KSP問題
献金など総額は532万
知事、本会議で答弁
「川崎市長攻治団体にも」自民指摘

起業支援などを行っている県と川崎市の第三セクター「ケイエスピー」(KSPヽ川崎市古同津区)社長に就任した山田長満氏(55)と、山田氏が理事長を務める日本起業家協会が計百五十万円を松沢知事の政治団体に献金していだ問題で、献金と政治資金パーティー券購入額を合わせた総額が五百三十二万円にのぽることが三十日、県議会一般質問で明らかになった。
野党の自民党は山田氏のKSP社長就任について、「見返り人事ではないか」と批判。近く設置される「九八条委員会」でも追及する構えを見せている。
本会識の一般質間に立った自民党の小川久仁子氏は、松沢知事に対し、山田氏側からの献金総額、パーティー券購入総額をただしだoこれに対し、松沢知事は「政治献金は一九九四年から始まり、(現在まで)計四百五万円、パーティー券は一九九七年から計百二十七万円分を購入してもらった」と答弁した。
これに関連して、小川氏は、二○○○年の山田氏側から松沢知事側への個人献金総額は百万円で、(この年の)個人献金総額八百八十五万円の八分の一に及ぶと指摘した上で、「知事が個人的につながりの強い大口支援者を公的色彩の強いKSPの社長に推薦したということは見識を疑わざるを得ない」と迫つた。
さらに、小川氏は「山田氏が松沢知事の紹介を受けて、阿部・川崎市長の政冶団体『川崎ルネッサンス』に対し、二○○一年三月と七月にそれぞれ三十万円ずつ献金した」と指摘。「松沢知事、阿部市長が物心両面でお世話になっだ山田氏にKSP社長という公的な肩書をプレゼントしたとしか考えられない」と批判しだ。
一方、松沢知事は改めて、「山田氏はベンチャー企業支援の実績があり、これほどの適任者はいない」と強調。「阿部市長と相談の結果、山田氏をKSPの社長に推薦した」と説明した。また、本会議後、記者団に対し、「見返り人事では全くない。松沢を支援しているから、役職に就けないとするなら、逆差別である」と述ベ、強い不快感を表しだ。
山田氏の人事について、阿部市長は三十日、「新産業を創出、支援するという事業目的からみて、民間人としてこれほどの適任者はいないと判断しだ。山田氏は、市内のベンチャー企業育成に多大な貢献をした」などとコメントした。


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