けふの出来事
12月前半の日記
10/12/15(TUE)
常々、看板の「長」の字が気持ち傾いていて、縁起悪いなあと思っている池袋の長期信用銀行の横にある芳林堂池袋店にて、書籍購入。「NIPPONアイドル探偵団'99」(北川昌弘+T.P.ランキング編著/宝島社/¥1429)「母ちゃんごめん普通に生きられなくて」(山本太郎/ぴあ/¥1100)の2冊。
「NIPPONアイドル探偵団'99」(以下アイ探)はメディアに登場する女性アイドルを1位から1234位まで独断と偏見でランキングを付けるというずいぶん乱暴な本である。この本に関しては甘酸っぱい思い出を所有している。
長野の片田舎から花の大都会東京に大学受験で上京したときの事、噂に聞く本の街神保町ってところに行かねばなんねえということで、行きました。ああ、行ったさ。そこの書泉グランデという書店でこの「アイ探」を見つけた時、私は思った。
「なんたる密度の濃い情報量、さすが東京は日本の情報発信基地だああ!」一も二もなくその本を購入し、カバーをかけてもらったことはいうまでもない。迷惑そうな高校の友人T沢にその感動を饒舌に語ったことを覚えている。それから年に1度のお楽しみ、既に6冊めとなった。
ここで非常に共感を得にくいノスタルジーついでに、初めて買った94年から全部引っぱり出してみた。この年誰が1位かというのも世相を反映している。
94年:内田有紀
95年:常盤貴子
96年:ともさかりえ
97年:菅野美穂
98年:広末涼子
99年:榎本加奈子
お気に入りのアイドルが何ランクアップした、ダウンしたと一喜一憂したりしたものだ。
山本太郎の本はまだ読みおえてないのでまた後日。
back ground TV:「ソムリエ」(cx)
10/12/14(MON)
「コンピュータ悪のマニュアル」(H&Cクラブ/データハウス/¥1900)読破。ハッキング、メールボムのだし方など、アングラワールドの入門書と自己防衛書と言ったところか。それにしても、違法ギリギリ、もしくは思いっきり違法行為の数々がこうも簡単に実行に移せるということに驚きである。個人情報もプライバシーもヘッタクリもないとはこのこと。
エミュレータでファミコンゲームを取り込む可愛いものから(実は可愛くないのかも)、ウイルスの入手方法といったものまで、パソコン世界は奥が深くて恐ろしくさえある。透過gifが作れない〜と嘆いている自分はまだまだその域まで達するには程遠い。(って、やるつもりか)
back ground TV:「今日の料理(再)」おせち料理の作り方(NHK教育)
10/12/13(SUN)
たまの日曜日、昨日徹夜で飲めや歌えやで帰宅が朝6:30。そのまま寝て、起きると夕方4:00。休日をここまで無為に過ごすことも珍しい。学生時代を思い出す。
テスト前、一夜漬けの毎日だった。夜11時過ぎから始めて深夜ラジオを聞きながら朝刊が来るまで勉強し、昼に起きて試験を受けに行く。その毎日。日光を見ないで生きていた期間もあった。あんな生活をしていて、よくも今自由がきかないサラリーマン生活ができるなあと、感慨深い。
朝早く起きて、行きたくもない職場に行って、会いたくもない人にあって頭を下げ、夜遅く帰る。 労働とは自由の束縛、隷属的行動である。「労働の喜び」が自己の内部から発露する感情だと言うのが近代資本主義の理念だが、それは、初期近代に作られた理念であり、その正体は他人からの承認を欲望する外部からの感情に他ならない。「近代の労働観」(今村仁司/岩波新書/¥640)より。
しかし、そうは言っても労働をしなければいけない現状において、「それを言っちゃあおしまいよ」ではないだろうか。労働意欲の正体に敢えてふたをして、あしたも出勤するのだろう。
10/12/11(FRI)
カラオケで、アニメソングを歌うのは是か非か。今日、会社の同僚とカラオケーションへ行ったが、その中の出来事。部屋の中の全員が「来てよ、パーマン〜」の大合唱。何かひいてしまう自分がいる。なぜでしょう。
懐かしのアニメソング。モニター一面に広がる、異常にひらがなが多い歌詞。2番以降全く聞いたことが無くなる。助けてええ。
しかし海援隊の「あんたが大将」を歌っている男には言われたくないでしょう。
10/12/08(MON)
昼休み、池袋で食事をすまし、西口近辺をうろうろしていたら、風俗の客引きが、「お兄さん、お遊びしてかない?」と、わりと小声で勧誘して来た。しかも2回。別にこちらはいかにも暇を持て余してまっせ、という格好をしているわけでもなく、スーツ姿。
そんな時間から、風俗店に入る人がいるのだろうか。そういった業界を別に差別するわけでもないし、風俗に行くのは穢れていると考えているわけでもない。風営法で夜12時以降の営業が禁止されている現状もあるだろうけど、しかし、真っ昼間からはないだろう。ランチが終わったばかりでっせ。
昼は昼、夜は夜、そういうメリハリが人生を豊かにするのではないのでしょうか。たまに昼間から酒を飲む時の罪悪感、もしくはデカダンス。こういう経験は普段その昼夜の区別をつけているからこそだと思う。最近なんかごちゃごちゃして来ている気がします。なんてな。(byいかりや長介 踊る大捜査線にて)
10/12/07(MON)
昨日買った「ビジネス版悪魔の辞典」(早稲田大学ビジネススクール教授 山田英夫著/メディアファクトリー/¥950)を午前中で読み終わる。さすがに950円で文字数が少ないだけはある。この本はその名の通りアンドローズ・ビアズの「悪魔の辞典」のノリで現在の日本の企業社会を皮肉っている。
例えば「人事部」:人生を決する非常に重要な事を、「ヒトゴト」として扱う部署。
難解な経済用語が多々あったが、たぶん、日経新聞を斜めに読んでいる人はクスクス笑えるんだろうなあ。だんだん会社で働くのが馬鹿馬鹿しくなってくる本である。
「資料」:金曜日の夕方になると、役員が突然欲しくなるもの。休日出勤して社員が必死に作るが、月曜日にもらった時は忘れている。
帰宅途中、女子高生に「成増駅どっちですか?」と聞かれる。何か最近うちの近くで道を聞かれることが多いが、成増はラビリンスにでもなったのだろうか。その女子高生に、「あっち行って下っていけば、線路見えるから」と答えたが、かなりあいまいな返答だったと今さら反省。自分のホームグラウンドですら満足に説明できないのか。自己嫌悪。
10/12/06(SUN)
昨日とは一転してピーカン。洗濯を決行し、午後は池袋をぶらぶら、略してブクブラする。
東口のグリーン大通りの歩道は相変わらずの人だかり。私の郷里の父親がベタながらも「なんか祭りでもあるのか?」と言った気持ちも良く分かる。そこで後ろを歩いていたカップルの女の方が「キャ〜、サンタさんだあ。」と言う甲高い声が聞こえるので、見ると、ど〜みてもサンタの格好をしたティッシュ配りのバイトのにいちゃん。おいおい、ずいぶん貧相な季節の風物詩やなあと、心の中で突っ込む。
ジュンクで本を買って、つい時間もあるので、マンガ喫茶に入る。3時間も「鉄鍋の醤」(週刊少年チャンピオン)と「アストロ球団」(週間少年ジャンプ)を読んで、その週末の使い方に自己嫌悪。失意のままラーメン食べて帰る。冬の池袋で休日を過ごす。
日経エンタ!1月号(日経BP)を読破。SPEEDのインタビュー記事で仁絵ちゃんがアフロになっていたので、「あ〜あ、方向間違えているよ。誰か注意してあげなきゃ。」と思う。来年ソロでCDを出すらしい。芸能界で私ががんばって、負けないでとエールを送りたいのは、モーニング娘。でもポケットビスケッツでも無い。新垣仁絵その人だろう。
10/12/05(SAT)
今日は起きたら雨。週末洗濯をするというコンプリートプランはもろくも崩壊。格闘女神アテナ(cx系 14:00〜16:00)を見ながらhtmlテキストを作成する。先週日曜深夜の格闘女神アテナを録画したものをその前に見たばかりなので、興奮度も倍増。ZAP伊藤と渡辺が裁恐軍にめった打ち。どうする全女。どうするZAP。全女の島袋寛子こと脇沢と納見もがんばれ。特に納見。
雨の中、近くのスーパーで買い物をして外に出ると、「成増小学校どこですか?」とスーツにちょっと高めのヒール、眼鏡をかけたお姉さんに道を聞かれた。一番近くの小学校の場所を教えると、そのお姉さんは行ってしまった。しかし良く考えるとあの小学校は「成増が丘小学校」。後で調べると駅の反対側に成増小学校はあった。もしそっちだったら、ごめんね。お姉さん。
ちなみに、先日もこのスーパーから外に出ると、自転車のスポークに別の自転車のペダルがはまってとれなくなって困っていた女の子がいたので、手助けをした。するとそのペダルの方の自転車の持ち主の男性が来て3人で分離に成功。あのスーパーには困っている人が多いのだろうか。
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