けふの出来事
00 6月後半の日記
12/06/26(MON)
月曜日平日にもかかわらずお休みを取った。かといって天気も良くないし、日曜日は選挙のせいで3連休でどこかに行く計画を立てられなかったので、今日ぶらっと、映画でも見に行く。
最近、近くに出来た東武練馬のサティを侵攻。サティ自体はよくあるような1階が食料品でその上が衣服売り場があって、最上階に食堂街があるという形の総合ショッピングセンターだが、この最上階にワーナーマイカルシネマ板橋がある。今流行りのシネコンである。ロビーは真っ暗でほのかな照明があるのみ、ポップコーンやソフトドリンクの売店とチケット売り場、そしてスクリーンが12個ある。
それだけスクリーンがあると座席数少ないんだろうな、とたかをくくって入場すると、かなり広い。そしてスクリーンがデカイ。ららぽーとシネマ志木とずいぶん違う。
そして当然平日の午後の映画館、めちゃめちゃ空いていた。15人くらいしかいない。悠々鑑賞。
鑑賞した映画は「エリン・ブロコビッチ」(ジュリア・ロバーツ主演)。学もなく3人の子持ちで2回の離婚歴のエリンが大企業が水質汚染をしているのを暴き、アメリカ史上最高の和解金を勝ち取るという話。
ジュリアはやっぱり可愛い。アメリカの女優ではジュリア・ロバーツとジョディ・フォスターだろう。キャメロン・ディアスは足下にも及ばない。そして科学技術の粋を集めて作られた寄せて上げてブラによるナイスバディとそれを強調する衣装も見物。
話は実話をもとにしている。これは一見、エリンと被害にあう原告団対大企業という図式かと思いきや、実際は学歴もなく子持ち、離婚歴が2回あり、金もないエリンが強者たる社会に女の武器と啖呵で立ち向かうという話のような気もする。あまり大企業との闘いが表に出ず、例えば一緒に訴訟をすすめるエリート女弁護士をギャフンと言わせるシーンがあったりする。
エリンの下品な口調が字幕では伝わりづらかった。これがネイティブだったらもっとそのエリンの性格などがよくわかるんだろうと思う。センスのいい吹き替えだと雰囲気出るんだろうな。
back ground TV:「ニュースステーション」(テレ朝)
最近の読破本:「ZAI」8月号(ダイヤモンド社/¥500)
「こんな経営手法はいらない」(日経ビジネス編/日経BP社/¥1400)
12/06/25(SUN)
第42回衆議院議員総選挙、今日は投票の日。小雨混じりの中、貴重な一票をガツンと投じる。そしてその結果をテレビの前にかじりついて見ていた。
投票に行った雰囲気では結構人が来ていて投票率も高くなろうかという気もしたが、12時の時点で11%くらいだった。結局投票率は62・49%と過去2番目の低さ。無党派層は本当に寝ていたような感じである。
そのせいか、選挙結果は連立与党の絶対安定多数の確保、民主の躍進。自民党は「森内閣は信任された」と言うし、民主党は「軒並み議席を減らした与党は不信任された」、そして共産党は「中傷ビラ1億枚の謀略のせいで負けた」とのたまう始末。結局どこも勝っていない選挙(田原総一朗談)だった。
テレビ朝日の選挙速報はやけに当確情報が早く、久米宏と田原総一朗が「共産党はねえ綱領変えなきゃだめだよ」とかいつもの調子。フジは党首を形どったCGの趣味が悪く、日テレは何故優香?テレ東はやる必要あるのか?そして「総選挙.com」って・・・
夜中になってテレ朝の朝生方式で各党の代表が集まって討論。このテレビを見ながらインターネットで総選挙関係の掲示板を見ると、自民党鈴木宗男に厳しいツッコミが入っていたり、両方見ながらは結構面白い。新しい選挙の楽しみ方と言えよう。
12/06/19(MON)
昨日に引き続いての読書感想文。
「Quick Japan」Vol.31(太田出版/¥900)。書店の平積みで表紙の「拝啓椎名林檎様」に惹かれてぱらぱら見てみると、椎名林檎ネタ、松尾スズキと奥菜恵の対談、「バトルロワイヤル通信」と、私のサブカルの趣味嗜好をピンポイントで突いているので思わず購入。
椎名林檎特集はどうやら本人には取材できなかったらしく、林檎様に宛てたラブレターといった内容。福岡時代の友人のインタビュー、マニアックな椎名林檎大事典など。
QJで連載をしている大人計画松尾スズキが公演している「キレイ」という劇で主演する奥菜恵と対談。松尾氏の文章は陰鬱とした中に世の中を見透かしたようでかなりフェバリットなのだが、演劇は見たことない(こっちが本職なのに)ので、見にいこうかなあ。
「バトルロワイヤル」とは太田出版から出ている、中学生のクラスメート43人が無人島で殺し合いをするというホラー?小説なのだが、これが映画化され深作欣二監督がメガホンをとるとのこと。どう映像化されるのか楽しみだ。
QJは基本的にはマニアック音楽ネタが多く、飛ばし読みするところも多いが、鳥肌実のインタビューなどあったり、けっこうおもしろいことを新発見。
badk ground TV:「ワールドビジネスサテライト」(TX)
12/06/18(SUN)
読破本紹介ばかりではなんなので、久しぶりに読書感想文。
「本当はこんなに恐い合併企業」(吉田幹夫/東洋経済新報社/¥1500)。スーパーマーケット業界で2度の合併を経験した筆者による、自分の会社が合併されたときに生き残るための本。
今、M&A流行りでリストラクチャリングの一手法としてもてはやされているが、本当はいいことづくめじゃない的な切り口で書かれているんだろうなあ、と思って買ってみた。しかし、対象が実際働く社員、特に吸収合併される側の社員なので当初の予想から期待外れなのだが、それでも一サラリーマンとしては面白かった。
吸収合併した方の会社の社員を「占領軍」と呼んで、占領軍の陰湿ないじめや、窓際に追いやられたり、被吸収合併企業内で密告したりするのを、筆者の体験や聞いた話などの事例をまじえて紹介する。そんな苦境から立ち直る人、立ち直れない人。結局は変に策を弄したり、保身に走り回るのではなく、新しい環境に対応し、まじめに仕事をしなさい、ということ。そりゃ合併企業に限ったことじゃないだろうけど。
「サイゾー」7月号(インフォバーン/¥690)。今月号の特集は「最先端お仕事の真実」。今話題のカタカナ職業をバッサバッサ切り捨てる。そして、ジャニーズネタを追い掛ける数少ないメディアたるサイゾーは今月も「ジャニーズの噂・判定会議」で女性誌やスポーツ紙、ワイドショーで騒がれたあの噂この噂が本当かどうかを判定する。こんなにジャニーズがらみの噂(誰と付き合ってるとか)があるのかとそっちにびっくり。
一番気になった記事は「経済のニュースが面白いほどわかる本」の著者の塾講師細野氏、予備校の生徒をスタッフとしてタダ同然でこき使っているとの記事。好青年風には似つかわしく無いどろどろした素顔にびっくり。
back ground TV:「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」(日テレ)
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