12/25 高島さんの全感想 あーちゃん - 言姫:C+; ・人物設定の段階から奇妙な感覚が特に出ていると思います。 愛しています - 黒木りえ:B+; ・題がよい。(かつて友人がこの話え〜わ〜っつってた記憶がある) 愛の空爆 - もり よしお:C+; ・後半だけ、でも作品になりえますが、それとは異なる感覚をだしていると思い ます。 アカシアとクマ - 虎:B+; ・『クマの子供を産みたい』なんて異常な考えがすんなりとしみこんできます。 アジサイ的な話 - M・ぢる・ぢ・ョン:B; ・視点は次々変わりますが、雰囲気は牧歌的です。 色恋沙汰 - 池ノ上 綾乃:C+; ・・の数が互いの無力感を強めていると思います。 ウサギの目 - 石川奈央子:B; ・本筋の横に季節の物をうまくあしらえた作品だと思います。 ウツロ - 半之丞:C+; ・ビデオの時計、がうまく生活感をだしています。 エチュード - 黒木りえ:B; ・過去を懐かしむ感覚がちりばめられていて読みやすいです。 おくりもの - こずみっく:B; ・一言も「サンタ」と書かないのがよいです。 オシャマスター・チョメコ 〜第1話『覚醒』〜 - ミキサー大帝:C+; ・来週の続きが楽しみ。 お空の色はどんな色 - 黒木りえ:B+; ・中程で明らかになる吸血姫がよい。 おねしょ - もりよしお:B; ・夫婦のだましあいが巧妙です。 お迎え - 七城まき:C+; ・心温まる死神の話だと思います。 おやじマン(最強の使徒 そして最終回) - グリムゾン伯爵:; ・スタッフロールでは感動のあまり涙が止まりませんでした。 彼女が別れた理由(ワケ) - ぴょん2:C+; ・会話を使い巧みに説明できていると思います。 壁にいる人 - 犬猫:B; ・「叔母は優しい」がよいアクセントになっていると思います。 紙テープ - あさ:B; ・なかなか科学的に正しいと思います。 亀のトロリン - 名奈尾:B; ・「私は、私の息の音を聞いて」が情景にあったうまい表現だと思います。 綺麗な歌 - 麻衣子:B; ・茶色い感じ、が出ていると思います。 ぎんなん - 瑕瑾:B; ・わかることわからないことがきちんとかき分けられていると思います。 愚痴 - TAKA:B; ・私、のやる気のない台詞がうまく使われています。 恋をした - Naoko(12/18参照) こうせい作家 - TAKUTO:C+; ・ソプラノ専門の高声作家になってください。 コンビニ - 大岡雅文:B; ・所々にちりばめられる在野感がよいスパイスとなっています。 最後の晩餐 - 池ノ上 綾乃:C; ・家庭の中にちりばめられたコントラストがきいています。 されどサンタ - 阪田 昌英:B; ・先週の続編ですね。優しさと信念がのぞき見られます。 死面疽 - 犬猫:C; ・広告業界で成功する方法(おできに乗っ取られる話) 序 - 高島朝也:C; ・ふぁんたじー。 師走灯り - 藍:B+; ・緩やかな時間の流れが心地よいです。 甚五郎逃走 - 佐藤蛮人:B; ・かなり江戸っ子な甚五郎がまたイキです。 シンデレラと青びょうたん - 妄言王:C+; ・いやはやマスコミの力とは怖いものですな。 タイダニック - ヒモロギ:B; ・恋する乙女の力はすさまじいですな。 タイムカプセル - ほし:B; ・すっと読める、はほめ言葉です。 誕生日の夜に - おーぎや:B+; ・音楽がうまく心情を表現していると思います。 血 - 高島朝也:C; ・挿し話と比べると、こっちの方が評価が低いと思う。 致死量の豆 - ハンスFK:C; ・内容から一歩はずれた題がよいと思います。 追憶 - 進之介:B; ・雪が溶ける様子と記憶が薄れる様子が、最後でうまく重なっています。 追憶は夢のように - 伊藤 修:B; ・きれいな詩です。 デッド・ストック - 犬猫:C+; ・変化に対する嫌悪と好意との揺らぎがよいです。 テレ・ヴィジョン - 紺詠志:B+; ・老人の感情がまわりのものからうまく伝わってきます。 手をつなごう - エアリエル:B; ・ひそかに最後の一言どちらが言ったのでも面白いです。 透明な血液 - 伊藤 修:B; ・「病院職員の手を煩わす〜」の部分がうまい心情表現だと思います。 閉ざされた思考 - 小三星 閉ざされた思考 - 小三星:C; ・科学的単語を並べ、内容をうまく隠しています。特に二日後。 友達なんかいらない - 東 真哉:B; ・最後から二文目「そんなことが〜」一瞬の話の裏切りがよい。 ドリームキャッチャー - 菅野洋子:B; ・韓国での現実的な描写が非現実感をうまく描写している。 何もなくなるまで - 中山 君子:B; ・すべてを第三者の視点で書いているので最後の文がきいています。 名前のない国 - 3104:C+; ・ともゆき君の話し相手が特定されていないので想像を広げれます。 逃げ水 - 大岡雅文:B; ・「消えいく幻想〜」はなかなか味のある文章です。 虹惨事 - 犬猫:C+; ・ツッコミどころをちらつかせる巧みな文章です。 白猿 - 伊藤 修:B; ・動物的仕草があちこちにちりばめられています。 羽ばたく翼 - 秋月 青葉:B; ・人物たちの設定が物語への必要性を感じさせてくれます。 母の写真 - 佐藤蛮人:B; ・薬品のにおいの嫌いな子供、という表現は現実感をだしています。 バンソーコの女 - アチコ:C+; ・おそらくは猫を飼っているだろう彼女の姿をうまく描いています。 東大阪暮れ模様 - 塔 重五:B+; ・「寂しい」とは書いてませんが、寂しさがうまく表現されています。 光の速さの遅い町 - 高島朝也:C; ・SF夢論。 びんた - TAKUTO:C+; ・来るぞ来るぞ、と着実に階段を歩んでいる気分になります。 風船 - 黒木りえ:B+; ・「近所迷惑」がうまいアクセントになっています。 不可帰 - 阿部一:B; ・「一粒のもみから一俵の米」がおとぎ話らしさを生み出しています。 副作用 - おあしす:C+; ・話の流れがスムーズなのでテンポよく読めます。 ふたり - 黒木りえ:B; ・ネコの二人が始めにいるので、読んでいるときにイメージがはっきりします。 冬桜 - 池ノ上 綾乃:B; ・冬桜はきれいな発想です。 プラスマイナスゼロ - mmatsu:C+; ・「落ち窪んだ柔和な目」がよい表現です。 ほうれん草召し上がれ - 藍:B; ・最初の「主婦一年選手」は、前半をすっと導入するうまい表現です。 僕らみんなパーマン - 池ノ上 綾乃:C+; ・作品の視点をがらっと変える題が上手いです。 ホワイトラブ - 中村高男:C+; ・「〜あげた」という語尾で、男の性格を表現できている。 まいるよ(改訂版) - 京木 倫子:B; ・ハ、ハイビスカス‥‥ 枕草子遺聞 - 海坂他人:B; ・最初の一文のおかげで、ただの語りに、慈しみの感情が読みとれます。 まぼろしの神経戦 - 犬猫:C+; ・男の慌てる様が、会話以外の文からも強く感じられます。 マンボウを連れて - 江田 公三:B; ・真ん中の幻想的な視点がとても雰囲気が出ています。 ヤクソク - 桜木 明:B; ・前半から時間が動きだすにつれくるってゆくテンポがよい作りになっている。 闇の顔 - 金子重信:B; ・前半で高まる緊張感が、中盤で上手く怖さに変わっています。 憂鬱もクリスマス - さい:C+; ・一度の。が上手い位置に配置されています。 夕焼け(98/12版) - 京木 倫子:B+; ・人間は変わる、いい位置に入っています。 雪 - 三月:B; ・雪の独特の音とにおいを上手くあしらえています。 楽・らく・ラク・RAKU - おあしす:B; ・二段に落ちてますな。 ラッキョウ - 尾池 かわず:C+; ・「駅のまわりは〜」の二行のおかげで、心情変化が無理なくできます。 吝嗇 - 凪 千里:C; ・「…理解した気がする」は言葉のマジック。 老人の後先 - 坂本潔昭:C+; ・「老人は愕然と〜」が人間らしさを醸し出しています。