けふの出来事
01 6月後半の日記
14/06/17(MON)
4か月ぶりのけふ出来。
やったりやらなかったりのほぼ週刊!ブッキングオン。
過去の日記を見返してみたら、1年ぶりだった。
「法と正義の経済学」(竹内靖雄/新潮選書/¥1200)
社会的正義というものを声高に唱え、人権をふりかざす「人権派」を一刀両断。「正義とは不正のない状態であり、不正とは、ある人が他人から危害や不利益を受けること、不正という状態は誰にとっても「よい状態」ではないので、人はその不正を排除し、不正のない普通の状態に戻ろうとする。それが正義の回復である」として、死刑廃止論も戦争反対論も心神喪失者の刑事責任も陪審制も全て、それが一番不利益を受けない状態とはどういうものかを考える。結局人権派が言っているのは、ただの感情論に過ぎないことがわかる。
「現代思想の遭難者たち」(いしいひさいち/講談社/¥1800)
ヘーゲル、ニーチェ、ウィトゲンシュタインにフーコー、ドゥルーズまで、現代思想の哲人たちが「がんばれタブチくん!」と同じように4コママンガでパロディに。なんでサルトルが入っていないのかが不思議。一番キャラが立ってそうなのに。
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