くにこの県庁見聞録   10月号  NO40

 初の代表質問                 

 

(司会)12日に閉会した9月県議会では代表質問お疲れ様でした。準備が大変だったようですね。

(くにこ)エエ、夏中原稿作りに励みましたが、子どもたちを取り巻く課題1本に絞ったんですよ。昨年から特に地元川崎の子ども達が幼稚園に入りにくい現状を解決する為に県幼稚園設置基準緩和を求めてきたのですが、いよいよ園地の1/2借地可から園地・園舎の自己所有要件撤廃を私から提言しました。これは全国二例をみない画期的基準緩くにこの県庁見聞録

和さくですが、私の提言が順調に実現すれば、私立幼稚園経営者の判断で借地・借家でも幼稚園定員増加が果たされる事になります。ここ2年間取り組んできた人口急増地区川崎の子ども達の課題、一つは解決できそうですよ!

(司会)現在の人口急増地区に限定された「園地1/2までは借地可」という緩和策もくにこさんが昨年実現したんですよね。その後も後追いしてきたんですか?

(くにこ)その通り!地元の実情を知る者として、幼稚園に入れないとご両親達が苦労しているのは見るに忍びないですよ。70%近くの子ども達が幼稚園に通園しているのですからね。勿論保育園不足にも役立つよう、新しい「認定こども園」制度の活用策も質問の中で求めています。この制度は幼稚園も保育園を併設できる、保育園も幼稚園を併設できるというものですから、幼稚園が借地・借家で園舎を拡大し保育園機能も兼ね備えれば、川崎市では待機児童解消にも役立つ一石二鳥の政策になりえるんです。県の政策で市の問題解決にも役立つ、これこそ県会議員としての大いなる仕事ですよね。

(司会)大きな仕事を果たされましたね。

(くにこ)はい、ありがとうございます。女性として、細やかな気遣いを生かして、これからも政策一筋!を貫きます。