たぶん月報


NEWヒップバッグ!

2005年11月号(2005/11/27発行)
まだ暗いうちに家を出て、真っ暗になってから家に戻る季節が始まりました。
ひとりで過ごす寒い夜には、明るい日射しの下でモンスターと写した写真を眺めたりします。
今はもう遠い日と思うと寂しいけれど、まためぐりくる季節だと思うと、少し元気が出てきます。

今月のトピックス
1.完全負け組
2.ヒップバッグの試運転

3.サーキットはまだ遠い
4.徳大寺有恒著「眼が見えない猫のきもち」を読んだ
5.ペーパードライバー始末記
1.完全負け組(2005/10/29)

土曜日、二俣川の運転免許試験場で行われる「二輪車安全運転講習会」に参加する予定でした。
が、天気予報は「1日しっかり雨」。
私の自宅近辺も朝からぱらついていて、講習会が開催されたとしても、帰り道は大雨必至、と見ました。
疲れもたまっていて、この状態で雨の第三京浜を走るのはまずいかな、と思い、参加を控えることにしました。
が、8時を過ぎる頃、雨はあがり空も明るくなってきて、結局午前中は持ちこたえた、というより持ち直したのです。
自分の判断の悪さに不快になりましたが、気を取り直して、車検が終わった夫のバイクを受け取るため、夫をMonster 800S i.e.の後ろに乗せ、六角橋のショップへ走りました。
店の前で、華麗ではないけどとりあえずUターンも決めて、夫のバイクを受け取り帰路についたのですが、夫が突然、停車しました。
「オイルのランプがつく。」
…車検が終わったとたんに、力尽きたのでしょうか、夫のBMW。
ショップに引き返し、修理をしてもらうのを待っていると、今度はお天気が力尽きて、雨が落ちてきました。
濡れた路面を走らせるのはイヤ、と夫が言うので、結局BMWはそのまま預けて帰路についたのですが、雨合羽を着て、タンデム(今度は夫の運転)で走っていると、雨は止んでしまいました。
ほとんど濡れていない雨合羽にくるまり?ながら今日はもう何もかも裏目に出る…完全負け組だ〜、でも次は巻き返すぞ!!と息巻いてしまいました。
でも、帰ってから気が済むまでバイクを磨くことができたので、結構機嫌良く1日を終えることができたのでした。
人間すべて塞翁が馬、というより、終わり良ければすべて良し、ということでしょうか。

UP!

2. ヒップバッグの試運転(2005/11/27)
新しいヒップバッグを購入しました。
ホントはウェストポーチを買うつもりだったのですが、今まで使い慣れたヒップバッグの容量は捨て難く(雨合羽が入らないとイヤ)、結局またヒップバッグを選んでしまったのでした。
今回のチョイスはモータウン製のタンクヒップバッグ、ウェストベルトとショルダーストラップを外して、タンクにマグネットで付けることができます。
その試運転と称して、久しぶりにミニ朝練(という程の距離ではありませんが)に行って来ました。
何となく、教習所の卒検が懐かしくなり、もしかしたら通りすがりに見られるかな?と川沿いを走ってみましたが、当然のことながら朝早すぎて卒検どころか人影もありませんでした。
でも、実はバイクに乗ったのは3週間ぶり、気を引き締めるという意味では、よいコース選びだったかもしれません。
「下半身で乗る!」などと意識しながら運転してみましたが、少し時間を(というか日数を)空けて乗ると、自分の苦手なところがモロに出て、かえって弱点がよくわかるような気がしました。
さて、肝心のヒップバッグは、ウェストベルトだけで腰に付けても、マグネットの重みはほとんど気にならず、快適に使えそうです。

UP!

3. サーキットはまだ遠い

行きつけのバイクショップが主催するサーキットの走行会に誘われました。
富士スピードウェイショートコース、初めてでも大丈夫だから、とのことでしたが、平日だったため、会社を休むことができず、あきらめました。
「コーススラロームが好きな人は、たぶんサーキット楽しいで。」
夫の言葉で、かなりそそられていただけに、今更もだえています。
走行会後、ショップで写真をみせてもらい、お話を伺いましたが、やっぱり、とーっっても楽しかった模様。
Uターンできなくても大丈夫ですか?と思わず聞いてしまいましたが、サーキットは一方通行なのでUターンできません、との明快なお答えが。
遅いバイクを抜く時は内側から抜いてはいけないとか、安全に走るための約束もきちんと決められているそうで、うーん、走ってみたいです。
でも、多摩テックのスポライでのコーススラロームのタイムを思い出すと…まだまだ私がサーキットを走るには早い、という気がします。
いつか(来シーズン?)は参加できるよう鍛錬しよう、と心密かに決意を固めてしまいました。

UP!

4. 徳大寺有恒著「眼が見えない猫のきもち」を読んだ

久々に、最近読んだ本の紹介です。
あの自動車評論家、徳大寺有恒さんが書いた愛猫エッセイ「眼が見えない猫のきもち」(2005年8月初版、平凡社)。
表紙をめくると、白茶の猫を抱き上げてニッコリ、の徳大寺さん(撮影は荒木経惟さん!!)に、まず意表をつかれます。
挿し絵も、コレが徳大寺か!?(笑)というほど可愛く描かれていて、楽しいです。
目が見えず、しかも猫エイズを持った元捨て猫チャオとの生活を通して、自動車評論家の日常がちょっぴり垣間見える快作!かもしれません。
チャオがクルマ嫌い、という点では、徳大寺さんにちょっぴり同情?

これはうちの猫

5. ペーパードライバー始末記

今月は、夫の体調がすぐれず、私が替わりにクルマを運転する機会が何回かありました。
ある週末は、単身赴任先まで電車で迎えに行き、夜道を私が運転して帰ってくることになってしまいました。
夜間、クルマを運転するのは初めてで、とても怖かったけど、何とかやり遂げることができました(大袈裟)。
ペーパードライバーになって17年、これでようやく脱出のメドが立ったような気がします。
今まで何度か運転に挑戦したけれど、今年初めて改善?できたのは、やっぱり、どうしても自分が運転できるようにならなければ!という動機があったからではないかと思います。
だからこそ、怖くて何年も後込みしていたペーパードライバー教習を受ける気にもなったし(実際はそれほど怖くなかったです)、その教習が身に付いたのではないでしょうか。
まどろっこしい書き方ですね、つるばら的結論を書きます。
「誰かのために運転してあげたいと強く思ったなら、ペーパードライバーからの脱出は可能。」
さあ、勇気を出して…!

UP!

それでは12月も、無事故無違反で行きましょう。
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