くにこの県庁見聞録 連載20号 2003年3月


あふれるアイデアを胸に活動を推進

(本紙)くにこさん、2月の県会は自熱した議論があったそうですね。
(くにこ)ええ。県の住宅供給公社所有の土地を企業庁が71億円で購入して、公社の69憶円の赤字補てんをするという補正予算案が提出されたのです。公社の放浸経営の尻拭いをしてやる必要が本当にあるのか、買い取った土地の貸し付け料金はキチッと取れるのか、健全経営に再建できるのか等々、常任・特別両委員会で私は厳しく質間し、全庁あげて監視するよう求めました。また、いよいよ県立保健福祉大学が横須賀に開学の運びとなったので、ぜひ地域に開かれた、県民に開かれた大学になるようにと願いを込めて提言を致しました。施設の地域開放は勿論の事、夜間や休日に一般の方々を対象にした医療・福祉分野のセミナー開催や聴講生の募集など、人材育成のアイデアが溢れてきますよね。そういう意味でこの大学の担当が県民部に移管された事は、より県民に開かれた運営を目指すという意味では良かったと思います。
(本紙)アイデアがドンドン出てきそうですがその続きは次の機会にお願いする事にします。ところでお姑さんはご愁傷様でした。在宅でのお世話、長い間お疲れ様でした。大変でしたね。
(くにこ)ありがとうございます。義母は小川の家で青った人で、幼なじみも大勢だし、助産婦として長く働いていたので、赤ちやんを1万人以上も取り上げたと聞いています。顔が広い人でした。
(本紙)ご自宅で亡くなられたんですか?
(くにこ)早朝、駅頭演説に出掛ける前に容体が急変したので、かかりつけの病院に救急車で違んだのですが、そのまま眠るように亡くなつてしまいました。主人と私がいる時で本当によかつたと思つています。
(本紙)県会はどうされたのですか?
(くにこ)ちょうど、予算委員会開催中で、私は所属していませんでしたし常任委員会最終日は、私の出番は終了していましたし…ほとんど迷惑かけずに済みました。本会議最終日は採決に参加できましたし、おかげ様で何とか切り抜けられました。
(本紙)正に天の配剤ですね。でも、疲れたのではないですか?
(くにこ)疲れたよりびっくりしました。こんなに急に亡くなるなんて信じられない・・・でも悲しみを乗り越えて義母のためにもがんばらなくつちゃと思います。
(本紙)今日はどうもありがとうございました。

■小川栄一・くにこ事務所


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