19年2月議会 県民企業常任委員会  

              意見発表

 私は山百合クラブとして、当委員会に付託された日程第1から日程第4までの諸議案に対して、賛成の立場で意見を述べたいと思います。

 県民部から申し上げます。私は議員生活8年目にして、同県民企業常任委員会所属4回目という御縁の中で、青少年問題の対策には大きな関心を持って議論を重ねてまいったつもりです。青少年がかかわる諸問題については、二つの条例、青少年保護育成条例、青少年喫煙飲酒防止条例を互いにリンクさせながら、効果を十分に発揮させる実効性に主眼を置いて、青少年を取り巻く環境が実際に改善されるように、これまでにも増しての工夫と努力をお願いしたいと思います。

 また、私学問題に関しては、学事振興課の仕事の重さにかんがみ、必修科目の未履修という大きな問題が起きたことを踏まえて、私学発祥の神奈川として私学にしっかりとした対応ができる体制を構築していただくよう要望いたします。また、神奈川の教育水準を引き上げるためにも、シュタイナー学園、聖さ学園のような新しいタイプの特色ある私学の開校や支援を引き続きしていただくよう、これも要望しておきたいと思います。

 そして、新県立ホール建設に関しては、文化課が非常に深く研究をし大きな努力を研究していることを私は評価しているところですが、当該地域の住民の方々の反対があるということを肝に銘じながら、すばらしいホールだとすべての方々に認めていただけるよう建設着工、オープンまでのさらなる綿密な研究努力をしていただきますよう求めておきます。

 指定管理者の現況については、質問の中でも触れましたが、各施設と指定管理者とのこれまでのかかわり、経緯がある中で本当に指定管理者制度がその施設にふさわしいのか、また5年間という県民部一律の契約期間でいいのか、個別担当課でしっかりと監視していただき、よりよい施設管理運営になっていくよう今後の研究と努力を求めたいと思います。

 そして、企業庁に関してですが、水道事業の健全経営には水事業の変化もあり、非常に困難な時代に突入していると思いますが、みずからの体質改善に向けて引き続き大きな努力を求めたと思います。

 ルーチンの多い企業庁の仕事の中で、少水力発電設置事業や、クリーンエネルギー導入の推進にはこれからも努力を結集していただくよう要望します。そして、体を張って各ダムの保全管理に携わる職員の方々に心から感謝を申し上げ、県民の水がめをこれからもしっかりと守っていただくよう要望いたします。

 以上の意見を申し添え、諸議案に賛成いたします。