2004年4月号(2004/04/28発行) |
気分一新、新年度が始まる4月、いよいよバイクの季節ですね。
新しいステージで、月月火水木金金な方も、5月病になりそうな方も、光と風の中を走る気持ちだけでも思い浮かべてみてください。
実際に走れる方は、迷わずGO!です。
今月のトピックス(ちょっと変則的な拡大版になっています)
1.富士五湖ツーリング報告(2004/04/17)
2.ブタ灯燃料
3.知識もリニューアル
4.依頼なのですが
1. 富士五湖ツーリング報告(2004/04/17)
(1)あらまし
koyahiroさん、MASAYAさんのサイトとの合同企画「第1回お友達倍増計画」ツーリングがついに実現しました。
こちら「たぶん日本一」サイトからの参加者は私と夫のみでしたが(泣笑)。
海老名SAで初顔合わせの後、御殿場IC→富士山スカイライン→ミルクランド→富士五湖→道志みち→宮ヶ瀬→厚木と1日かけてのツーリングでした。
…ものすごくペースがのんびりなのは、休憩=おしゃべりタイムを十分に取ったからです。
私がノロいせいではありません、たぶん…。
(2)御殿場富士公園線
青空の下、桜並木をゆったりと走る1台の赤いMonster 800S i.e.。
私の前にも後ろにも、走る車輌はありません。
時折、野外学習をしているらしい中学生が通り過ぎます。
外界よりも少し冷たい風が心地よく全身を包みます。
こんな美しい光景を独り占めしているなんて。
そう、他の人たちは、あっというまに風となって駆け抜けていってしまったのでした。
でも、途中、親切な3人の方が待っていてくれたので、無事に休憩場所(水ヶ塚PA)に着くことができました。
ごめんなさい、みなさん、と思いつつ、うれしい気分で合流してしまいました。
(3)霊園
koyahiroさんは目配り気配りが行き届いて、とってもいいツアーリーダーでした。
でも、道の間違え方は大胆?で、なぜか霊園に突入してしまいました。
とりあえず全員で停車し、富士と桜の景色を楽しんでいたところ、1台の乗用車が入ってきて、運転席から法衣姿のお坊さんが降りてきました。
道に迷ってしまいましてね、と思わず言い訳する我々に、お坊さんはやや困惑気味。
我々が闖入したことに不快感があるわけではなく、どう対応したらいいのか迷っている様子でした。
たぶん少し動揺していたに違いないお坊さんとkoyahiroさんを尻目に、のんきに写真をとる私・・・。
(3)ミルクランド
お昼はアイスクリームで有名な「ミルクランド」で取りました。
豚丼やらミルクうどん(!)やら、食べ終わった我々の食器を、なぜか「ついで」の雰囲気を漂わせて片づけてくれるキレイめのお姉さん・・・。
実は、バター作り体験の講師さんでした。
牛乳の入ったビンを、15分くらい振り続けてバターを作るんですよ、と勧誘してくれますが、15分の肉体労働にオトナたちはおそれをなして、参加は小学生の女の子一人。
それでもバターお姉さん、絶妙なトークで、女の子とのコントのような会話の中、ビンを振っていました。
見ているだけでもかなり面白かったです。
(4)道志みち
暮れなずむ道志みちは、緑豊かなワインディングでした。
先頭のkoyahiroさんを追う私は、みなさんの予想通りのスローペースです。
峠は巨大なスラローム、軽快に!
と、いつも後から思うのですが、走っている最中は、多少よろけているような気がします。
私の後ろを走っていた方、コワかったのではないでしょうか。
それでも、少しずつ暗くなっていく宮ヶ瀬は、微かに幻想的な雰囲気さえ漂わせていました。
こんな不思議な時間の中で、胸をよぎる思いはひとりひとり・・・。
(5)総括
時間をかけたツーリングだったことで、春の1日を十分に味わえた気がします。
朝の光と風、昼下がりの木漏れ日、夕暮れの影、淡い星明かり、フルコースですね。
盛り上がったり、時にははにかんで黙ってしまったり、参加者のみなさんとも、いろいろな表情を見せ合えた、かな?
走りの方は、ん〜、ごめんなさい、修行します、という感じでした。
もちろん、みなさんオトナのライダーなので、そんなこと関係なく、気持ちよく過ごさせていただきました。
当初の目的「お友達倍増計画」は達成されたものと思います。
またお会いできる日を、楽しみにしています。
2. ブタ灯燃料
富士五湖ツーリングで、いきなりみなさんに指摘されました。
「リアブレーキ引きずってる?」
チェックしてみると、なんと、リアブレーキのランプがつきっぱなしでした。
思い当たることといえば、昨年11月の奥多摩での転倒です。
あの時、実は右ペダルもダメージを受け、ブレーキランプの接続ライン?がずれていたようです。
今まで何とか持ちこたえていたのが、とうとう完全にずれて切断しなくなった、というのが夫の解説でした。
走行前には、最低でも「ブタ灯燃料」(ブレーキ、タイヤ、灯火、燃料)を点検しましょう、と、安全運転中央研修所で「日常点検要領(二輪)」というカンニングペーパー?までもらったのに、不覚でした。
反省してます。
3. 知識もリニューアル
「たぶん月報 11月号」での誤りをご指摘していただいてから、自分の交通知識にちょっと不安を感じるようになっていました。
思えば学科教習を受けたのは前世紀、18年以上前です(!)。
自分の免許証が「青」なのに、何で5年も有効なのかさえわかりません。
というわけで、会社帰りに教習所に寄って学科教本を購入、読み始めました。
感想は「・・・難しい。」
例えば免許制度に関するところ、こんなにややこしかったのですね。
普通免許のある人が普通二種免許の仮免許で練習するケースってありえないの?会社の中を走っている120トン台車(自重43トン)は、どの免許で運転できるの?大型二輪の免許を取ったら、その直前についた普通二輪の違反点数はどうなるの?etc.
標識にしたって、どういう場所によくあるか、すぐに思いつかないものもあります。
こんな調子で最後まで読んだら・・・と、ちょっと不安になってしまいました。
4. 依頼なのですが
「安全運転研修記!」(←「新撰組!」を意識したのですが、わかりにくかったですね)では触れなかったのですが、実は研修中、夫と私は、安全運転中央研修所の紹介ビデオを撮影していた方にインタビューされました。
「どうして参加したのですか?」「一番良かった項目は?」
といった質問に回答しているところを撮影されたと記憶しています。
ここで依頼なのですが、もし、この紹介ビデオをご覧になり、私らしき人物(ゼッケン2番、アルパインスターズのジャケット)を見かけたという方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報下さい(メールはtsurubara@kinet.or.jpまで)。
「たぶん掲示板」に書き込んでいただいても結構です。
インタビューって、たぶん何十人も撮影して、その中から良いのを一人か二人選ぶのでしょうから、登場していない可能性の方が高いと思いますが。
「ブタ灯燃料」から、何となく思い出して、気になってしまいました。
よろしくお願いします。
それでは5月も、無事故無違反で行きましょう。