アトラ語録

かなり主観が入ってますので、出資の参考にはなさらないように(笑)。
走らなくても責任を負えません。




第9回 シルクツアー2001旅行記 1日目

1日目(7月14日)

今年も例によって、このツアーが始まった。そういえばこのアトラ語録も去年のツアー旅行記を書いてから、何も書いてない。さぼりまくってるけど、自分のペースで書きますか。

●富川分場
まず始めは、富川分場で当歳馬の展示から。去年と変わり、きちんと客の前を歩かせた後、自由展示。自由展示の時間も今までで一番長かったように感じた。そういえば、ツアー参加者も例年に比べ、減ってきている。
まあ、この成績ではしょうがないだろう。これからのシルクの奮起に期待したい。

で、さっそく個別馬の感想。
関東牡馬では圧倒的に1−4(母シルクトパーズ)がよく見えた。スラリと長い脚にバランスの良い馬体。後述するつもりだが、シルクトパーズは1歳(父マーベラスサンデー)も大変良かった。厩舎が好みでないので出資を見送ったが、これなら例の厩舎でも結構やれそうな気がする。
他では1−7(母モミジダンサー)。母が歳なので健康面で不安だが、脚元は丈夫になりそうだと思い出資を決定。ちなみに、モミジダンサーは今年シルクジャスティスをつけたそうだが、不受胎になったそうで、そのまま繁殖も引退するらしい。それを聞いたので、「これがモミジダンサーの最後の産駒か」と感慨にふけったのも出資理由の一つ。でもこうやって出資した馬って、あんまり走らないんだよなあ。

1-41-4  1-71-7

続いて関東牝馬。ここでは圧倒的に1−8(母シャクヤク)。私は、当歳のブライアンズタイム牝馬でも、馬体だけならトップの評価をしています(厩舎が好みでないので出資は断念。ちなみに私のBT牝馬の評価順はシャクヤク>ビワナタシュカ>ユーワメルド>ブラッシングインザレイン>トロピカルサウンド。2年後が楽しみ)。
1−9(母シルキーティンク)は、生まれが早いのに、まだまだ子供。初仔ということもあり、ちょっと小さいと感じた。1−11(母ブラッシングインザレイン)も小さく感じた馬。オリエント牧場の中川さんに話を聞くと、「他の馬ともそう差はないし、ある程度大きくなってくるのでは?」とおっしゃっていたが、個人的にはセールストークかなと感じた。それなら1−12(母マローラ)の方がよく見えた。大きさは1−11とそう変わらないものの、筋肉質の馬体はいかにもパワーがありそう。父もアフリートだし、ダートで活躍してくれそうだと感じた。

1-8 1-8  1-91-9

1-111-11  1-121-12

次は関西牡馬。ここではやはり1−17(母シルクフェニックス)。前後の馬が子供だったこともあるが、関西牡馬で1頭だけやけに大人びていた印象を持った(うっすらあばら骨まで見えていたし)。去年のユーワメルド(0−21)に似ているなと感じた。関西牡馬ではこれ1頭が抜けていた。

最後に関西牝馬。ここは打って変わって全馬がなかなかの好馬体。4つのグループでは文句なくここが一番レベルが高いように感じた。ただし、大久保正厩舎の馬は,最近とみに入厩が遅くなっているので、出資対象から外した。他の厩舎だったら複数いったかも。
1−23(母バウンドトゥダンス)は品のある馬体。この父でこの値段は少し高いなと感じたが、走ってもおかしくないだろう。1−24(母ビワナタシュカ)は、去年募集された兄とよく似ている皮膚の薄い馬体。後述するが、兄のいい方に成長しているのを見たので、出資を決めた。1−26(母ルビータイガー)もなかなか良い。私はあまり芦毛が好きじゃないけど(皮膚が厚く見えるから)、この芦毛は皮膚の薄さがよくわかる。今までルビータイガーはビワハヤヒデをつけても芦毛にでなかったが、今回初めて芦毛に出た。結果を出していないルビータイガーだが、ここで流れが変わるかもしれないと感じた。

1-171-17  1-231-23

1-241-24  1-261-26

●CBスタッド
で、例年通りCBスタッド。メンバーにまったく代わり映えがないので、今年はほとんど興味なし。
同時刻にグリーンチャンネルでやっていたシルクキャプテンのレースパドックを見ていた。

●パーティー
夜はまたまたいつもの通りパーティ。阿部代表の挨拶は、「ふがいない成績で申し訳ない」というもの。「天栄効果がもうすぐ出てくるから、暖かい目で見てほしい」とのこと。早田社長は、「早田牧場が身売りに出るという噂があるが、そんなことはない。ただ、万世(新冠支場)は売って、えりもの方に新しく繁殖用の牧場を新設する」ということ。いよいよ初期調教も天栄に移すのだなと感じた。ちなみに、今後早田社長の長男(現在獣医の大学に進学中)が繁殖部門の責任者に、次男が天栄で調教の責任者にしていくらしい。早田社長も吉田善哉さんみたいになりたいのか(笑)?
その他、今年は早田社長と工藤さんの「馬体の見方講座」なるものがあったが、どの馬も「良い」としか言わず物足りなかった。確かに今年の募集馬の欠点は言えないだろうが、もう少し建設的な講座だったらよかったなあ。
続いてお楽しみの抽選会。今年は大幅に商品が増えていたが、それでも私は当たらず。一緒に参加した二人は本田騎手のサイン入りTシャツと福永騎手のサイン色紙が当たったのに…。俺ってこんなにくじ運悪かったっけ?
ちなみに、今年も野平元調教師がツアーに参加されていた。なんと野平先生もシルクの会員になったらしい。去年2頭ほど購入したとのこと。何を買ったかはここでは聞けなかったが、どうも1頭は去年の募集馬シルキーパレードの仔らしい。やっぱ自分が管理していた馬の仔か。孫みたいなものだもんね。
あと、評論家の山野浩一さんもシルクの会員だと早田社長がおっしゃってた(これは牧場で聞いた話だけど)。あのシルクフェラーリを持っているらしい。ってことは山野さんもイライラしながら次の出走を待っているのかな?

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