11月25日   築地市場視察
の
デジカメ日記
くにこ
 築地市場をグループで視察。小川栄一の旧友であるYさんを案内役に場内市場・場外市場を見て周りました。Yさんは、築地市場開設当初から続く有名な漬物屋「吉岡屋」の専務さん。築地市場再開発委員会のリーダー的存在の方です。そういう方から、築地市場についての説明を受けながらの視察は非常に勉強になりました。ありがとうございました。
仕事はほとんど終了。
隅田川で、海鵜が、海中にもぐり、魚を取って飛び立つところです。もぐった瞬間から見ていましたが、3分以上海中に。
 船の右奥に見える橋は「勝どき橋」
水産部門を見て、さてこれから青果市場を視察。

ゴミ、廃棄物の量がすごい。
マツタケがたくさん。この写真でも見えますが、トルコ産、モロッコ産など、以外な産地からのものが売られていました。マツタケの香りもしました。

今年は野菜が出来すぎて、農家が収穫しないで、キャベツなどをつぶしている様子が報道されています。もったいないと感じますが、箱詰めするのに、箱代が200円弱かかるのに、中身が200円以下になってしまい、出荷するのに、運送料などが全部上乗せされるので、せっかく収穫しても、費用を再上乗せして出荷しなければならない状況だからだと、説明を受けました。箱代にも及ばない値段なんて、信じられません。今年のように豊穣の年の作物は味もいいのに、捨ててしまわなければならないという経済構造って、おかしいよね。
 農家の仕事は天候に左右され、徒労も多い根気のいる仕事です。農業の大変さを、もっと国民に認識してもらって、その大変な仕事を担っていただいている方々に、感謝の気持ちを持つように教育すべきです。本日はその認識を強めました。魚業も林業も含め、第1次産業を守らなければいけない!
ガンセンターが市場のまん前にあります。