くにこの県庁見聞録 連載39号 2007年3月 

  

県議会3期目にチャレンジ



(司会)予算を審議する2月県会が13日に終了しましたね。

(くにこ)改選期を迎えての議会はしんどかったですが、無事に終わりました。

(司会)お疲れ様でした。

(くにこ)19年度の予算も私が求めてきたものがある程度具体化されています。が、まだまだ甘い部分もありますので、再選していただけたら、またがんばらなくてはと考えています。

(司会)くにこさんが重点的に取り組んできた教育や福祉についてのことですか?

(くにこ)ええ、県一般会計予算は人件費が5割を占めています。その人件費の6割は公立小中高等学校の教職員のお給料なんです。教育は一番、重要な部門ですしね。こういう硬直化している予算の中で、いかに工夫ができるか?なんです。

(司会)だからくにこさんは予算の半分が配分されている分野に重点的に取り組んできたんですね。

(くにこ)ええ、県内の小中高等学校を100校以上視察してきたのも、そういう意識からです。教育環境はハードもソフトも改革を断行していかなければいけません。教育委員会も考え方を変えて、新しい取り組みをしていかなければ、多様性の時代には対応できません。私は新タイプの学校開設を初当選以来主張し続けてきましたが、一つ一つ実現してきたんですよ。

 (司会)ハア、そりゃあ、やりがいありますね。

(くにこ)予想や推測ではなく、英語講師の経験と、現場を見て語っていますから、強いですよ。どんなタイプの青少年にも答えられるように柔軟な対応が教育・青少年問題では今必要なんです。

(司会)くにこさんの提言で、自治体としては初めての不登校・引きこもり相談業務を県青少年サポートプラザで始めたんですよね。

(くにこ)ええ、そうです。その相談業務を発展させようとする予算が盛り込まれていたのが、私は非常にうれしかったです。縦割りではなく、全庁的に教育や青少年の問題には取り組む必要があります。スーパーバイザーとしての議員の役割をこれからもしっかりと果たしてゆけたらと望んでいます。

(司会)目的が明確なくにこさんのお話はとてもよく理解できました。ありがとうございました。