けふの出来事
00 7月前半の日記
12/07/13(THU)
7月13日から4日間、九段が熱い。みたままつりである。さっそく会社帰りに寄る。左手に武道館を眺めつつ靖国神社の大鳥居をくぐる。そこはもう縁日。綿飴や金魚すくいやりんご飴みたいなスタンダードなものからイワナの塩焼きや韓国チヂミ、おそらく版権をクリアしていないであろう遊戯王のカードの屋台まで多種多様。
学校帰りの女学生や浴衣を着込んだお姉ちゃんがかき氷や水風船を持って歩いている、夏の風物詩をかきわけて拝殿に向かう。大献灯が両側を囲んだ白砂利を通り抜け、神門をくぐると年齢層がぐっと上がる。両側に灯篭が奉納されていて、ひとつひとつ見て回る。ヤクルトスワローズの選手や大相撲の関取も奉納している。(スワローズの選手は「努力」とか灯篭の文句がどうも卒業文集の寄せ書きみたいだし、関取はただサインのみ。)
その横では「軍歌の集い」みたいなカラオケ大会。しかし、聴こえてくるのは「箱根八里の半次郎」とか「孫」といった最新ナンバーばかり。ただのカラオケ大会。
拝殿にて国家の安寧を祈願し、大献灯¥10000、小献灯¥2000ということで、せっかくなので小献灯を奉納する。これによってまつりの間中、高さ20センチ×横10センチ×縦10センチの小献灯に名前を入れてもらい飾ってもらえるのだ。拝殿に向かって左、南門から入って左の方に献灯される。なんと素晴らしい。もう一回行って確認したくなった。
back ground TV:「どっちの料理ショー」(日テレ)
最近の読破本:「すぐわかる株式投資2000年度版」(日本経済新聞社編/日本経済新聞社/¥1600)
「SAPIO」7・26号(小学館/¥400)
12/07/08(SAT)
台風一過、昼からからりと晴れて、絶好のテニス日和となる。
昼すぎから5人ほどで始める。ひさしぶりのテニスとなったが、気温も高いので、体もすぐほぐれ、汗が噴き出してくる。しばらくかいていない良い汗をかいた。
アフターテニスに食すかき氷は最高に美味なり。
back ground TV:「進ぬ!電波少年」(日テレ)
最近の読破本:「正論」8月号(産経新聞社/¥680)
「日経エンタテインメント」8月号(日経BP/¥580)
「格闘技通信」8・8号(ベースボールマガジン社/¥660)
「セキュリタリアン」7月号(防衛弘済会/¥525)
「大甲子園9巻」(水島新司/秋田文庫/¥581)
12/07/02(SUN)
今日もビデオ鑑賞。「リトル・ヴォイス」(ジェイン・ホロックス主演)というイギリス映画。
父親を死に別れて母親と二人暮しの「リトル・ヴォイス(LV) 」とよばれる少女(ジェイン・ホロックス)。自閉症ぎみのLVは2階に閉じこもり一日中父の集めた古いレコードを聞いている。彼女はレコードの声色をそっくりに真似して歌える才能を持っており、そこに目をつけた母親の恋人であるショービズのマネージャーがナイトクラブのショーに出して、LVは大喝采を浴びる。配線工事に来て仲良くなった電話工事の配線工のビル(イワン・マクレガー)は母親やマネージャーが無理矢理ショーに出させようとするのを心配したりする。家が火事になり、母親がレコードを壊したので、大きな声で母親に反抗し、ビルのもとへ外の世界にみずから飛び出して行くという話。
このLV役のジェインが実際に全ての歌真似をやっていて、イギリスのヒロスエ似のコージー冨田と言ったところか。マリリンモンローとか昔の曲をそっくりに演じるのだが、いかんせん本ネタがわからないビジーフォーの洋楽モノマネの状態。これがわかればもっと面白いのだと思う。
back ground TV:「料理バンザイ」(テレ朝)
最近の読破本:「よく解るニッポン崩壊地図入門」(高田明典/夏目書房/¥1900)
「株式投資儲かる銘柄選びのデータ活用法」(花岡幸子/かんき出版/¥1400)
「SAPIO」7・12号(小学館/¥400)
12/07/01(SAT)
週末はビデオ鑑賞。「バッファロー’66」(ヴィンセント・ギャロ主演・監督)。
ヴィンセント・ギャロが主演から監督から音楽までやった映画。刑務所から出てきたばかりのビリー(ギャロ)は、結婚して仕事も成功していると親に嘘をついている。出所して両親の家に行こうとするが、「嫁も連れて行く」と勢いで言ってしまい、その辺を歩いている女性レイラを拉致して、嫁役を演じさせる。そのうちその二人には愛情が芽生えてくるという話。
小心でそのくせ虚勢を張って、親や友人とも衝突する。親に送る仲良いツーショット写真を撮るときも、レイラに触ったりキスしたりさせなかったりするという神経質さを持っているというこのビリーという若者の役どころをギャロは好演。
ビリーはアメフトの賭け試合でバッファローに賭け、負けて賭け金を払えなくなったので、胴元の知り合いの代わりに刑務所に入るはめになった。バッファーローのウッド選手がわざとキックをミスしたから負けたという噂を聞き、ウッドを殺そうとする。
ビリーが徐々にレイラに心を開き、結局ウッドを殺すことを辞める。ウッドを殺さずに戻ってきて、レイラのためにうきうきハイになりながらココアやクッキーを買っていくシーンでは、「絶対最後にバッドエンドだ。そのフリに違いない」と信じて疑わなかったが、ハッピーエンド。全体が薄暗い映画に似つかわしくない終わり方。そこがびっくり。
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