くにこの県庁見聞録 連載9号 2001年1月


新春対談

(記者)いよいよ新世紀の扉が開きよした。おめでとうございます。
(久仁子)新年おめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
(記者)本当に、いつもお忙しそうてすね。
(久仁子)ハイ。文教常任委員会で個人的に努力している県立高校の視察に時間を取られてしまったり、党の勉強会などで忙しかったんです。あっという間に12月県会の日程へと突入してしまいました。
(記者)新年もご多忙てしょうが、新年の抱負は?
(久仁子)昨年に引き続き一年生議員らしく、新鮮な眼で県政をみつめ、机上の論理だけで物事をとらえるのでなく、現場に足を運び、人々の話しに耳を傾け、活き活きした提言ができるように努力を続ける事です。
(記者)現場と言えば、県立高校を何校訪問されたんですか?
(久仁子)20校以上訪問しました。主に統廃合校に伺い校長・教頭先生の苦労話を聞きましたが、生徒への愛情と熱意を非常に強く感じられる尊敬すべき先生達に会えて、大へん感動しました。又私自身の勉強にもなりましたし。
(記者)久仁子さん自身の熱意も伝わってきますが、一人で視察してるのですか?
(久仁子)先輩議員がいい方で、ほとんど同行してくれます。今まで文教委員会で、こんなに熱心な視察はされなかった様で、現場の校長からお礼の手紙も何通か頂きました。課題を多く抱えた底辺校を多く見て、教育の立て直しの重要性をひしひしと感じました。新世紀を担う若い人が多様な特性を充分に引き出してもらえるように教育改革に国県市一体となり熱意をもって取り組むべきと思っています。
(記者)世界的に教育の重要性が注目されている折柄ぜひ、がんばって下さい。
(久仁子)ありがとうございます。ところで、この「くにこの県庁見聞録」を小冊子にまとめて出版する準備に入ってるのですが、出版記念会を開いたら、ぜひ出席して下さいね。
(記者)はい、楽しみにしていますよ。
(久仁子)ありがとうございます。
(記者)文教委員会以外には福祉にも取り組まれてましたよね。
(久仁子)はい。福祉推進特別委員会です。昨年に引き続き、介護保険や保育を勉強しています。相変らずどの施設も満杯で仲々入所できないし、在宅介護サービス利用率は頭初見込みに比べて伸び悩んでいます。まだまだ介護保険自体への理解が浸透していない様ですね。
(記者)これからと言う事てじょうが、初心を貫いて、福祉にも取り組まれてるのですね。
(久仁子)少子高齢社会を改善するには、教育改革と高齢者福祉の充実が重要ですから、ライフワークとして勉強してゆきたいと思ってます。
(記者)ところで昨年、議員サッカーチームで韓国訪問されだそうですね。今年は返礼として韓国議員サッカーチームを招聘する予定もあると聞いてますが・・・。
(久仁子)私は予定があわずに韓国訪問できませんでしたが、県議員チームは大歓迎され、おまけに試合では6対1で負けて帰国しました。今年は私達の番ですから、自分達て資金を調達して韓国京幾道議員サッカーチームをご招待しなければなりません。2002年のワールドサッカーを成功させる為に両国の理解と関心を高める事業の一環として取り組んでいますから、チーフマネージャーとしてがんばってます。
(記者)資金調達とおっしやいましたが、県から予算は出ないのですか?
(久仁子)県の予算ひっぱくの時に税金をこういう事業には使えません。プロサッカー選手参加のイベント開催等での資金調達方法を検討してます。確定したらご協力お願いしますね。
(記者)ハイハイ。久仁子さんと話してると、うまくお願いされちゃって困るなあ。これ位で許して頂くよう、久仁子さんの本年のご活躍をお祈りして、終わりにします。

■小川栄一・久仁子事務所


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