解説 人と作品

時城光  

 SF研お抱えの数少ない長編作家を紹介しよう.高校時代からSF研に所属、創作活動に青春をかけてきた。当時の代表作は会誌パラノイア掲載の「木星への移住民」。大学入学と同時に宇宙塵に参加。投稿までしたという話は一部で有名。その原稿は柴野拓美自身の手による添削と赤いとじリボンつきで返ってきたそうだ。また生物工学科と生物研究会(もうやめた)に所属し、淡水魚を愛する彼は今号のテーマに最もふさわしい作家といえよう。後半は次号に掲載予定。ちゃんと買ってね。


赤裸々な内部告発 by秘密諜報員

最内渉  

 絵や文字を見ると普通の女の人としか思えない。そんな所にあざむかれてはいけない。本当の彼女は違う。実は豪快な女性なのである。彼女はオフロード・バイク“セロー”を所有している。足つきが悪く、つま先がちょこんと地面に届く程度ではあるが、なかなか巧みに乗りこなす.また、彼女はこよなく酒を愛す。そしてとても酒に強い。本人いわく「鉄の肝臓を持っている」のだそうだ。