「横浜の凍る夜空に冴え冴えと お前みたいな青白の月」
短歌の趣味なんてないのに、すらすらと言葉が出てきました。
今年は特に寒いのですが、冷たく澄んだ光を浴びて、走って行きたい冬の夜です。
今月のトピックス
1.ヘルメットはやっぱりこの赤
2.748Rのおっちゃんとビーマーのおばちゃん
3.天知る、地知る、己知る
4.バイクに乗って20年
5.愛をこめて、お年玉
1. ヘルメットはやっぱりこの赤(2005/12/10)
ヘルメットの寿命が尽きていました。
ボーナスも無事出たことだし、早急にリプレイスしなければ、ということで、楽しいヘルメット選びが始まりました。
が、今まで使っていたBMWのヘルメットのセールスポイントのひとつ、「あごの部分を上げることができる」という機能は、もう手放せません。
高速の出口やガススタで、お財布を出す時に手元をしっかり見られる安心感は、安定した運転につながります(ホントか!?)
というわけで、選択肢は今までのと同じBMWか、SHOEIのシンクロテックか、どちらかしかなく、悩んだ末、結局BMWにしてしまいました。
決め手は色です。
赤いバラのようなモンスターには、赤いバラのようなヘルメットを!
新しくなったヘルメットで、来年もしっかり安全運転したいです。
2. 748Rのおっちゃんとビーマーのおばちゃん(2005/12/10)
ヘルメットを購入する際、六角橋のバイクショップに行きました。
BMWのヘルメットの在庫が豊富なのは、やっぱりBMWのお店です。
お店の人に、倉庫からサイズの合うものを出してもらっている間に、展示してあるバイクにまたがってみました。
BMWのK1200R・・・夫のR80GSのような水平横置きエンジンではなく、直列4気筒のスマートなデザインで、比較的足つきも良く、もしかしたら私でも乗れるかも!?と思ってしまいました(厚かましいですね)。
さて、ヘルメットを買った後、ちょうど通りの反対側にあるドカティ屋さんに立ち寄ってみたところ、そこにはなんと、中古ですが夫のあこがれの748Rが!!(しかも黄色)
とりあえず、買おうと思えば買えない事もない金額、夫、激しく動揺しておりましたが、今回はあきらめたようです。
しかし、もし夫が748Rに乗り、私がK1200Rに乗るようなことがあったら・・・「モンスターつるばらとビーマーのおっちゃん」が「748Rのおっちゃんとビーマーのおばちゃん」になってしまいますね。
イメチェンとしては面白いですが、私にはやっぱり、モンスターです。
3. 天知る、地知る、己知る(2005/12/18)
夫を後ろに乗せて走ることにもかなり慣れてきました(と思っていました)。
風の強い休日、バイクパーキングに置いてあるR80GSの様子を見に行きたいと言う夫を載せ、意気揚揚?とモンスターで走り出しました。
風は強いけれど、夫が乗っている分車重も増えるし重心も下がるし、むしろ二人乗りの方がいいかも、と思ったのです。
・・・いい気になっていました。自分を過信していました。
多摩川にかかる大きな橋(ガス橋)を渡り、橋の終わりで右折待ちをしていたら、思いっきり横風に煽られたのです。
ふんばろうにも風が強く、危うく対向車のいる方へ転倒しそうになってしまいました。
夫が乗っている分、風を受ける面積は広かったわけで、その分、強い風圧を受けてしまったのでしょう。
自然条件や道路条件、そして自分の実力は、どんなに慎重に考えても慎重すぎることはない・・・強く感じてしまいました。
4. バイクに乗って20年
何度か書きましたが、私が聞かれて一番嫌な質問は
「どれくらいバイクに乗っていますか?」
というものです。
免許を取って20年、最初のバイクに乗り始めてから19年、普通に考えればベテランなのですが、私の腕前はこんな程度なので。
まだ日が浅くて、という答えを期待している相手は、20年なんて言われたら二の句が継げないでしょう。
でも、これからは、20年、と堂々と答えたいと思います。
ある方がしてくださったお話なのですが、バイク乗りは「淘汰されていく」のだそうです。
ある者は実際に事故に遭ったりして乗れなくなり、ある者は怖くなって乗らなくなり、別の者は飽きて乗らなくなる、そうやって淘汰されて残ったのが、ずっと乗っている人なのだそうです。
とすると、私は少なくとも、20年間の淘汰を経て、今、モンスターに乗っているということです。
これは、自慢にはならないにしても、事実として受け止めていいのではないか、と思いました。
そして、これからも残っていきたいと思います。
では、そのために、何を考え、何をしていくか?
・・・2006年も、試行錯誤を繰り返しそうな予感です。
5. 愛をこめて、お年玉
BBSで、お年玉があればいいな、という提案をいただきましたので、少し早いのですが、用意しました。
安全衛生強化月間の標語募集があった時、私が応募して惜しくも落選した標語をお守りにデザインしたものです(リサイクル?)。
印刷して切り取って、好きなところに貼ってください。
これであなたも、来年は安全で衛生的な1年が過ごせるはず!?
それでは2006年も、無事故無違反でいきましょう!
トップページへもどる
月報バックナンバー