「1月行く 2月逃げる 3月去る 4月退く」
1年の始めの時期は、あっという間に過ぎていくことを忠告する言葉です。
私の2月も、多忙のうちに逃げて行きました。
春の空気をいっぱいに吸い込んで、どこまでも走っていける日がいつ来るのか、ちょっと予測できずにいます。
1.東京宝塚劇場のイントラジャージ
2.ヘルメットはのんびりと
3.猿の困惑
1. 東京宝塚劇場のイントラジャージ(2008/02/02)
大阪で生まれたオンナのくせに、この年になって初めて、宝塚の舞台を見ました。
大好きな青池保子さんの少女マンガが原作の「エル・アルコン〜鷹〜」です!!
舞台は15世紀末のイギリス。スペイン人の血を引くイギリス海軍将校のティリアンは、7つの海を征服するという野心のままに、権謀術数にまみれながら戦いのうちに短い人生を激烈に生きていく・・・と、超簡単に説明するとこんなストーリーです。
そのカッコいいティリアン様は、歴史的にちょうちんブルマー+タイツという衣装のはずなのですが、現代の美的感覚に合わせて、チュニック&レギンズと言った方が適切なスタイルをしていました。
そのレギンズ、紫色に金の縦ラインが入ったデザインなんですが、照明の具合で「青地に黄色のライン」に見えるのですね。
何だか見慣れた感じの衣装だなあ、と思いながら見ていたのですが、はっと気がつく瞬間がありました。
・・・教習所の二輪車指導員とか、HMSのイントラさんが着ているジャージだ(足元はブーツだし)!
吹き出しそうになるのを必死でこらえて観察すると、うーん、やっぱりそう見えます。
おかげさまで、せっかくの初宝塚が、イントラジャージというオチ付きになってしましました。
でもきっとまた行きます(宝塚に?HMSに?)
UP!
2. ヘルメットはのんびりと
自分だけのヘルメットを手に入れよう!と旧知のデザイナー・ATAさんに依頼して、ペイントのデザインを検討し始めてから、気がつくと2ヶ月近く経っていました。
土台(SchuberthのC2)の入手に時間がかかったりして、未だ完成日の目処がたちません。
でも、不思議と慌てる気持ちはありません。
今のところ仕事が超多忙で、どうせツーリングには行けないから(ルート選定が不要な講習会やスクールくらいなら参加可能)、という理由もありますが、どちらかと言うと、「楽しみは長く引き伸ばしたい」という気持ちが強いです。
「つるばらさん、普段こんな服装するんですかっ!!」
ロマロマなデザイン希望に、ATAさんから妙な突っ込みを入れられたり、ヘルメットのフィット感に悩んだり、ちょっぴりだけど「オーダーメイド」の楽しさを味わってます。
超高級ブランド「エルメス」のバッグは、オーダーしてから何年も待ってようやく手元に届くそうですが、それでも世界中で売れている理由が何となくわかったような・・・。
「自分だけのもの」を手に入れるのは、プロセス自体が楽しく幸せなのだな、と初めて知った気がします。
(とりあえず、ネコかぶっときましょ)
UP!
3. 猿の困惑(2008/02/17)
今年も出ます、安全運転大会!
目標(だけ)としては、特練入りして全国を目指すので、それなりの戦略も必要です。
というわけで、東京大会でも女性の部に出場するべく、原付の練習を始めることにしました。
女性の部、神奈川大会は排気量無差別なので、乗りなれたスーパーシェルパで出場できますが、東京大会は50cc限定なのです。
練習用に原付を買うという選択肢もありますが、置き場所がありません。
レンタルバイクショップは開店時刻を待っていると、9時ごろ始まる講習会には間に合いません。
仕方がないので、夫の20年来の愛車「ゴールドモンキー(84年式)」を借りることにしました。
試しに府中の講習会に参加したところ、「タイヤが小さく、パワーがない」バイクの経験だけはできましたが、練習して実になるのか、というとその辺りは疑問です。
やはり原付スクーターがいいのでしょうか?
講習会前日にレンタルショップで借りて駅前駐輪場(有料)に一泊させ、朝から講習会へ・・・という方法を考えていますが、万一の盗難や事件が怖いです。
モンキー、ブレーキやらバッテリーやら、メンテナンスが必要なので当面はシェルパで練習しようと思ってますが、ホントにこれからどうしよう・・・。
猿並みの知恵で、困惑しています。
UP!
それでは、3月も無事故無違反でいきましょう。
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