たぶん月報


749Rのおっちゃん

2006年2月号(2006/02/22発行)
梅の花が咲き始めました。
吹く風はまだ冷たくても、微かに春の気配が隠れているような気がします。
あれほど憧れた言葉「暖かくなったら」が実現するのも、もうすぐです。

今月のトピックス
1.アクセルを戻す速度(2006/02/05)
2.他力本願なタイヤ交換(2006/02/18)

3.スクールや講習会とツーリングの比率
1. アクセルを戻す速度(2006/02/05)

今月もHMS中級に参加しました。
この日の午前中は、インストラクターさんの「想いのこもった」バリアブルコース。
いろいろな要素が入っているので、得意なもの、苦手なものが必ずある、というものです。
アクセルを自分の開けたい量まで、ゆっくり開けるかすばやく開けるか、というテーマから始まりました。
私は素早い操作、特にアクセルを戻すのが遅く、そのためにメリハリではなくムラのあるアクセルワークになっているのだと自覚できてしまいました。
・・・戻すのが遅いのは、開けるのが遅かったせい、という説もありますが。

午後は長ーいコースを使って、「先を読む」というテーマのもと、180度ターンを含むコーススラロームでした。
パイロンとパイロンの中間よりも少し手前でバイクを倒すと、180度ターンに備えられる、とのこと。
私はもともと、次のパイロンとの中間より手前で倒すクセがあるんですが、正統なやり方じゃなかったんだと初めて気が付きました。
その辺、質問できると良かったのですが、今回はいつものインストラクターさんと違う方だったせいもあって、つい人見知りしてしまい、できませんでした(この回までなぜかいつも同じ方に当たっていたのです)。
パイロンを続けて回る時に、緩やかな曲線を描くか、一度すばやく直線状態を作るか、二通りのやり方があると言われてチャレンジしましたが、後者はできず(すごく悔しかった)。

市街地のコースでは、最近楽しい、ちまちまとした小転回を繰り返しながら、スパイラル状に広がっていくようなコーススラローム。
Uターンの時、
「十分アウト側に寄っていないから膨らんでしまう」
「ハンドルを押さえ込んで、バイクが倒れていくのを邪魔している」
などなど、インストラクターの方に短くも的確なアドバイスをいただきました。

と、ここまでつらつら書きましたが、メモを必死で見ながら、やっと思い出したと言う感じです。
・・・全然覚えてないんじゃん。
メモなんか見なくても、頭にしっかり書き込まれた!という状態になりたいのですが、この年ではさすがに無理でしょうか。
まあ、「素早い動作に弱い」という点だけは、更なる深い自覚?を持つことができましたが。

UP!

2. 他力本願なタイヤ交換(2006/02/18)

房総下見ツーリングでリアタイヤの寿命を感じたので、早速交換することにしました。
でも、タイヤ選びなんてよく(全然?)わからないので、ブログでみなさんに相談に乗っていただき、ブリヂストンのBT-014に決めました(他人頼り)。
タイヤを交換した日は、バイク以外の友人と舞台を見てその後飲み会、というマダームな夜を過ごしたため、翌朝はお酒が残っていないか心配でたまらず、結局夫に運転してもらって、タンデムでタイヤの皮むきをしました(他人任せ)。
新品タイヤでタンデム、怖かったです。
家から数メートルの、何でもない交差点(とは言っても、10年近く前、私はこの交差点で、KSRに乗って空飛びましたが)で見事にリアタイヤがずるっ!
こんな出足だったのに、ビーマーのおっちゃんは私ならとても出せない速度でガンガン走ります。
タンデムって、自分では決して出せないスピード、ライン取り、すり抜けをムリヤリ経験させられることだったのですね。
そういえば私は、夫の後ろに乗って高速走るより、自分で運転した方が安全、と思って、大型二輪にステップアップしたのでした。
すっかり忘れていました。
まあ、タイヤが新しくなって、うれしいからいいか。

BT-014♪

 

UP!

3. スクールや講習会とツーリングの比率

ストレスがたまってくると、旅に出たいなという気持ちと、スクールで思いっきり練習したいという気持ちと、両方出てきます。
スクールや講習会とツーリングの適正な比率って、どれくらいなのでしょう?

「男は旅に思いを馳せ、女は己を磨きたいのでしょうか?」
以前、「マスター オブ モンスター」で取り上げる記事について、男性はツーリングの話が好きな方、女性は講習会の話が好きな方が多いような気がします、なんて話をした時、某教習指導員さんが発した名言です。
まあ実際には、自分を磨きたい男は多いし、旅に憧れる女もあちこちにいます。
どっちがどっち、ということではなく、人によってそれぞれの、好みの比率があるのでしょうね。
スクールや講習会とツーリングの適正比率もまた然り、でしょうか。

旅で必要となるだろう、忍耐力とか、急な雨(数日以上のツーリングなら、雨が降る日は必ずあると思った方がいいはず)や、その他のピンチの際に必要な技術は、講習会やスクールできちんと身につけるべきだと思います。
また、危なっかしい歩行者や、必ずしも厳密に交通ルールを守らない他の運転者の中にあって、自分が何に注意し、どうふるまうかは路上で学ぶことになるでしょう。
自分は将来どうありたいのか、今何をしたいのか、見極めながら、少ない休日を割振りしていくしかないようです。
まあ、HMSに限って言えば、予約を取るのが困難、という点で、自然に比率ができあがっていくのかもしれませんが。

因みに、ビーマーのおっちゃんは、スクールや講習会とツーリングの適正比率は25%:75%と言ってます。
月に一度は講習会、その他の週末はできればツーリングに行きたい、ってトコですね。

私は、愛するモンスターを、自在に操り、できる限りいろいろな場所を訪ねてみたいです。
そのために今、必要な適正比率は?
さあ、考えてみよう!

UP!

それでは3月も、無事故無違反でいきましょう!
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