの言葉をもらったんだな、私…。
UP!

それでは11月も、無事故無違反で行きましょう。
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