けふの出来事




01 4月後半の日記


13/04/29(SUN)

 ゴールデンウイークも始まり、その初日、大学時代の先輩後輩合計8人で、伊豆稲取に1泊2日で遊びに出かけた。
 車2台に乗って、着いたのは、民宿「田村丸」。
 この宿は、全国民宿オールガイドの稲取温泉民宿の欄の中に民宿名と電話番号が載っていたのだが、ここに宿に温泉があるという温泉マークがあったので、出発3日前に予約。それで空いていて、しかも1人8000円(消費税・入湯税別)。
 一抹の不安を抱えながら、到着したこの宿は、3階建てで1階が磯料理屋となっている。物置きと化している階段を登り、部屋に通されたとき絶句。色褪せた畳とふすま、一続きになった6畳・6畳の奥にある12畳寝室は薄暗く、裸電球。寝室のテレビはスイッチを入れても満足に映らない。
 そして、「露天風呂」と銘打った風呂を見て、また絶句。露天風呂を作ってみたはいいが、隣にアパートが立ったのでトタンで囲いをしたというその風呂は、洗い場が3人、浴槽が2〜3人入れるが、入り口・洗い場・湯船と一続きになっていて、うなぎの寝床状態。そして、シャワーからお湯が出ないという恐ろしさ。それに加えて脱衣場と風呂の間の扉が立て付けが非常に悪く、宿のおばさん曰く「GW明けてからじゃないと大工さん来ないのよう。」とのこと。我々には関係ないだろう!と思う。
 そんな非道い宿にうっかり泊まってしまって、暗たんたる気分は否めなかったが、さすが港もある稲取で磯料理屋をやっている民宿だけあって、夕食は刺身や煮付け、稲取名物金目ダイの味噌汁など魚料理がふんだんに出て、けっこう美味しく頂いた。それだけが救いだった。それにしても食事をした座敷にはかなり最新式っぽいカラオケ設備があったが、そんなものに設備投資をするよりも、部屋のテレビを買い替えるべきである。  寂れた温泉街の稲取では遊ぶところも当然なく、部屋で飲んでその後、近くのカラオケスナツクにくり出したところ、地元の威勢のいい若い兄ちゃんともめてみたりするという、出来ることなら不要な想い出ばかりが増えた貴重な旅行だった。
 帰りは伊東の「潮望の湯 和煦和煦(わくわく)」という立ち寄り湯に寄る。1人1600円を取るだけあり、タオルも貸してもらえ、風呂も露天風呂・打たせ湯もあり、温泉に入った!という気分を今回初めて味わえた。シャワーからお湯も出た。
 今回の教訓。GWの宿は早目にきちんとパンフレットとか見て予約しましょう。風呂のシャワーはお湯が出るか確認しましょう。


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