けふの出来事
01 7月後半の日記

13/07/21(SAT)
海の日を含めた3連休。そして梅雨も明けて夏休みの本格的スタート。
大学の先輩・後輩と男4人にして、熱海市網代の海へ向かう。
海水浴場で潮風と紫外線に戯れ、泊まった宿では船盛りに舌鼓、浴びるほどウーロンハイを飲んで、充実した休日を過ごす。
しかし、次の日ただ太平洋ぞいを車で行くのも芸がないと、山梨経由で東京に向かったところ、悲劇的事態が。山梨は河口湖沿いを走ると、名物を食すといえばほうとう。看板も頻繁にあり、駐車場にも車が満載、流行ってそうな「ほうとう不動」にて食事をすることになった。
中は民芸調の店内、かなり期待を持たせる。しかし、そこからその期待を悪い意味で裏切る事態がおこる。まず、数グループが席への誘導を待っており、数分待って、店員に「何名様ですか?」「4人です」と答えると、そのまま店員は厨房へ。ほったらかし。個人的興味での質問だったのだろうか。結局別の店員に同じ質問をされ、誘導され、着席。
メニューは馬刺しやいなり寿司などのサイドメニューがあるものの、メインは「不動ほうとう」1品(1000円)のみ。当然のごとく、4人前の注文。店内は450席あるほどの広い空間だが、その割には店員が少ないそして、バイトらしく個個人のポテンシャルが低い。灰皿を2人に頼んでも全く持ってくる雰囲気がなく、セルフサービスを敢行。お冷やも出てくる気配なく、セルフサービスを敢行。
先輩がほうとうプラスライスを注文したところ、ほうとうが来ないにもかかわらずライスだけが早々(水も来ないのに)到着。しかも箸はなし。
2時ころ入店して、40分ほど待ちぼうけなので、店内を観察していると、その構造的欠陥が次々と発覚。そもそも、社員らしき人ががんがん走って注文を受けたり、レジ打ちしたり、がんばっているのだが、その他のバイト乃至パートがそのがんばりを帳消しにするほどの使えなさ。客のリクエストを受けて、別の仕事をしていると、確実にそのリクエストを忘却。「あれ?灰皿は?」という状態になるのである。
鉄鍋に入っているほうとうは、厨房を見ると、明らかに具材を鍋に投入、火に掛けて煮るだけなのに、その割には出てくるのは遅いし、店員は両手で2つしか持って来れないのでなかなかメニューが到着しない。ふと他の席を見ると、片付けもままならず、厨房の横には洗っていない鉄鍋の山。
そして、やっと来たほうとう。1個だけ。店員曰く、「とりあえず1個だけ出来たんでどちらに置きましょう。」最後のほうとうがやってくるまで10〜15分くらいのタイムラグ。同じメニューなのにその時間差攻撃は何なんだと。しかも、ほうとうがやって来て、付属物たるれんげが来ない。またしてもセルフサービスを敢行。敢行しっぱなし。本当に自ら、厨房でコンロに火をかけたい。そんな衝動に狩られまくり。
そんな酷い仕打ちを受けて、そのほうとう、どんなに旨いかと思いきや、ただただ普通のほうとう。無言で食して、食べ終わるや否や店を出て3時。きっちり1時間かかる。
ランチタイムをはずしているのにもかかわらず、この状態。昼時はどんな惨劇が繰り広げられているのか、他人事ながら心配になった。
観光客相手にあこぎな商売。これまで順調な旅だっただけに、そうは問屋がおろさないと、旅行の神様の思し召し。
back ground TV:「27時間テレビ」(cx)
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